住宅展示場は予約なしでも見学可能?注意点やチェックポイントを紹介

住宅展示場は予約なしでも見学可能?注意点やチェックポイントを紹介

住宅展示場は、家づくりを検討する上で欠かせない情報収集の場です。しかし、住宅展示場を見学するには予約が必要なのか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。結論としては、住宅展示場は予約なしでも見学可能です。ただし、予約なしの場合には、いくつかの注意点やデメリットが存在するため注意してください。

今回は、住宅展示場の予約の有無による違いや予約なしで行く際の注意点、事前準備のほか、住宅展示場でチェックしたいポイントなどを紹介します。理想の家を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。

mokuji目次

  1. 予約なしでも見学できる住宅展示場はある
  2. 住宅展示場に予約なしで行く際のデメリット
    1. 入場を断られる可能性がある
    2. 好みの住宅の見学ができない場合がある
    3. 予算などについて具体的な相談ができない場合がある
    4. 営業担当者の説明が受けられない場合がある
  3. 住宅展示場に予約ありで行く際のメリット
    1. 待ち時間なしで見学ができる
    2. 営業担当者から詳細な説明を受けられる
    3. 予約特典がもらえることがある
  4. 住宅展示場に予約なしで行く際の注意点
    1. 訪問者が多い時間帯は避ける
    2. 経験の浅い営業担当者に案内される可能性がある
  5. 住宅展示場に行く前の事前準備
    1. 希望条件と予算を整理する
    2. Web上のモデルハウスをチェックしておく
    3. 質問内容を決める
    4. ハウスメーカーを絞り込む
  6. 住宅展示場でチェックしたいポイント
    1. 部屋の広さや天井の高さ
    2. 住宅全体の雰囲気
    3. 設備や仕様
    4. 住宅の性能
    5. 間取りや動線
    6. 収納スペース
    7. ハウスメーカーのオリジナル製品
  7. モデルハウスを効率的に見学したいなら、信用できるハウスメーカーに相談しよう

予約なしでも見学できる住宅展示場はある

住宅展示場は、家づくりの情報収集やモデルハウス見学に最適な場所ですが、予約なしでも問題ないか疑問に思う人も多いかもしれません。

結論からいえば、住宅展示場は予約なしでも見学可能です。

ただし、予約必須の展示場や、予約なしでは見学できない時間帯もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
予約が必須ではない住宅展示場であれば、事前予約なしに自由に見学できます。

