貴重な自転車と車がトラブル… 賠償額はどう決まる?

プロのロードレーサーが所有する”数量限定”自転車の事故事例を紹介 [拡大する]

プロのロードレーサーが所有する”数量限定”自転車の事故事例を紹介

 車を運転する際、事故を起こす可能性は誰しもゼロではない。相手も車からバイク、自転車など様々だ。なかには、貴重な車両が相手になることもあるだろう。そんなとき、損害賠償額はどう決まるのか? 今回は、イタリアで作られた数量限定の自転車の事故事例を紹介しよう。

<事故内容>
 2009年7月3日午前、京都府内の府道を自転車3台(A、B、C)が一列になって走行。五差路の交差点に差しかかったとき、乗用車が左方から進入しようとしているのが見えたが、停止していたため、3人はそのまま進行した。だが、乗用車は急発進、直後に急停止。これを先頭のAは寸前で避け、Bも急停止したが、Cは止まりきれずにBに追突。これにより、Bの自転車が損傷した。

<判決>
 Bは乗用車のドライバーに対し、損傷した自転車の修理費用など約88万円を求める訴えを起こした。

 実は、Bはプロのロードレーサーで、乗っていたのは全世界で限定20台のイタリア製の自転車だったため、裁判ではその価値について争われた。ドライバー側は「プロレーサーの自転車の耐用年数は1〜2年」と主張したが、事故までの間に2度しか乗っていなかったことなどから「一般の自転車と同等の5年」とされ、減価償却率や新品価格などを踏まえ、時価額は約74万円と算定。

 また、適切な車間距離をとるようCに指示していなかったBにも落ち度があるとされ、過失割合をBが20%、乗用車のドライバーが80%と認定。ドライバー側には約65万円の支払いが命じられた(2012年4月19日大阪地裁判決)。

 事故相手によっては、もっと多額の損害賠償金を支払うことになるケースもある。何が起きても対応できるよう、あらかじめ補償は充実させておこう。

監修/新橋IT法律事務所 弁護士・谷川徹三氏

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任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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