こども保険は必要?子どもの保険の種類や加入メリット・タイミングを解説

こども保険は必要?子どもの保険の種類や加入メリット・タイミングを解説

これから出産を控えている人や小さい子どものいる人の中には、子どもに保険が必要なのかよくわからない人もいるのではないでしょうか。

子どものための保険には学資保険以外にもいくつかの種類があり、備えておくといざというときに役立ちます。

この記事では子どもの保険の必要性や保険の種類、加入する時期、選び方のポイントなどを詳しく解説します。子どものリスクに備えたい人は、ぜひ参考にしてください。

mokuji目次

  1. 子どもの保険は必要か|入るべき理由
    1. 将来かかる教育費に備えた貯蓄型保険の活用
    2. 公的医療保険の適用外となる医療費への対策
  2. 子どものための保険の種類
    1. 学資保険
    2. 医療保険
    3. 傷害保険
    4. 個人賠償責任保険
  3. 子どもの保険はいつから加入すべきか
  4. 子どもの保険を選ぶときのポイント
    1. 保障のみか貯蓄重視か
    2. 定期タイプか終身タイプか
  5. 最適な保険選びで子どもの将来を守ろう

子どもの保険は必要か|入るべき理由

子どもの保険は必要か|入るべき理由

結論として、子どもの保険は必要です。子どもの保険の加入目的には、教育費の準備と病気やケガへの備えがあります。
最初に、子どもに保険が必要な理由を解説します。

将来かかる教育費に備えた貯蓄型保険の活用

大学進学など、子どもの教育には多額の資金が必要です。

以下は、文部科学省の調査による幼稚園から高校卒業までの教育費の総額(進学のパターン別)と、日本政策金融公庫の調査による大学の学費の平均額です。

進学パターン

学習費総額

すべて公立

5,744,201円

幼稚園だけ私立

6,196,091円

高等学校だけ私立

7,357,486円

幼稚園と高等学校が私立

7,809,376円

小学校だけ公立

10,496,864円

出典:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」より
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国公立 私立文系 私立理系
入学時費用672,000円818,000円888,000円
在学費用4,140,000円6,080,000円7,328,000円
合計4,812,000円6,898,000円8,216,000円
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(2021年12月20日発表)」より

上記から、一般的な進学パターン「私立幼稚園→公立小学校→公立中学校→公立高校→私立大学文系」での教育費の目安は、約1,309万円となります。

多額の教育資金を計画的に準備するために、貯蓄型保険の活用は有効な手段です。

貯蓄型保険とは、学資保険のように毎月保険料を積み立てて、将来まとまったお金を受け取れる保険です。

一般的な貯蓄と異なり、貯蓄型保険には保険機能があります。

学資保険であれば契約者(主に親)が死亡した場合に、それ以降の保険料の支払いが免除され、子どもは教育資金を受け取れます。

また、貯蓄型保険の中には受け取る金額が支払った保険料の総額を上回るものもあり、計画的に教育資金を準備したいという人に最適です。

公的医療保険の適用外となる医療費への対策

子どもの病気やケガによる医療費は、公的医療保険制度によってある程度カバーされます。

しかし、公的医療保険の対象外となる医療費は意外に多く、家計に大きな負担となる可能性があります。

主な対象外の医療費には以下のとおりです。
〇入院時の差額ベッド代
〇入院時の食事代
〇先進医療や自由診療の費用
〇付添料
〇リネン代
特に差額ベッド代は長期入院の場合、高額な出費となるケースも考えられます。

また、先進医療や自由診療を選択した場合は、診察や検査費用を含めすべての費用が全額自己負担となります。

こうした予期せぬ医療費の支出に備えるため、民間の医療保険への加入が有効です。

保険に加入しておくと、子どもの急な入院や治療に伴う経済的な不安を軽減できます。

子どものための保険の種類

子どものための保険の種類

子どものための保険には、生命保険と損害保険で以下のような種類があります。
それぞれについて詳しく解説します。

種類

目的

学資保険

子どもの教育費を準備する

医療保険

病気やケガによる医療費の経済的負担に備える

傷害保険傷害保険

事故によるケガでの入院・通院・後遺障害などの治療費に備える

個人賠償責任保険

日常生活で他人にケガをさせたり、物を壊したりして損害を与えた場合の賠償責任に備える

学資保険

学資保険は、子どもの教育資金の準備を目的とした貯蓄タイプの保険です。

支払った保険料をもとに、あらかじめ決められた時期に祝金や満期保険金を受け取れます。

受取時期は小学校・中学校・高校・大学への入学時期に合わせて設定でき、教育費用の支払いに合わせた資金計画が立てやすくなっています。

また、満期時の一括受取も可能です。

多くの学資保険では子どもの加入年齢に制限があり、また、早く加入するほど少ない保険料負担で教育資金を準備できます。

以下は、ある保険会社の学資保険で受取保険金の総額400万円、保険料払込期間17年の子どもの加入年齢ごとの月払い保険料です。
学資保険の月額支払い例

0歳:18,690円
3歳:22,912円
6歳:29,380円
上記のとおり、同じ保険金額でも早く加入するほど毎月の保険料が低くなり、家計の負担が軽くなることがわかります。