ただし、担当者の説明を受けられなかったり、混雑状況によっては見学できなかったりする場合もある点には注意しましょう。

住宅展示場に予約なしで行く際のデメリット

住宅展示場は、マイホーム選びの第一歩として多くの人が訪れる場所です。

住宅展示場の見学は予約なしでも可能ですが、予約なしで訪問した場合はデメリットもあります。

時間を無駄にしないためにも、デメリットを事前に確認しておきましょう。

入場を断られる可能性がある

住宅展示場を予約なしで訪れる場合、混雑状況によっては入場を断られる可能性があります。

特に、土日祝日の午後やイベント開催中は、混雑状況により入場制限している場合もあるため、注意してください。

また、新型コロナウイルス感染症対策として、入場制限を行っている住宅展示場もあります。

好みの住宅の見学ができない場合がある

住宅展示場を予約なしで訪れる場合、好みの住宅の見学ができないことがデメリットとして挙げられます。

住宅展示場には、さまざまなハウスメーカーが出展しており、それぞれ異なるデザインや間取りのモデルハウスが展示されているのが魅力です。

しかし、予約なしの場合、見学できるモデルハウスが限られている点には注意しましょう。

予算などについて具体的な相談ができない場合がある

住宅展示場を予約なしで訪れる場合、予算などの具体的な相談ができないデメリットもあります。

住宅展示場では、住宅に関するさまざまなことを相談できますが、予約なしの場合はそうはいきません。

担当者がほかのお客さまの対応をしている場合は、相談できない可能性があるからです。

営業担当者の説明が受けられない場合がある

住宅展示場に予約なしで行く場合、営業担当者の説明を受けられない場合があります。

モデルハウスにはそれぞれ専門の営業担当者が配置されており、間取りや設備、仕様などを説明してくれるのが、住宅展示場見学の魅力のひとつといえるでしょう。

特に、性能や仕様は、見ただけでは理解できない場合もあります。住宅に関してしっかり説明を受けたい場合は、予約しておくことをおすすめします。

住宅展示場に予約ありで行く際のメリット

住宅展示場は、マイホーム選びの情報収集やモデルハウスの見学ができる貴重な場所です。見学の機会を最大限に活用するためには、予約して行くことをおすすめします。予約した場合のメリットを見ていきましょう。

待ち時間なしで見学ができる

住宅展示場を予約して行くメリットは、待ち時間なしでスムーズに見学できることです。

特に、土日祝日の混雑する時期は、予約なしだと長時間待たされる場合もあります。

予約しておけば、希望の時間帯にモデルハウスを見学できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

営業担当者から詳細な説明を受けられる

住宅展示場を予約して行くことで得られるメリットのひとつは、営業担当者から詳細な説明を受けられることです。

モデルハウスには、それぞれ専門知識を持った営業担当者が配置されています。

予約しておけば、担当者が個別に時間を確保して、間取りや設備、仕様など、家づくりに関するさまざまな疑問に丁寧に答えてくれるでしょう。

展示場にあるモデルハウスは、それぞれ間取りや設備、仕様などが異なるため、実際に見て回るだけでは全体像を把握するのは難しい場合があります。

営業担当者がいれば、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく説明してもらえます。

予約特典がもらえることがある

住宅展示場によっては、事前予約をした人限定で特典を用意しているところがあります。

特典内容はさまざまで、ギフト券やオリジナルグッズ、住宅関連の資料などが多いです。
特典内容は住宅展示場や時期によって異なるため、事前にWebサイトなどで確認しておきましょう。

住宅展示場に予約なしで行く際の注意点

住宅展示場に予約なしで行く際の注意点

住宅展示場は予約なしでも見学可能ですが、押さえておかなければならない注意点もあります。

見学の機会を無駄にしないために、下記のポイントは理解しておきましょう。

混雑を回避したり、説明を受けたりしたい希望がある場合は、予約してからの見学をおすすめします。

訪問者が多い時間帯は避ける

予約なしで訪問する場合には、訪問者が多い時間帯は避けるようにしましょう。

住宅展示場は、土日祝日の13時から15時頃にかけて混雑する傾向があります。
予約なしで訪問する場合は、できるだけ平日や土日の午前中など、比較的空いている時間帯を選ぶのがおすすめです。

