住宅展示場は予約なしでも見学可能?注意点やチェックポイントを紹介
今回は、住宅展示場の予約の有無による違いや予約なしで行く際の注意点、事前準備のほか、住宅展示場でチェックしたいポイントなどを紹介します。理想の家を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。
目次
予約なしでも見学できる住宅展示場はある
結論からいえば、住宅展示場は予約なしでも見学可能です。
ただし、予約必須の展示場や、予約なしでは見学できない時間帯もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
予約が必須ではない住宅展示場であれば、事前予約なしに自由に見学できます。
ただし、担当者の説明を受けられなかったり、混雑状況によっては見学できなかったりする場合もある点には注意しましょう。
住宅展示場に予約なしで行く際のデメリット
住宅展示場の見学は予約なしでも可能ですが、予約なしで訪問した場合はデメリットもあります。
時間を無駄にしないためにも、デメリットを事前に確認しておきましょう。
入場を断られる可能性がある
特に、土日祝日の午後やイベント開催中は、混雑状況により入場制限している場合もあるため、注意してください。
また、新型コロナウイルス感染症対策として、入場制限を行っている住宅展示場もあります。
好みの住宅の見学ができない場合がある
住宅展示場には、さまざまなハウスメーカーが出展しており、それぞれ異なるデザインや間取りのモデルハウスが展示されているのが魅力です。
しかし、予約なしの場合、見学できるモデルハウスが限られている点には注意しましょう。
予算などについて具体的な相談ができない場合がある
住宅展示場では、住宅に関するさまざまなことを相談できますが、予約なしの場合はそうはいきません。
担当者がほかのお客さまの対応をしている場合は、相談できない可能性があるからです。
営業担当者の説明が受けられない場合がある
モデルハウスにはそれぞれ専門の営業担当者が配置されており、間取りや設備、仕様などを説明してくれるのが、住宅展示場見学の魅力のひとつといえるでしょう。
特に、性能や仕様は、見ただけでは理解できない場合もあります。住宅に関してしっかり説明を受けたい場合は、予約しておくことをおすすめします。
住宅展示場に予約ありで行く際のメリット
待ち時間なしで見学ができる
特に、土日祝日の混雑する時期は、予約なしだと長時間待たされる場合もあります。
予約しておけば、希望の時間帯にモデルハウスを見学できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
営業担当者から詳細な説明を受けられる
モデルハウスには、それぞれ専門知識を持った営業担当者が配置されています。
予約しておけば、担当者が個別に時間を確保して、間取りや設備、仕様など、家づくりに関するさまざまな疑問に丁寧に答えてくれるでしょう。
展示場にあるモデルハウスは、それぞれ間取りや設備、仕様などが異なるため、実際に見て回るだけでは全体像を把握するのは難しい場合があります。
営業担当者がいれば、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく説明してもらえます。
予約特典がもらえることがある
特典内容はさまざまで、ギフト券やオリジナルグッズ、住宅関連の資料などが多いです。
特典内容は住宅展示場や時期によって異なるため、事前にWebサイトなどで確認しておきましょう。
住宅展示場に予約なしで行く際の注意点
見学の機会を無駄にしないために、下記のポイントは理解しておきましょう。
混雑を回避したり、説明を受けたりしたい希望がある場合は、予約してからの見学をおすすめします。
訪問者が多い時間帯は避ける
住宅展示場は、土日祝日の13時から15時頃にかけて混雑する傾向があります。
予約なしで訪問する場合は、できるだけ平日や土日の午前中など、比較的空いている時間帯を選ぶのがおすすめです。
経験の浅い営業担当者に案内される可能性がある
ベテランの営業担当者は複数の顧客を抱えていて多忙なため、展示場に常駐していることが少ないからです。
経験の浅い担当者の中には、モデルハウスの特徴や機能に関して十分な知識を持っていない場合があります。
住宅展示場に行く前の事前準備
住宅展示場の見学をする場合、大切なのが事前準備です。事前準備を怠ると、貴重な時間を無駄にしたり、希望どおりの情報を得られなかったりする可能性もあります。
ここでは、住宅展示場の見学を有意義なものにするために、事前準備しておきたいことを見ていきましょう。
希望条件と予算を整理する
間取りや広さ、デザイン、設備、立地条件など、具体的な希望をリストアップしておきましょう。
また、予算を把握しておくことも重要です。希望条件と予算を明確にしておくことで、自分に合ったモデルハウスを効率的に見学できるはずです。
営業担当者との会話もスムーズになり、より具体的なアドバイスや情報を得やすくなります。
