バイクの盗難保険は必要か?入ったほうがいい人を解説
バイクの盗難保険に加入する必要があるかどうかは、それぞれの人の考え方や状況によって異なります。今回は、バイクの盗難保険の概要やバイク盗難の現状、盗難保険に加入したほうがいい人と加入しなくてもいい人の特徴について見ていきましょう。
目次
バイクの盗難に備えるバイク盗難保険
バイクの盗難保険とは、バイクの盗難に備えるための保険です。加入していれば、万が一バイクを盗まれてしまったときに、盗まれたバイクと同等のバイクを再購入するための費用が補償されます。
なお、バイクのパーツのみが盗難に遭った場合、補償されるかどうかは保険会社によって対応が異なるため、確認しておくといいでしょう。
バイク盗難の現状
バイクの盗難件数は、2022年から2023年で2,000件以上増加しています。一方、検挙数は減少しており、そもそも検挙率も20%以下と高くありません。加害者が見つかって弁済を求められるケースはごくわずかだと考えられ、残念ながら泣き寝入りに終わってしまう可能性が高いでしょう。バイクの盗難に備える必要性がわかります。
■バイク盗難の認知件数と検挙数
2022年 | 2023年 | |
認知件数 | 7,913件 | 9,946件 |
検挙件数 | 1,458件 | 1,717件 |
検挙率 | 18.4% | 17.3% |
バイクの盗難補償の種類
ただし、補償内容や保険金額、手続きの方法やアフターサービスなど、さまざまな項目から選びたいのであれば、単体のバイクの盗難保険がおすすめです。現在加入しているバイク保険やバイクのメーカーを問わず加入でき、自分に合った補償内容を検討できるでしょう。
バイクの盗難保険に入ったほうがいい人
新車でバイクを購入した人
市場価値の高いバイクに乗っている人
ローンが残っている人
毎日バイクに乗っている人
セキュリティ対策に不安のある人
なお、バイクの盗難保険に加入しても、「施錠し忘れた」など本人の過失がある場合は、保険金が支払われない場合があるため注意してください。
バイクの盗難保険に入らなくてもいい人
市場価値があまり高くないバイクに乗っている人
保険料を抑えたい人
万全なセキュリティ対策を行っている人
バイクの盗難保険が必要かどうかは考え方やバイクの状態によって変わる
バイク保険に加入中で盗難保険を検討する際は、バイク保険もあわせて見直してみてはいかがでしょうか。バイク保険を見直すことで、現在より保険料を抑えられたり、最適な補償を選び直す機会にしたりすることができます。
オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、毎年「バイク保険 オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。保険の補償内容や保険料など、さまざまな視点のランキングを確認できますので、バイクの盗難保険の加入を検討している人は参考にしてください。