自動車リサイクル法とは
自動車リサイクル法ってどんな法律
そもそも、なぜリサイクル法は必要なのでしょうか。総務省によると、現在、年間で約350万台の車が廃車にされています。これまで車の総重量の約80%はリサイクルされて、残りの20%は埋め立て処分されてきました。ところが最近では埋め立ての最終処分場が不足し、処分費用が高騰したことで、廃車の不法投棄や不適正処理の懸念が生じてきました。車のエアコンに冷媒で使われているフロンガスは、オゾン層の破壊や地球温暖化を引き起こす原因となり、エアバッグは解体に専門的技術を必要とします。自動車リサイクル法はこうした問題に対処するために作られました。基本的には全ての車が対象となります。ただし、被牽引車、二輪車、大型・小型特殊自動車、その他農業・林業機械、スノーモービルなどは除きます。
リサイクル料金について
・軽自動車 7,000円〜1万6,000円
・普通車 1万円〜1万8,000円
・中・大型トラック 1万円〜1万6,000円
・大型バス 4万円〜6万5,000円
リサイクル料金を支払う時は、さらに資金管理料金が新車の購入時に380円、車検や廃車の時には480円、そして、情報管理料金の230円が必要になります。