学資保険に入ってない割合はどのくらい?入らない場合のメリット・デメリットも併せて紹介

学資保険に入ってない割合はどのくらい?入らない場合のメリット・デメリットも併せて紹介

子どもの教育資金を準備する方法の1つに学資保険が挙げられますが、実際には加入していない家庭も少なくありません。学資保険に入らない割合や、教育資金の準備方法として学資保険を選択しない理由を理解することは、将来的な教育資金の計画を立てるうえで重要です。

本記事では、学資保険の加入率必要な教育資金の目安学資保険のメリット・デメリットを詳しく紹介します。

また、加入すべきかどうかの判断基準についても説明し、人気の学資保険ランキングや、加入しそびれた場合の対策も取り上げています。

子どもの将来に備えるため、各家庭に合った教育資金の準備方法を見つけましょう。

mokuji目次

  1. 学資保険に入らない人の割合
    1. 学資保険加入率の最新データ
    2. 学資保険を選ばない理由とは
  2. 子どもに必要な教育資金はいくら?
    1. 子どもに必要な教育資金
    2. 各年代で見る子どもに必要な教育費
    3. 教育資金貯蓄の必要性
  3. 学資保険のメリット
    1. 計画的に学費を貯められる
    2. 万が一の場合、保障が付いている
    3. 生命保険料控除が使える
  4. 学資保険のデメリット
    1. 返戻率が低い
    2. 途中解約すると元本割れのリスクがある
    3. インフレに弱い
  5. 学資保険の加入検討ポイント
    1. 資金計画をもとに加入の必要性を判断する
    2. 加入時期を見極める
    3. 保険契約の内容をしっかり確認する
  6. オリコン顧客満足度ランキングで見る学資保険TOP3
    1. 東京海上日動あんしん生命が2年連続総合1位
    2. ソニー生命、アフラックが同点総合2位
  7. 学資保険に入りそびれた場合
  8. 子どもの将来を見据えながらも、生活状況に合った学資保険を選びましょう

学資保険に入らない人の割合

学資保険に入らない人の割合

学資保険は子どもの教育資金を準備する方法のひとつとして知られていますが、実際に加入している家庭はどの程度あるのでしょうか。

ソニー生命発表の「子どもの教育資金に関する調査2025」によると、学資保険の加入率は4割弱という結果が出ています。

ここでは、学資保険加入の実態について、データを交えて解説します。

●学資保険加入率の最新データ
●学資保険を選ばない理由とは

詳しく見ていきましょう。

学資保険加入率の最新データ

「子どもの教育資金に関する調査2025」によると、高校生以下の子どもを持つ親子どもを大学等へ進学させるための教育資金の準備方法について聞いたところ、「銀行預金」が54.3%で最も高く、次いで「学資保険」が38.4%と約4割が加入していることがわかりました、続いて「資産運用(株式投資、投資信託、NISAつみたて投資枠等)」は24.1%、「財形貯蓄」は13.4%、「(学資保険以外の)生命保険」は10.0%という結果でした。

また、大学生等の親(予備校生・浪人生を含まない)も、「銀行預金」が61.5%と突出して高く、次いで「学資保険」が38.5%とほぼ同様の割合に。続いて「奨学金」が17.2%、「財形貯蓄」が10.2%、「資産運用(株式投資、投資信託、NISAつみたて投資枠等)」が9.8%となっています。

つまり、学資保険には約6割が加入していないということになるのです。

出典:子どもの教育資金に関する調査2025(外部リンク)|ソニー生命

学資保険を選ばない理由とは

では、なぜ約6割が学資保険を選ばないのでしょうか

理由の1つに、金利の低さが挙げられます。2016年からマイナス金利が導入され、学資保険の金利も非常に低い状態が続いています。以前は120%を超える返戻率の商品もありましたが、近年ではそれほど高くなく、資金を増やす効果は限定的です。

また、学資保険は途中解約すると元本割れのリスクがあることや、インフレに弱いことなどもデメリットとして挙げられます。

さらに、株式やNISAなどの投資が一般的になってきたことから、学資保険以外の教育資金準備方法を選択する家庭が増加している傾向が見られます。

子どもに必要な教育資金はいくら?

