2016年11月14日 09時40分
新車の半額以下で購入可能!? 「認定中古車」のクオリティは実際どう?
アウディなど様々なメーカーが販売する認定中古車。クオリティは実際どうなのか?(写真はイメージ)
各メーカーの厳しい条件をクリアした「認定中古車」をご存知だろうか? 良質な中古車をベースに、各社専門メカニックによる精密な点検を実施した、いわば“メーカーお墨付きの中古車”だ。一般的な中古車よりは品質がよさそうだが、実際どの程度のクオリティなのか? コストパフォーマンスはどうなのか? 特徴をまとめてみた。
オーナーが手放した車のうち、コンディションが良いものを正規ディーラーが下取り、点検や整備を経て販売される認定中古車は、そもそもの状態が良好で、消耗品もメーカーの純正品に交換済み。
また、保証内容が充実しているのも魅力だ。エンジンやブレーキなどの不具合に対し、1〜2年の走行距離無制限保証がついたり、故障などのトラブルに24時間体制で対応するサービスを用意しているメーカーも多い。手厚いサポートも含め、普通の中古車よりも安心感があるのは確かだ。
気になるのは価格だが、こうした“サービス料”が乗ってくる分、通常の中古車よりはやはりお高め。メーカーや車の状態にもよるが、中古車販売店のものと比べると数十万円異なるケースも多く、値引き交渉もしづらい。
それでも、新車の半額以下で購入できるものもある。品質に対する割安感はあるだろう。特に新車の登場から5〜6年が経過し、次期モデルの発売タイミングを迎えた車種は、ぐっと値下がりする傾向があるので狙い目だ。
各メーカーの「認定中古車センター」は全国各地にあり、各社のWebサイトなどで検索可能。今年11月には、ポルシェ正規販売店のマイスターモータースが「ポルシェ センター中大阪 認定中古車センター」をオープンするなど、数も増えている。
センターには、メカニックをはじめ専門家が常駐しているので、アドバイスも受けやすい。高品質な名車をリーズナブルに手に入れられるうえ、サポートも手厚い認定中古車。サービス料に見合う価値は、十分にあるといえるだろう。
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