2018年03月20日 08時50分

春の日帰りドライブにピッタリ 桜並木の“名所スポット4選”

桜並木のトンネルを愛車で駆ける「桜ドライブ」にぴったりの名所を紹介する(写真は埼玉県秩父郡長瀞町「北桜通り」) [拡大する]

桜並木のトンネルを愛車で駆ける「桜ドライブ」にぴったりの名所を紹介する(写真は埼玉県秩父郡長瀞町「北桜通り」)

 気象庁は17日、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。このほか、15日の高知市を皮切りに、各地で桜の開花を発表している。”花見”のシーズンはもう間もなくやってくるだろう。桜の下でお酒を嗜むのもいいが、たまには趣を変え、違った味わい方もいいかもしれない。たとえば、ドライブ。桜並木のトンネル、桜色に染まった道を愛車で駆ける、それもまた一興なのではないだろうか。そこで今回は、「桜ドライブ」に最適な関東近郊の名所を紹介しよう。

■埼玉県秩父郡長瀞町「北桜通り」

 まずは、埼玉県秩父郡長瀞町にある北桜通り。長瀞駅から秩父線野上駅近くの高砂橋まで続く道で、別名「桜のトンネル」。「日本さくら名所100選」にも選ばれている。約400本の桜を植えた約2.5kmの沿道には広い歩道が整備されているため、ドライバーとしても安心だ。さらに、近くにはしだれ桜の名所「法善寺」もあり、こちらに立ち寄ってみるのもいいだろう。4月1日〜15日(日没〜午後9時まで)の期間はライトアップもあり、こちらも必見だ。

■東京都大田区「桜坂」

 福山雅治の名曲で一躍有名になった大田区「桜坂」。旧中原街道の切通しである「桜坂」は、大正時代に数十本の桜が植えられ、その名がついた。特に、赤い歩道橋「桜橋」は桜色に染まる坂道のアクセントとなっており、桜とともに写真におさめる観光客も多い。桜橋の上から見る桜の景色もまた格別で、切通しの桜並木を一望する、都内でも有数の名所といえる。

■東京都港区「アークヒルズ」

 続いては、六本木と赤坂にまたがるアークヒルズ。1986年の開業時から30年かけて成長した桜は、現在では東京を代表する桜並木通りとして名高い。周辺施設を合わせると、全長1kmの中に約220本の桜が一斉に開花。幻想的な雰囲気を醸し出す人気のライトアップは今年、3月下旬から4月中旬までを予定している。また、食事やショッピングが楽しめる複合施設アークヒルズでは3月30日〜4月1日の期間「アークヒルズさくらまつり2018」 を開催。「ヒルズマルシェ」や「グルメ屋台」、「ワークショップ」など、春を感じられるイベント が盛りだくさんだ。

■静岡県伊東市「伊豆高原桜並木」

 最後は少し足をのばして、伊豆高原駅から約3Kmにわたって桜が楽しめるドライブコースを。早春に咲く駅前の「おおかん桜」を入口に、アーチのように道路の上をピンク一色に染め上げる桜並木は壮観だ。3月24日〜4月1日には、毎年恒例の「第41回 伊豆高原桜まつり 」を開催。イベント中は「桜めぐりウォーク」や「フリーマーケット」、「レーシングカートの展示」など催しも満載。

 年にいちどの花見の季節。今年は自動車で旅行がてら、桜ドライブを楽しんで。ただし、脇見運転は交通事故のもと。走行中は運転に集中して、絶えず前方や周囲への目配りを忘れずにしよう。

(文・湯原ヨーヘイ)

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