意外な場所で事故多し!? “駐車場”における2つの注意点

駐車場トラブルは少なくない! 実際に裁判にまで発展した事例とは? [拡大する]

駐車場トラブルは少なくない! 実際に裁判にまで発展した事例とは?

 楽しいドライブに出かける際に、事故は必ず避けたいもの。それでも、目的地に着いた安心感や早く降りたいという焦りから注意力が散漫となり、駐車場でトラブルに遭うケースも少なくない。そこで今回は、実際に裁判にまで発展した事例から2つの注意点を紹介する。

【1】故障機器を見逃さないようしっかり後方確認!

<事故内容・判決>
 2010年12月2日夕方、東京都世田谷区のコインパーキングに乗用車がバックで入庫しようとした際、故障で上がったままのフラップ板(ロック板)に接触。駐車場の管理会社を相手取り、約16万円の損害賠償を求めた。その結果、管理者には「すみやかに補修・事故防止措置を講じる責任があった」として、6万円の支払いが命じられた。また、「後方をよく確認せずにバックした運転者にも落ち度はあった」として、ドライバーにも3割の過失が認定された(2011年8月10日東京地裁判決)。

【2】順番待ちでは“ゆずりあいの心”を

<事故内容・判決>
 2012年2月29日午前、熊本県宇城市の銀行駐車場で衝突事故が発生。原因は、乗用車2台が同じ駐車枠に進入したことだった。前進で進入したAが原告、バックで進入したBが被告となったが、実はBは先に入ってきていたため、裁判ではAに「漫然と進行した過失がある」と指摘。一方、Bも「後方確認を十分にしなかった」として、過失割合はAが6割、Bが4割と認定された(2013年5月14日熊本簡裁判決)。

 事故当時、身体障害者用の駐車枠以外で空いていたのは、事故のあったこの駐車枠のみだった。「順番待ちはしたくない」という想いから起きてしまったトラブルといえるだろう。

 事故処理やその後の裁判などに多くの時間を費やすのは避けたいところ。2つの事例を踏まえて、安全意識を高くもってドライブを楽しもう。

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