経験の浅い営業担当者に案内される可能性がある

住宅展示場を予約なしで訪問した場合、経験の浅い担当者や受付のアルバイトが案内役となる可能性があります。

ベテランの営業担当者は複数の顧客を抱えていて多忙なため、展示場に常駐していることが少ないからです。

経験の浅い担当者の中には、モデルハウスの特徴や機能に関して十分な知識を持っていない場合があります。

住宅展示場に行く前の事前準備

目的がないまま住宅展示場を見学すると、無駄に時間を費やしてしまう可能性があります。

住宅展示場の見学をする場合、大切なのが事前準備です。事前準備を怠ると、貴重な時間を無駄にしたり、希望どおりの情報を得られなかったりする可能性もあります。

ここでは、住宅展示場の見学を有意義なものにするために、事前準備しておきたいことを見ていきましょう。

希望条件と予算を整理する

住宅展示場へ出掛ける前には、家族で話し合い、希望条件と予算をしっかりと整理しておくことが大切です。

間取りや広さ、デザイン、設備、立地条件など、具体的な希望をリストアップしておきましょう。

また、予算を把握しておくことも重要です。希望条件と予算を明確にしておくことで、自分に合ったモデルハウスを効率的に見学できるはずです。

営業担当者との会話もスムーズになり、より具体的なアドバイスや情報を得やすくなります。

Web上のモデルハウスをチェックしておく

住宅展示場に行く前に、Web上でモデルハウスをチェックしておくことも大切です。

各ハウスメーカーのWebサイトでは、外観や内観の写真、間取り図、設備情報などを閲覧できます。

また、バーチャルツアー機能を提供しているところもあり、実際に見学しているような体験ができるでしょう。

見学したいモデルハウスの特徴を事前に把握しておけば、住宅展示場での見学を効率的に行えます。

質問内容を決める

住宅展示場見学をより充実したものにするためには、質問内容を決めておくことが重要です。

特に、間取りや設備、性能、価格などについて質問するのがおすすめです。
ハウスメーカーの理念や強み、得意とする住宅スタイルを聞いてみるのもいいでしょう。

また、住宅を建てた後のアフターサービスも確認しておいてください。家族で相談して質問内容をリストアップしておけば、聞き忘れを防げます。

ハウスメーカーを絞り込む

住宅展示場には多くのハウスメーカーが出展しており、すべてのブースを回ることは時間的に難しいかもしれません。そのため、事前に希望のハウスメーカーを、ある程度絞り込んでおくことをおすすめします。

ハウスメーカーを選ぶ際は、予算や建築様式、住宅性能、アフターサービスなどを参考にするといいでしょう。ハウスメーカーを比較検討する際には、ぜひ「ハウスメーカー 注文住宅 満足度ランキング」をチェックしてください。

ハウスメーカーの選び方については、下記の記事をご覧ください。
ハウスメーカーの失敗しない選び方とは?具体的な比較ポイントを解説

住宅展示場でチェックしたいポイント

住宅展示場でチェックしたいポイント

住宅展示場は、さまざまなハウスメーカーのモデルハウスを一度に比較検討できます。
しかし、せっかく見学に行くなら、ただなんとなく見て回るのではなく、しっかりポイントを押さえておくことが重要です。

ここでは、住宅展示場でチェックしたいポイントを見ていきましょう。

部屋の広さや天井の高さ

住宅展示場の見学では、間取りやデザインだけではなく、部屋の広さや天井の高さもチェックしておきたいポイントです。

部屋の広さは、人数やライフスタイルに合せて確認しましょう。
実際の家具の配置や動線を想定しながら、十分な広さがあるか確認しておいてください。

また、天井の高さも、開放感や広さを感じる上で重要なポイントです。

天井が高いと、空間が広く見えて開放感を感じられますが、暖房や冷房の効きが悪くなる、照明器具の設置が難しくなるなどのデメリットがあります。

住宅全体の雰囲気

住宅展示場の見学では、住宅全体の雰囲気もじっくりと確認することが重要です。

外観だけではなく、内装や設備、窓から見える景色など、さまざまな要素から自分が理想とする住空間のイメージを具体化しましょう。

外観は、第一印象を大きく左右する要素。
外壁の素材や色、屋根の形状、玄関ドアや窓のデザインなど、総合的にどのような雰囲気なのか確認することが大切です。

また、内装は住空間の雰囲気を左右する要素となります。
床材や壁紙の色や質感、建具のデザイン、照明の配置など、住宅全体を見て自分が好きな雰囲気かどうかを確認することも重要です。

