車の売却で印鑑証明書はいらない?必要な場合と入手の方法
この記事では、車を売却する際に印鑑証明書はいらないのか、取得する場合はどのような方法で行うのかを解説します。
目次
普通自動車の売却には印鑑証明書が必要
普通自動車を売却するときは必要書類が複数あり、そのうちの譲渡証明書や委任状には、実印を押して提出しなければなりません。そのとき、押印された印鑑が本人のものであると証明するために、印鑑証明書の提出が必要になります。
印鑑証明書が必要な理由
一般的に車の売却で必要な印鑑証明書は2通ですが、地域によっては自動車税還付委任状のために、もう1通提出を求められる場合もあります。
軽自動車なら印鑑証明書は不要
軽自動車を売却する場合も、軽自動車検査協会での名義変更が必要ですが、手続きは買取会社側で行います。売却する側で用意するものはありません。ただし、買取会社が本人確認のために、独自に印鑑証明書の提出を求めることもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
印鑑証明書を入手する方法
申請者の印鑑登録証明書交付申請書と印鑑登録証(印鑑登録カード)があれば、代理人が市区町村の役所で印鑑証明書を取得することもできます。その際は、代理人の本人確認書類が必要となり、市区町村によっては委任状が必要な場合もあります。
手数料は市区町村によって異なる場合がありますが、どの取得方法でも概ね300円程度です。
海外在住だったり、所有者が死亡していたり、印鑑登録を行った市区町村から引越ししていたりする場合は、上記の方法では入手できません。なお、印鑑証明書には有効期限がありませんが、車を売却する際は、3ヵ月以内に発行された印鑑証明書を求められることが多いです。
印鑑登録の方法
満15歳以上なら、住民登録している市区町村の役所で手続きすれば、印鑑登録ができます。登録する際は顔写真付きの本人確認書類と登録する印を用意し、窓口で手続きしてください。
印鑑登録ができる印は一人につき1個で、住民基本台帳に記録されている「氏名」「氏」「名」「旧姓」のみ登録が可能(外国人住民の場合は通称名も可)です。サイズは8mm以上25mm以下で、氏名以外の情報が入った印や、ゴム印など変質しやすい材質の印は登録できません。
印鑑登録の手数料は市区町村で異なりますが、50円程度の自治体が多いようです。
普通自動車を売却するなら印鑑証明書を用意しよう
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