2013年06月17日 12時33分

自動車保険会社3社が「UCDAアワード」受賞〜情報伝達が高評価

通算すると、大きな金額を支払う自動車保険。情報の伝わりやすさや、わかりやすさは重要だ [拡大する]

通算すると、大きな金額を支払う自動車保険。情報の伝わりやすさや、わかりやすさは重要だ

 自動車保険をはじめとする損害保険などで手続きを行うとき、内容や表記がわかりにくくて不安になったことはないだろうか。その解消を目的として、第三者による基準を策定し、客観的に企業を評価・表彰するコンペティション『UCDAアワード』が、2010年より開かれている。4回目となる今年は、損害保険ジャパンが「情報の伝わりやすさ賞」自動車保険金請求書部門と、「情報のわかりやすさ賞」支払手続案内ウェブページ部門を受賞。また、「特別賞」の請求書部門をAIU損害保険が、支払手続案内ウェブページ部門をセゾン自動車火災保険が受賞した。

 同アワードでは、エントリーした企業がユーザーに向けて行っている情報伝達のプレゼンテーションを実施。統合会議を経て、広告デザイン会社の代表や業務マニュアル制作会社代表取締役といった専門家、ユーザーの代表者などが評価し、情報の“伝わりやすさ”や“わかりやすさ”において優れている企業を表彰する。今回も、保険や投資信託などを扱う企業がエントリーし、告知書や交付目論見書など、さまざまな内容の情報伝達についてプレゼンおよび評価が行われた。

 AIU損保は受賞理由について、「保険金請求書のシンプルなデザインや色の使い方、文面と記入箇所がよく整理されている点が“ユーザーの立場にたった保険金請求書”とみなされ、高い評価を受けた」としている。

 このように、契約者にとってプラスになるコンペが行われ、各社が切磋琢磨するのは喜ばしいこと。今後も、さらに多くの企業に参加してもらいたい。

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