窓から見える景色も、住宅全体の雰囲気に影響します。
日当たりや眺望、プライバシーなどを考慮しながら、窓の位置や大きさ、種類を選ぶことが大切です。

なお、住宅展示場のモデルハウスは、グレードの高い仕様になっているケースが多い点には注意が必要です。

設備や仕様

住宅展示場の見学では、住宅の設備や仕様を体感できます。

キッチンやバスルーム、トイレなど、水回りの設備は使い勝手やデザインをじっくり確認しましょう。

また、床材や壁紙、照明などの内装材も、実際に見たりさわったりして確かめることが大切です。

ただし、実際に展示されている設備は、標準仕様とは異なる場合があるため、注意してください。

実際に導入する場合には費用がかさむ可能性があるため、費用も併せて確認しておくことが大切です。

関連記事
注文住宅の標準仕様とは?オプション仕様との違いや変更時の注意点

住宅の性能

住宅展示場では、見た目だけではなく、住宅の性能も確認しておきましょう。

特に、耐震性や耐久性、断熱性、省エネ性能などは重要なポイント。

住宅性能は目に見えない部分ですが、住み心地やランニングコストに大きな影響を与えます。

間取りや動線

住宅展示場では、モデルハウスの間取りや動線を見学し、実際の暮らしをイメージできます。

間取りと動線は、住みやすさや家事の効率に大きく影響するため、しっかりとチェックしましょう。

動線には、生活動線と家事動線があるため、それぞれ確認してください。

収納スペース

収納スペースは、住まいの機能性と快適性を左右する要素です。

見学する際には、家族の人数に合った収納量か、さまざまな種類の荷物を収納できるか、十分に使いやすいかなどをしっかりと確認しましょう。

収納スペースは、後からの変更が難しい箇所のひとつです。

見学の際には、それぞれの収納スペースにどれくらいの荷物が収納できるかを、きちんと確認しておくことが大切です。

ハウスメーカーのオリジナル製品

住宅展示場見学の醍醐味は、各ハウスメーカーが独自に開発したオリジナル製品を実際に目にできる点にあります。

工法だけではなく、内外装材や設備機器、エクステリアといった建材にオリジナル製品を使用している場合が多く、デザインや機能において個性豊かな商品がそろっています。

オリジナル製品の購入を検討する際は、デザイン性や機能性だけではなく、アフターサービスや保証内容なども確認しておくことが大切です。

モデルハウスを効率的に見学したいなら、信用できるハウスメーカーに相談しよう

住宅展示場は、基本的に予約なしでも見学可能です。多くのモデルハウスは、自由に見学できるように開放されており、来場者数に応じてスタッフが案内を行う仕組みとなっています。

ただし、混雑状況によっては、見学できない場合や十分な説明を受けられない場合もあるため、予約なしで足を運ぶ際には注意が必要です。また、効率的に見学するためには、事前にハウスメーカーを絞り込むことが重要です。

オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、毎年ハウスメーカーの顧客満足度ランキングを発表しています。デザインや金額の納得感、モデルハウス、営業担当者の対応など、さまざまな視点でのランキングを確認できますので、ハウスメーカー選びの参考にしてください。

ハウスメーカー オリコン顧客満足度ランキング

ハウスメーカー 注文住宅オリコン顧客満足度ランキング

  • 1位

    80.8

    スウェーデンハウス

  • 2位

    78.3

    積水ハウス

  • 3位

    78.2

    ヘーベルハウス

  • 4位

    78.1

    住友林業

  • 5位

    77.1

    一条工務店

  • 6位

    76.8

    パナソニック ホームズ

  • 6位

    76.8

    三井ホーム

  • 8位

    76.4

    セキスイハイム

  • 9位

    76.2

    大和ハウス

  • 10位

    75.9

    ミサワホーム

  • 11位

    75.6

    トヨタホーム

  • 12位

    75.0

    イシンホーム

  • 13位

    74.8

    アイ工務店

  • 13位

    74.8

    住友不動産

  • 15位

    74.4

    クレバリーホーム

  • 16位

    73.1

    アキュラホーム

  • 17位

    73.0

    住宅情報館

  • 17位

    73.0

    富士住建

  • 17位

    73.0

    ユニバーサルホーム

  • 20位

    72.9

    イシカワ

  • 21位

    72.7

    アイフルホーム

  • 22位

    72.6

    桧家住宅

  • 23位

    71.9

    タマホーム

  • 23位

    71.9

    日本ハウスホールディングス

  • 25位

    71.2

    ヤマダホームズ

  • 26位

    70.1

    秀光ビルド

  • 27位

    69.3

    アイダ設計

  • 28位

    67.9

    オープンハウス・アーキテクト

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

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