子どもに必要な教育資金はいくら?

子どもの教育にかかる費用は、進学先や教育方針によって大きく変わります。ここでは、進学先と子どもの年代別に、必要な教育資金の目安を紹介します。

子どもに必要な教育資金

子どもの教育費用は、進学先によって大きく異なります。以下の表は、幼稚園から大学まで通った場合の教育費の総額です。
幼稚園から大学まで通った場合の教育費の総額

全て公立

全て私立

約817万円

約2,357万円

※文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」 「2023年度学生納付金調査結果」「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令
幼稚園から大学まで全て公立の場合は約817万円、全て私立の場合は約2,357万円に達します。このことから、大学へ進学するかどうかだけでなく、公立か私立かによっても教育費の総額は大きく異なることがわかります

各年代で見る子どもに必要な教育費

次に、子どもの年代別必要な教育資金の目安を見ていきましょう。
年代別:必要な教育資金の目安

公立(大学のみ国立)

私立

未就学児(幼稚園)

約7万円

約15万円

小学校

約8万円

約105万円

中学校

約15万円

約113万円

高等学校(全日制)

約35万円

約77万円

大学 ※初年度

約82万円

約148万円

※文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果
未就学児(幼稚園)の場合、公立で年間約7万円、私立で約15万円が必要です。小学校では公立で年間約8万円、私立では約105万円と大きな差が生じます。

中学校になると公立で約15万円、私立では約113万円となります。高校(全日制)では公立で年間約35万円、私立では約77万円です。

大学は最も費用がかさみます。特に初年度は入学金や授業料などで、国立で約82万円、私立では約148万円の納付が目安となります。さらに自宅外から通学する場合は、初期費用として約39万円、年間仕送り額として約96万円も必要です。

このように、子どもの成長にともない教育費は増加していきます。

教育資金貯蓄の必要性

教育費を借入や奨学金の利用なしに準備するためには、計画的な貯蓄が不可欠です。近年は高校授業料の実質無償化や、大学等の修学支援新制度などの公的支援も充実してきていますが、教育にかかる全ての費用をカバーするには十分ではありません。

特に大学進学時には、入学金や授業料に加え、住居費や生活費など多額の費用が発生します。子どもが自分の可能性を最大限に広げられるようサポートするためには、計画的に教育資金を準備し、経済的制約を減らすことが重要といえるでしょう。

教育資金の準備方法には、貯蓄だけでなく学資保険も選択肢の1つとして挙げられます。子どもの年齢や家庭の状況に合わせて、準備方法を検討することが大切です。

学資保険のメリット

学資保険のメリット

子どもの教育資金準備の有力な選択肢として学資保険がありますが、学資保険を活用することのメリットとして、以下の3つが挙げられます。

●計画的に学費を貯められる
●万が一の場合、保障が付いている
●生命保険料控除が使える

ここでは、それぞれのメリットについて解説します。

計画的に学費を貯められる

学資保険は、毎月決まった金額を支払うことで、子どもの成長に合わせた教育資金を計画的に確保できる仕組みです。銀行預金と異なり、支払った保険料を途中で引き出せない制約があるため、教育資金以外の用途に使用することなく確実に積み立てられます。

大学進学時には入学金や授業料などの支払いのため、まとまった金額が必要になります。学資保険を利用して、毎月一定額を積み立てることで、家計に急な負担をかけることなく教育資金を準備可能です。

万が一の場合、保障が付いている

学資保険最大の特徴は、契約者である保護者に万一のことがあった場合でも、子どもの教育資金が確保される点です。契約者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった場合、それ以降の保険料支払いが免除されます。