Web上のモデルハウスをチェックしておく
各ハウスメーカーのWebサイトでは、外観や内観の写真、間取り図、設備情報などを閲覧できます。
また、バーチャルツアー機能を提供しているところもあり、実際に見学しているような体験ができるでしょう。
見学したいモデルハウスの特徴を事前に把握しておけば、住宅展示場での見学を効率的に行えます。
質問内容を決める
特に、間取りや設備、性能、価格などについて質問するのがおすすめです。
ハウスメーカーの理念や強み、得意とする住宅スタイルを聞いてみるのもいいでしょう。
また、住宅を建てた後のアフターサービスも確認しておいてください。家族で相談して質問内容をリストアップしておけば、聞き忘れを防げます。
ハウスメーカーを絞り込む
ハウスメーカーを選ぶ際は、予算や建築様式、住宅性能、アフターサービスなどを参考にするといいでしょう。ハウスメーカーを比較検討する際には、ぜひ「ハウスメーカー 注文住宅 満足度ランキング」をチェックしてください。
ハウスメーカーの選び方については、下記の記事をご覧ください。
ハウスメーカーの失敗しない選び方とは?具体的な比較ポイントを解説
住宅展示場でチェックしたいポイント
しかし、せっかく見学に行くなら、ただなんとなく見て回るのではなく、しっかりポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、住宅展示場でチェックしたいポイントを見ていきましょう。
部屋の広さや天井の高さ
部屋の広さは、人数やライフスタイルに合せて確認しましょう。
実際の家具の配置や動線を想定しながら、十分な広さがあるか確認しておいてください。
また、天井の高さも、開放感や広さを感じる上で重要なポイントです。
天井が高いと、空間が広く見えて開放感を感じられますが、暖房や冷房の効きが悪くなる、照明器具の設置が難しくなるなどのデメリットがあります。
住宅全体の雰囲気
外観だけではなく、内装や設備、窓から見える景色など、さまざまな要素から自分が理想とする住空間のイメージを具体化しましょう。
外観は、第一印象を大きく左右する要素。
外壁の素材や色、屋根の形状、玄関ドアや窓のデザインなど、総合的にどのような雰囲気なのか確認することが大切です。
また、内装は住空間の雰囲気を左右する要素となります。
床材や壁紙の色や質感、建具のデザイン、照明の配置など、住宅全体を見て自分が好きな雰囲気かどうかを確認することも重要です。
窓から見える景色も、住宅全体の雰囲気に影響します。
日当たりや眺望、プライバシーなどを考慮しながら、窓の位置や大きさ、種類を選ぶことが大切です。
なお、住宅展示場のモデルハウスは、グレードの高い仕様になっているケースが多い点には注意が必要です。
設備や仕様
キッチンやバスルーム、トイレなど、水回りの設備は使い勝手やデザインをじっくり確認しましょう。
また、床材や壁紙、照明などの内装材も、実際に見たりさわったりして確かめることが大切です。
ただし、実際に展示されている設備は、標準仕様とは異なる場合があるため、注意してください。
実際に導入する場合には費用がかさむ可能性があるため、費用も併せて確認しておくことが大切です。
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・注文住宅の標準仕様とは?オプション仕様との違いや変更時の注意点
住宅の性能
特に、耐震性や耐久性、断熱性、省エネ性能などは重要なポイント。
住宅性能は目に見えない部分ですが、住み心地やランニングコストに大きな影響を与えます。
間取りや動線
間取りと動線は、住みやすさや家事の効率に大きく影響するため、しっかりとチェックしましょう。
動線には、生活動線と家事動線があるため、それぞれ確認してください。
収納スペース
見学する際には、家族の人数に合った収納量か、さまざまな種類の荷物を収納できるか、十分に使いやすいかなどをしっかりと確認しましょう。
収納スペースは、後からの変更が難しい箇所のひとつです。
見学の際には、それぞれの収納スペースにどれくらいの荷物が収納できるかを、きちんと確認しておくことが大切です。
ハウスメーカーのオリジナル製品
工法だけではなく、内外装材や設備機器、エクステリアといった建材にオリジナル製品を使用している場合が多く、デザインや機能において個性豊かな商品がそろっています。
オリジナル製品の購入を検討する際は、デザイン性や機能性だけではなく、アフターサービスや保証内容なども確認しておくことが大切です。
モデルハウスを効率的に見学したいなら、信用できるハウスメーカーに相談しよう
ただし、混雑状況によっては、見学できない場合や十分な説明を受けられない場合もあるため、予約なしで足を運ぶ際には注意が必要です。また、効率的に見学するためには、事前にハウスメーカーを絞り込むことが重要です。
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