【住宅ローン】固定金利or変動金利? “お金のプロ”がすすめるのは…

固定金利と変動金利、プロはどちらがおすすめ?(画像はイメージ) [拡大する]

固定金利と変動金利、プロはどちらがおすすめ?(画像はイメージ)

 住宅ローンを組む際、固定金利と変動金利で迷う人も多いだろう。今、“お金のプロ”がすすめるのは、ズバリ「固定金利」だ。その理由は3つあるので紹介していこう。

■理由1 超低金利時代だから

 今は、まれに見る超低金利。銀行に預けたお金につく利子は小さいが、住宅ローンで支払う利息が少なくなることは、借りる側にとって大きなメリットだ。

 そのメリットは、できるだけ長い間、享受したいもの。だからこそ、決められた期間ずっと金利が変わらない(=固定されている)固定金利をおすすめするのだ。

 変動金利は、半年に1回金利が変わる(=変動する)。同じ時期に固定と変動を比べると、基本的には変動の方が金利は低い。「それなら変動がいい」と思うかもしれないが、住宅ローンの返済は数十年に及ぶ。今後、金利は下がるより上がる可能性の方が高いので、今の低い金利のまま固定させた方がいいだろう。

 反対に、今が“超高金利時代”だったら、ゆくゆくは金利が下がるだろうと考えて、変動金利がおすすめとなる。状況にあわせて、お得なものは変わるのだ。

■理由2 返済計画の見通しを立てやすいから

 上述の通り、変動と固定を同じ時期に比べると、一般的に変動の方が金利は低い。そのぶん、たくさんのお金を借りられることになる。

 だが、住宅ローンは何十年も続くもの。借り始めた当初は金利が低くて嬉しいかもしれないが、今後、金利が上がった場合はどうだろう。月々の返済額が増えることになり、苦しい思いをするだろう。

 その点、金利が固定されていれば、金利水準が変わったとしても月々の返済額が変わることはない。返済計画の見通しを立てやすいのだ。

■理由3 金利を常に気にする必要がないから

 「金利が上がりそうになったら、変動から固定に変えればいい」と言う人もいるが、その場合は日々の金利のニュースをチェックし続ける必要がある。

 仕事で忙しかったり、家庭のことで慌ただしかったりして変化に気付かず、固定に変えるタイミングを逃してしまい、金利がどんどん上がってしまった…となっては悲劇だ。住宅ローンを組んでいる数十年もの間、常に金利情報をチェックするのは、精神的な負担が大きい。

 一方、固定なら、決められた期間は同じ金利が約束されているので、いちいち気にしなくてもいいというメリットがあるのだ。

 以上、お金のプロが固定金利をすすめる理由を3つ紹介した。世帯収入が高い人や繰り上げ返済をどんどんする人は変動金利という選択もアリだが、上記の3つをしっかり理解した上で検討してほしい。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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