支払いが免除された場合でも、契約時に決めた満期保険金を受け取れるため、子どもの教育費用を心配する必要がありません。これは預貯金では得られない安心感であり、子どもの将来を守るための大きな保障となります。

生命保険料控除が使える

学資保険の保険料は、一般の生命保険料控除の対象となります。年末調整や確定申告の際に申告することで、所得税や住民税から一定額を控除できるため、税制上のメリットを受けられます。

2012年以降に契約した場合、所得税では最大4万円、住民税では最大2万8,000円が所得から差し引かれます。

これにより、同じ金額を銀行などに預金する場合と比べて、家計への負担を抑えることが可能です。

ただし保険期間が5年未満の契約や、親族以外が受取人の場合は控除対象外となる点に注意が必要です。

学資保険のデメリット

学資保険のデメリット

学資保険は教育資金を計画的に貯められる便利な商品ですが、いくつかの注意点もあります。学資保険に加入していない家庭が一定数存在する背景には、以下のようなデメリットが考慮されています。

●返戻率が低い
●途中解約すると元本割れのリスクがある
●インフレに弱い

これらのデメリットを理解したうえで、各家庭に合った選択をすることが大切です。

返戻率が低い

学資保険は返戻率の高いものを選ぶことで、投資した資金以上の金額を受け取ることができますが、近年はその返戻率が低下傾向にあります。以前は120%程度の高い返戻率の商品も販売されていましたが、最近では110%程度が一般的となっています。

これは、金融庁が2017年に標準利率を1%から0.25%へ引き下げたことで、各生命保険会社も予定利率を下げざるを得なくなったのが主な要因です。

標準利率とは、保険会社が保険金の支払いのために積み立てる「責任準備金」を積立てる際の利率のことで、金融庁が市場の金利動向をもとに決定します。

予定利率は、保険会社が契約者に対して約束する運用利回りのことを指し、標準利率の変動に大きく影響を受けます。
標準利率の引き下げにともなって予定利率が下がった結果、保険料の値上げや商品改定が行われ、以前と比較して返戻率が低い学資保険が登場するようになりました。

低い返戻率では資金を効率的に増やすことが難しいことから、学資保険以外の選択肢を検討する家庭が増加しているのが現状です。

途中解約すると元本割れのリスクがある

学資保険は長期間にわたり保険料を支払い続けることを前提とした金融商品です。途中で解約すると、それまでに払い込んだ保険料の総額に対して解約返戻金が支払われますが、この金額が払込保険料を下回る「元本割れ」を起こすことがほとんどです。

特に契約初期の段階で解約した場合、元本割れの程度が大きくなる傾向があります。

また、医療保障や育英年金などの特約を多く付加すると、保険料が上がりやすい一方で、返戻率は下がる場合があります

特に手厚い保障が付いた学資保険では、満期時でも元本割れすることがあるため、契約前に返戻率や特約内容をしっかり確認することが重要です。
家計の状況が変わり、途中解約せざるを得なくなった場合の損失は無視できません。

インフレに弱い

学資保険は、契約時に払込保険料と満期時に受け取る保険金の額が決定される固定金利型の商品です。しかし、加入から満期までの期間(15〜20年程度)の間にインフレが進行すると、将来受け取る予定の保険金の実質的な価値が目減りしてしまうリスクがあります。

たとえば、子どもが大学に入学する時期までに教育費が大幅に上昇した場合、契約時に想定していた金額では実際の学費をカバーできなくなる可能性があります。

インフレによって物価が上昇しても保険金額は変わらないため、長期にわたる教育資金準備においては、インフレリスクを考慮して余裕を持った資金計画を立てることが大切です。

このようなリスクを懸念して、学資保険以外の教育資金準備方法を選ぶ家庭も少なくありません。

学資保険の加入検討ポイント

学資保険の加入検討ポイント

学資保険の加入率は約42%と決して低くありませんが、まだ約58%の方が加入していないという現状もあります。学資保険が自分の家庭に適しているかどうかを判断するためには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

