超低金利時代に“差”を生む貯める習慣

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毎月貯めていく習慣をつけることの方が重要性を紹介する

 昨今は超低金利が続いており、大手銀行の定期預金でも、0.01%程度の金利だ(2017年9月22日時点)。金利が低い中で「0.01%でも高い金利はないか」とリサーチする人もいるかもしれないが、実はそれくらいの差で比べるより、少しでも早く貯金を始め、“毎月貯めていく習慣”をつけることの方が重要なのだ。

■0.01%の金利の差に100万円を預け入れたら?

 例えば、100万円を定期預金に1年預け入れようと思ったら、金利によって受け取る利子の差はどれくらいになるのだろうか。例えば金利が、A銀行では0.01%、B銀行では0.02%だったとする。さて、1年後に受け取れる利子(税引き前)はどうなるのだろうか。

A銀行では、100万円×0.01%=100円
B銀行では、100万円×0.02%=200円

 つまり、その差はたったの100円なのだ。それなら、0.1%程度の金利の差を血眼になってチェックすることよりも、別のことに注力したほうがお金は貯まる。大切なのは「毎月貯蓄をしていく」という習慣をつけることだ。

■まずは毎月貯める習慣をつける

 「お金が余ったら貯めよう」と思っていても、結局余らずに次の給料日がきて、「次こそ、お金が余ったら貯めよう」と思うループにハマってしまう。それでは一向に貯められない。

 そこで、毎月確実に貯めていく習慣をつけよう。ただし、自分で貯めようと思うと手間がかかるので、自動的に貯まる仕組みがオススメ。勤務先に財形貯蓄があればぜひ利用しよう。毎月決めた日に、自動的に普通口座から定期預金口座にお金を移してくれる“自動積立定期預金”もいいだろう。

 月に5000円などと、設定をしてしまえば、あとは毎月勝手に貯まっていく。先に貯蓄分が別取りされているので、普通口座のお金を使い切っても貯蓄は確保される、月5000円なら、1年で6万円が貯まり、10年で60万円になる。一度設定さえすれば、あとは知らず知らずに大きなお金になっていく。0円のままか、60万円になるか、その差は大きな差だ。

■貯蓄習慣がある人は、1割増し、2割増しにしてみよう

 すでに毎月お金を貯めているという人は、その金額を少し上乗せしてみることもオススメだ。例えば、毎月1万円を積み立てていたら、1000円や2000円を上乗せしてみるのだ。それくらいなら、ちょっと意識すればできるかもしれない。もし2000円上乗せしたら、10年間で24万円も上乗せされることになる。金利の0.01%をこだわるよりも、大きな上乗せになる。

 超低金利時代の今だからこそ、毎月貯める習慣が大きな”差”を生む。貯める習慣がない人は、まずは月に1000円でも3000円でも、貯める習慣をつけよう。すでに貯める習慣がある人は、上乗せを意識しよう。それだけで、将来の自分が大きなお金を手にできるはずだ。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。2児の母。これまでに1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材を行うほか、女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修なども行っている。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。公式サイト:http://www.nishiyamamiki.jp/

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