2018年04月07日 11時00分
ペットの毛で掃除が大変! 抜け毛ケアとトリミング
ペットの抜け毛の時期におすすめするケアとトリミングとは(画像はイメージ)
冬の寒さが明け、春の足音が聞こえてきた。次第に暖かくなってくるこの時期は、犬の抜け毛が多くなるシーズンでもある。冬から春にかけ、寒さから身を守るための毛が抜けて、夏を快適に過ごすための新しい毛が生えてくる。春と秋に起こる毛の更新時期は「換毛(かんもう)期」と呼ばれている。今回は、換毛期におすすめのケアグッズやトリミングについて紹介しよう。
■換毛期は日々のブラッシングでケアを
犬種や個体による差はあるが、換毛期に入ると、掃除が追いつかないほど毛が抜け落ちる。掃除の負担を軽減し、愛犬の健康を守るためにも、日々のケアは大切だ。家でできるケアの代表格としては「ブラッシング」が挙げられるが、換毛期におすすめのアイテムは以下の通り。犬種や目的によって使い分けよう。
・ピンブラシ
長毛に適したブラシ。長めのピンが毛のもつれをほどき、抜け毛、ホコリ、フケを取り除く。
・スリッカーブラシ(ハード)
ピンブラシに比べると、ブラシのピンが鋭く硬いため、毛玉や抜け毛を取り除くには最適。
・手袋タイプのブラシ
手にはめて犬をなでることで、抜け毛を取り除くアイテム。ゴム製のブラシに抜けた毛が吸い付くため、比較的後片付けが楽になり、掃除の手間も省ける。
■換毛期に試してみたいトリミング
日頃のケアに加え、季節の変わり目にはおしゃれなカットを試してみるのもいいだろう。たとえば、トイプードルであれば、ボディの毛は短めにカットして、顔周りをすっきりみせるアフロカットにすると、さっぱりとキュートに仕上がる。また、エレガントな長毛が特徴のヨークシャテリアや、もふもふした毛が可愛らしいポメラニアンは、ボディをバリカンでカットして、顔周りの毛を長めに残す「ライオンカット」も人気。可愛らしく、お手入れの手間も省ける。
ただ、暖かくなったからといって、毛を短くカットしすぎるのは注意して。ある程度、毛を残した方が体温の調節や皮膚トラブルの防止にもなると言われている。プロのトリマーに相談しながら、愛犬に似合うデザインを探してみよう。
(文/オオノヨーコ)
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