●資金計画をもとに加入の必要性を判断する
●加入時期を見極める
●保険契約の内容をしっかり確認する

以降ではそれぞれについて解説します。

資金計画をもとに加入の必要性を判断する

学資保険への加入を検討する際は、まず将来必要となる教育資金の総額と現在の貯蓄状況、今後の予定支出を把握することが重要です。

計画的に貯蓄ができる方やすでに教育資金として十分な貯蓄がある方は、学資保険に加入する必要性は低いでしょう。

銀行預金と異なり自由に引き出せるお金ではないため、資産の流動性を重視する方にも向いていません。

一方で、貯蓄が苦手な方浪費癖がある方は、学資保険で強制的に貯める仕組みが有効です。

特に子どもを大学まで進学させたいと考えている家庭では、まとまった教育資金が必要となるため、早めに準備をはじめるのが望ましいです。

また、万が一の場合の保障を重視したい方や、住宅や車などにかかる大きな支出予定がある家庭も、学資保険の加入を積極的に検討するとよいでしょう。

加入時期を見極める

学資保険は、加入時期が早いほど月々の保険料が安くなり返戻率も高くなる傾向があります。多くの保険会社では、被保険者である子どもの年齢上限を6歳または7歳に設定しています。

また、契約者である保護者の年齢条件も考慮しなければなりません。

一般的に男性は18歳から60歳まで、女性は18歳から65歳までを上限年齢としているケースが多く見られます。
保護者の年齢が若いほど病気や死亡のリスクが低いとして保険料が安くなる傾向もあるため、早期加入のメリットは大きいといえます。子どもが生まれる140日前から加入できる商品もあるため、妊娠中から時間をかけて検討するのもよいでしょう。

保険契約の内容をしっかり確認する

学資保険に加入する際は、契約内容を十分に理解することがなによりも大切です。返戻率保障内容受け取るタイミング3点を中心に確認しましょう。

返戻率が100%を超える商品を選べば資産を増やすことは可能になりますが、特約を多く付けると返戻率が下がる可能性があります。

また、保障内容については、契約者の死亡時や高度障害状態になった場合の保険料免除特約が付いているかどうか、を確認してください。

受け取りタイミングも重要です。子どもの進学時期に合わせて満期保険金を受け取れるよう、設定するのが望ましいです。

各家庭の家計状況を考慮し、無理なく継続できる保険料設定かどうかもしっかり確認して、後悔のない選択をしましょう。

オリコン顧客満足度ランキングで見る学資保険TOP3

オリコン顧客満足度ランキングで見る学資保険TOP3

オリコン顧客満足度ランキングでは、2025年 学資保険 顧客満足度ランキングを発表しています。このランキングは、学資保険または子ども保険を取り扱う14社を対象に、実際に学資保険に加入した5,582人からの回答をもとにしており、実際の利用者目線による評価となっています。

総合ランキングでは、東京海上日動あんしん生命が1位ソニー生命とアフラックが同率2位にランクインしました。各社の特徴や強みが利用者のコメントから伺えるため、学資保険選びの参考になるでしょう。

学資保険の加入は、自分の重視するポイントに合った保険会社を選ぶことが重要です。この調査結果を1つの判断材料として活用してみてはいかがでしょうか。

東京海上日動あんしん生命が2年連続総合1位

東京海上日動あんしん生命は、総合得点73.1点で2年連続総合1位を獲得しました。

特筆すべきは、「加入手続き」、「商品内容」、「返戻率」、「アフターフォロー」という全ての評価項目でも1位を獲得するという圧倒的な成績を収めている点です。

また、保護者別部門の「ママ」でも1位となっており、特に母親からの支持が厚いことがわかります。

利用者からは、良い点として
  • 30代/女性30代/女性

    加入しやすい。掛け金が安い。保障内容が充実している。

  • 40代/女性40代/女性

    教育資金の相談ができた点。

  • 40代/男性40代/男性

    何年かごとにまとまった祝金があるのが将来助かりそう。

といった声が寄せられました。手続きのしやすさや保険料の安さ、保障内容の充実度など、多くの点で高く評価されています。

ソニー生命、アフラックが同点総合2位

総合ランキング2位には、ソニー生命とアフラックが総合得点72.0点で同点ランクインしました。両社とも特定の評価項目で高い評価を得ており、それぞれに異なる強みがあることが特徴です。

