住宅ローン、審査で落ちる人に共通する「4つの事情」

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審査をスムーズに通過するためにも“4つのポイント”をおさえておこう

 住宅ローンは、金融機関の審査にクリアして初めて借入れることができる。金融機関は借り手の年齢、勤務先、雇用形態、年収、勤続年数、預貯金などの資産状況、担保となる物件の価値など多くのチェック項目から返済能力があるかどうかを審査する。

 審査基準は金融機関ごとに異なり、A銀行で審査に通らなくても、B銀行ではOKが出るということもある。ただし、金融機関の審査基準は公表されておらず、審査が通らない理由は知らされないため、理由がまるで思い当たらないというケースもでてくる。

 そこで今回は、審査に通らないと考えられる理由をいくつかあげていこう。

■住宅ローン審査に落ちると考えられる理由は?
【1】返済負担率が高い
 返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のこと。返済負担率が基準をオーバーすると審査に通らない。年間返済額は、住宅ローンの返済額だけでなく、返済中の車のローンやそのほかのローンの返済額も合計された金額で判断されるので、ほかの借り入れ金額が多かったりすると、返済負担率がオーバーしていることも。

【2】個人の信用情報に問題がある
 金融機関は借り手のクレジットカードの利用履歴や借り入れしているローンの返済状況を信用情報機関に照会することができる。うっかり延滞してしまい滞納している履歴が残っていると程度によってはその情報が消えるまでは審査に通らないこともある。

【3】健康状態に問題あり
 民間のローンは団体信用生命保険への加入が義務づけられている。住宅ローンの申込み時に「団体信用生命保険加入申込書兼告知書」を提出する必要がある。つまり、健康状態に問題があり、保険に加入できない場合は審査に通らない。

【4】転職したばかり
 転職してからの期間が短いと審査に通らない場合も。仮審査から融資実行までの間に転職し、もしもそれが判明すれば融資がされなくなることもあり得るので、転職するタイミングは考慮しておきたい。

 以上が審査に通らない理由といえるだろう。

 そのほか、ずっと使っていなかったクレジットカードの年会費が自覚なく滞納されていたことが理由で審査に通らなかったケースもある。どの金融機関でも審査が通らず理由が思い当たらない場合は、自分の信用情報を調べてみることで理由がつかめることも。「KSC」「CIC」「JICC」などの信用情報機関では、個人が信用情報の開示を窓口またはネットや郵送でも取り寄せることができるので、不安がある人は住宅ローンの審査の前に自分の信用情報を開示請求して把握しておいてはどうだろう。

【文/今関倫子】
ファイナンシャル・プランナー。外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナーを目指し、資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性のお客様から年間のべ200件以上の個人マネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FP Cafe登録FP。

【監修:SAKU】

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