下り坂でブレーキ多用はなぜ危険!? 6人負傷事故で見る“原因と防止策”


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下り坂でブレーキを使用したにも関わらず、事故が起きてしまった原因とは? [拡大する]

下り坂でブレーキを使用したにも関わらず、事故が起きてしまった原因とは?

 下り坂などでブレーキを連続使用すると「フェード現象」が起きることがある。フェード現象とは、ブレーキディスクとブレーキパッドが接し続けることで発生する熱が、ブレーキパッドの許容範囲を超え、制動力が一気に低下し、ブレーキが効かなくなってしまう現象のこと。下り坂でフットブレーキばかりを使用していると、突然発生することがあるので注意が必要だ。実際、過去にフェード現象によって前車に追突し、6人が負傷した事故を起こした車両の事例があるので紹介する。

<事故内容>
 経験の浅いトラック運転者が、カーブの続く13キロの長い下り坂でブレーキを多用し、フェード現象が発生。ブレーキが効かなくなり、前方を走行していた乗用車に追突したうえ、右側にあった工事用のコンクリートブロックに衝突、横転して積荷の鉄板を落下させた。落下した鉄板は対向車線を走行中の車両に衝突し、トラック運転者を含む6人が負傷した。

<事故原因と再発防止策>
 フェード現象の発生により、大きな事故に発展してしまったこの事例。原因として考えられるのは、ブレーキの多用はもちろん、トレーラー運転者の経験が浅かったにもかかわらず、運転方法や注意事項の徹底が十分に行われていなかったこと、運行ルートの選定が適切でなかったことなども挙げられる。

 このような事故の再発を防ぐには、まずドライバー自身が運転する車特有の知識をつけ、それに応じた運転を心がける必要がある。また、特に長い下り坂では十分に減速し、ブレーキの多用を控え、フットブレーキでなくエンジンブレーキを使うなど努めなくてはならない。

 フェード現象は、今回紹介した事例のような大型車特有のものではなく、普通車でも十分に起こりうること。ブレーキが効かなくなると、最悪の場合、死亡事故につながることも考えられる。同じような事故を起こさぬよう、くれぐれも注意して運転しよう。

参照:国土交通省 関東運輸局HP
文:ロックスター 西田

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