車買取で走行距離は査定額にどう影響する?年式との関係や高く売るコツを解説
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本記事では、走行距離と年式の関係や評価の目安、多走行車でも高く売るための具体策を解説。これから車の売却を検討している方が、愛車の価値を正しく理解し、納得の条件で売却できるようサポートします。
監修者高見陽子
ファイナンシャルプランナー/金融・法律ライター
元大手銀行で個人営業を担当。現在は、資産形成や相続、ライフプランを中心に、車の売却・買い替えなど家計に関わる判断について、金融と生活実務の両面から情報提供を行う。
目次
車買取で走行距離は査定額に大きく影響する
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中古車市場では「1年あたり1万km」が標準的な走行距離の目安とされており、この基準を大きく上回る車は査定時に不利になる可能性があります。逆に、この目安を下回る車は好条件での買取が期待できるでしょう。
査定を受ける前に、自分の車の走行距離が標準と比べてどの程度なのかを把握しておくことが大切です。
中古車査定における「標準走行距離」の目安
JAAI(日本自動車査定協会)が定める査定基準でも、走行距離は重要な評価項目として位置づけられており、客観的な評価が行われます。
オドメーターとトリップメーターの違い
一方、「トリップメーター」は区間距離を測定するためのもので、リセットが可能なため査定では参照されません。
車検証の備考欄には前回の車検時点の走行距離が記載されるので、走行距離の増え方が不自然な車両には注意が必要です。
走行距離ごとの査定額への影響と売却のタイミング
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特に中古車市場では、年1万km前後という標準的な走行距離を前提に、5万kmや10万kmといった大台が査定評価における一つの目安として意識されることが多いです。
一方、年式に対して走行距離が多い車は「多走行」と見なされることが多く、5万km・10万kmを超えるあたりから相場が下がりやすい目安とされています。
| 走行距離の目安 | 査定額への影響・特徴 | 売却検討時のポイント |
|---|---|---|
| 1万km 〜 3万km | 【高値維持】 新車に近い状態とみなされ、プラス査定になりやすい。 |
車の状態が良いうちに売ることで、高値を狙えるタイミング。 |
| 5万km 前後 | 【下落の分岐点】 「多走行車」の扱いになり始め、査定額が下がりやすい。 |
相場上は5万kmを一つの節目として意識されることが多いため、大台に乗る手前での売却も一案。 |
| 10万km 超 | 【大幅下落】 「過走行車」とされ、国内需要が減り査定額が大きく下がりやすい。 |
高額な部品交換(タイミングベルト等)が必要になる前に手放すか、海外輸出に強い業者を選ぶ。 |
走行距離1万km〜3万km:高価買取が期待できる
走行距離5万km:査定額が下がる一つの目安
走行距離10万km:過走行車として価値が大きく下がる
年式と走行距離のバランスも重要
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たとえば、「年式が古いにもかかわらず走行距離が極端に少ない車」、反対に「年式が新しいのに走行距離が多い車」は、標準的な使用状況とは異なると判断されます。
1年あたりの走行距離が標準値から大きく外れている場合、査定時にマイナス要因として評価される可能性があるため注意が必要です。
年式が古いのに走行距離が少なすぎる場合のリスク
年式が新しいのに走行距離が多い場合の評価
たとえば高速道路での長距離移動が中心の使用であれば、ストップ&ゴーが少なくエンジンへの負担が軽いため、状態が良いと判断される場合もあります。
走行距離が多い車(多走行車・過走行車)でも高く売るコツ
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以下では、走行距離が多い車を少しでも高く売るための具体的な方法を紹介します。
走行距離が多い車を少しでも高く売るための具体的な方法
メンテナンスノート(点検記録簿)を提示して状態の良さをアピール
海外販路を持つ買取業者や廃車買取業者を選ぶ
複数社を比較する
車買取と走行距離に関するよくある質問
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ここでは、そうした疑問に答えていきます。これらを解消することで、安心して査定に臨むことができるでしょう。
走行距離が少ないほど査定額は高くなる?
年式に対して極端に走行距離が少ない場合、長期間放置されていた可能性があり、エンジン内部やゴム部品の劣化が懸念されるためです。
車は適度に走行させることで、各部品が正常に機能し、良好なコンディションを保つことができます。定期的に動かしている車のほうが、査定時に高く評価されるケースも少なくありません。
メーター交換や巻き戻しはバレる?
一方、走行距離の巻き戻しは違法な改ざん行為であり、厳しく禁止されています。近年は、記録類や車の状態、走行距離管理システムなどで不自然な数値は査定時に見抜かれやすくなっています。
改ざんが発覚した場合、大幅な減額や契約解除のリスクがあるだけでなく、法的な責任を問われる可能性もあります。正確な走行距離を申告することが、トラブルを避ける唯一の方法です。
査定後に走行距離が増えたら減額される?
特に走行距離が数百km以上増える、5万km・10万kmといった大台をまたぐ増加があると、査定時と車の状態が変わったと判断され、減額の対象になることがあります。
契約後は長距離の移動を控え、必要最小限にとどめることが賢明でしょう。やむを得ず走行する場合は、事前に買取業者へ相談しておくと安心です。
走行距離何キロまでなら値段がつく?限界は?
仮に中古車としての査定額がつかない場合でも、鉄やアルミなどの資源価値により、0円以上での買取となるケースがほとんどです。特に、廃車買取業者や海外輸出対応の業者、過走行車の取り扱いに慣れた業者では、金属資源や部品としての価値も含めて評価してくれる傾向があります。
走行距離や年式だけで諦めず、こうした業者にも査定を依頼してみる価値は十分にあると言えます。
車買取で走行距離は査定額を決める大きな要素
ただし、走行距離は年式との関係で評価されるため、単純に少なければ良いというものでもありません。高く買い取ってもらうためには、1年で1万kmという基準を超えない、5万kmを超える前に売る、といったことも大切でしょう。
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監修者高見陽子
ファイナンシャルプランナー/金融・法律ライター
元大手銀行で個人営業を担当。現在は、資産形成や相続、ライフプランを中心に、車の売却・買い替えなど家計に関わる判断について、金融と生活実務の両面から情報提供を行う。