自分の優先度や重視するポイントに合わせて選ぶとよいでしょう。

ソニー生命

ソニー生命は、今回が5回目の発表となる同ランキングにおいて、唯一の全5回TOP3入りを記録。安定した満足度の高さを保持しています。

また、評価項目別でも「返戻率」で東京海上日動あんしん生命と同点1位を獲得したほか、「商品内容」で2位、「加入手続き」と「アフターフォロー」で3位にランクイン。保護者別部門でも「パパ」で3位、「ママ」で2位と全項目、全部門TOP3入りという高評価を得ています。

利用者からは、良い点として
  • 50代/男性50代/男性

    返戻率が他よりも高いので子どもの将来に備えやすい。また子どものライフプランについてのアドバイスがもらえるので長く利用できそう。

  • 40代/女性40代/女性

    商品の細かな説明とライフプランに関する相談も、親身に対応してくださって安心感を持てました。

  • 20代/女性20代/女性

    子供が生まれる140日前から加入できる点に、早くから子供の将来に備えられると思い良いと感じました。

といった声が寄せられています。

アフラック

アフラックは、前回の総合6位から順位を上げ、初のTOP3入りを記録しました。

また、評価項目別では「アフターフォロー」で東京海上日動あんしん生命と同点1位保護者別部門「パパ」でも1位を獲得しており、特に父親からの満足度が高いことが伺えます。

利用者からは、良い点として
  • 30代/女性30代/女性

    加入手続きが簡単で、完了までが早くアフターフォローが充実しているところ。

  • 30代/男性30代/男性

    受取り時期に17歳が選択可能なので受験にも備えられるところが素晴らしいです。

  • 40代/女性40代/女性

    担当の方の対応が良かった。申し込んで少したった時に返戻率がいい商品が出たからと教えてくれた。

といった声が寄せられています。

学資保険に入りそびれた場合

学資保険に入りそびれた場合

子どもの教育資金準備として学資保険への加入を検討していたものの、日々の忙しさで入りそびれてしまったというケースは少なくありません。

しかし、心配する必要はありません。学資保険に入りそびれた場合でも、対象年齢が広い学資保険を検討する方法があります。

一般的な学資保険は子どもが7歳までが対象ですが、なかにはかんぽ生命の「大学入学時の学資金準備コース」やJA共済の「こども共済」のように、12歳まで加入可能な商品も存在します。

また、NISAや終身保険、定期預金、個人年金保険など、学資保険以外の方法で教育資金を準備することも十分可能です。それぞれの方法には特徴がありますので、ご自身の状況に合った選択肢を検討しましょう。

子どもの将来を見据えながらも、生活状況に合った学資保険を選びましょう

学資保険に入っていない家庭は約6割と意外に多いことがわかりました。加入の判断には、返戻率の低下や解約時の元本割れリスク、インフレへの弱さといったデメリットと、計画的な貯蓄や保障付きという大きなメリットを比較することが重要です。

子どもの教育費は進学先によって大きく変わりますが、幼稚園から大学まで通った場合、公立でも約800万円、私立なら2,000万円以上が必要となります。

学資保険に入りそびれた場合は、対象年齢が広い商品への加入やNISAや終身保険などの代替手段の利用も可能です。

教育資金を準備する際には、子どもの将来を見据えながらも、ご家庭の生活状況に合った方法で行いましょう。

※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。各種状況や法令情報等につきましては、公的機関等で最新情報をご確認ください。

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