学資保険に加入するメリットのひとつは、計画的に教育資金を準備できるという点です。

また、契約者に万が一のことがあった場合には保険料の支払いが免除され、満期時には予定通りの学資金を受け取れます。

教育資金は大学進学時などにまとまった金額が必要となるため、早いうちから準備しておく必要があります。

学資保険はそのための有効な手段といえるでしょう。

オリコンではおすすめの学資保険ランキングを公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。

医療保険

医療保険は、病気やケガで入院や手術が必要になった際の医療費をカバーする保険です。

入院1日あたりの給付金や手術の種類に応じた手術給付金を受け取れ、経済的な負担を軽減できます。

多くの医療保険には先進医療特約のようなさまざまなオプションがあり、ニーズに合ったカスタマイズが可能です。

また、持病がある場合でも、特定の部位や疾病の保障の対象からの除外や、保険料の割増といった条件付きで加入できる可能性があります。

医療保険に加入すると、公的医療保険の対象外の差額ベッド代や食事代といった自己負担にも対応できます。

子どもの急な病気やケガに備え、加入しておくと良いでしょう。

傷害保険

傷害保険は、子どもが事故によるケガで入院や通院が必要になった際の医療費を補償する保険です。

医療保険と異なり、入院を伴わない通院だけの治療でも保険金を受け取れます。

子どもには日常生活での転倒や、自転車の走行中、遊具での遊びなど、予期せぬケガのリスクがあります。

また、スポーツや課外活動中にケガをしてしまう可能性もあるでしょう。傷害保険は活発な子どものいる家庭にとって、心強い味方となります。

子どもの成長に合わせて補償内容を見直し、必要な補償を確保しておきましょう。

個人賠償責任保険

個人賠償責任保険は日常生活で他人にケガをさせたり、物を壊したりした際の賠償金を補償する保険です。

補償金額は1事故につき1,000万円程度から1億円、または無制限が一般的で、以下のような事故が対象となります。
〇自転車運転中に歩行者と衝突してケガをさせた場合
〇買い物中に商品を落として破損させた場合
〇投げたボールが他人の家の窓ガラスを割ってしまった場合
過去には小学生の自転車事故で9,500万円以上の賠償命令が出た事例もあり、子どもの成長に伴うリスクに備える重要な保険です。

個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険の特約として加入できるため、保険料の負担も比較的軽くなっています。

また、保護者が加入していれば、同居の家族や別居の未婚の子どもも補償対象となります。

子どもの保険はいつから加入すべきか

子どもの保険はいつから加入すべきか

子どもの保険への加入タイミングは、保険の種類や目的によって異なります。

以下は、保険の種類別の加入を検討すべきタイミングをまとめた表です。

保険

加入を検討すべきタイミング

学資保険

誕生後すぐ

医療保険

誕生後すぐ、または医療費助成制度の終了時

傷害保険

幼稚園入園前後など、活発に行動し始める時期

個人賠償責任保険

幼稚園入園前後など、活発に行動し始める時期

教育資金の準備を目的とする学資保険は早期加入によって保険料負担を抑えられるため、子どもが生まれてすぐの加入をおすすめします。

一方、医療保険は子どもの健康状態が良好なうちの加入が望ましく、お住まいの地域の医療費助成制度の終了時期も考慮に入れると良いでしょう。

加入時期の検討には子どもの成長段階や家庭の経済状況、将来の教育プランなども考慮に入れることが大切です。

子どもの保険を選ぶときのポイント

子どもの保険を選ぶときのポイント

子どもの保険を選ぶとき、何を基準にすべきかわからない人もいるでしょう。
ここでは、子どもの保険を選ぶときに注意すべきポイントを解説します。

保障のみか貯蓄重視か

子どもの保険は加入目的によって、保障のみのタイプと貯蓄重視のタイプがあります。

保障のみのタイプは掛け捨て型の医療保険など、貯蓄重視タイプは学資保険などです。

保障のみの保険と貯蓄重視の保険のメリット・デメリットは、以下の表のとおりです。

メリット

デメリット

保障のみ

必要な保障を手頃な保険料で準備できる

被保険者の死亡や病気が起きないと支払った保険料が戻ってこない

貯蓄重視

1本で貯蓄と保険機能を持てる

途中で解約すると元本割れする可能性が高い

貯蓄重視型は将来の教育資金を効率的に貯めたい人に向いており、保障型は特定のリスクに備えたい人に適しています。

自身のニーズや家計状況に合わせて保険を選びましょう。

定期タイプか終身タイプか

子どもの保険にかぎらず、保険選びで「保障がいつまで続くか」は重要なポイントです。

保険期間の種類には、主に一定期間のみを保障する「定期タイプ」と、一生涯にわたって保障が続く「終身タイプ」があります。

定期タイプは保険期間が短い場合や被保険者の年齢が若い場合、低い保険料で加入できます。

ただし、高齢になると保険料が高い、もしくは加入できない可能性がある点に注意が必要です。

一方、終身タイプは同じ年齢で加入すると定期保険より保険料は高めですが、保障が一生涯続き、保険料も上がりません。

例えば、医療保険などであれば保険料の手頃な子どものうちに加入して、一生涯の保障を確保するのも選択肢となるでしょう。

最適な保険選びで子どもの将来を守ろう

子育て中は学資保険にかぎらず、病気やケガや賠償責任のリスクもカバーする保険が必要な場合があります。子どもの保険を考える場合、家計状況や子どもの成長過程を考慮し、必要な保障の見極めが大切です。

自治体の医療費助成制度も考慮しながら加入のタイミングも検討し、子どもにとって最良の選択ができるようにしましょう。

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学資保険への加入を検討される際はこちらもぜひご参考いただき、自分に合ったより良い選択肢を見つけてみてください。

※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。各種状況や法令情報等につきましては、公的機関等で最新情報をご確認ください。
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