改造車の買取査定について
改造車は買い取り価格が安め
買い取り価格が安くなってしまう一番の理由が「需要が少ない」ということです。中古車を求める消費者は、普通の車に乗りたいという人が圧倒的に多く、改造車が好きな人も一般仕様の車を自分で改造したいと考えているため、改造車はあまり需要がないのです。
通常の中古車買い取り店が改造車を査定する場合、買い取り価格からノーマル車に戻すための費用を差し引くので、高額査定は期待できません。しかし、そのような改造車であっても高く売るコツが存在します。
改造車を高く売るコツ
改造車の査定価格が低くなってしまうのは、買い手が少ないというだけではなく、ノーマルパーツに戻す費用が含まれている点にあります。改造前のパーツが残っているのならば、査定前に交換しておきましょう。少しでもノーマル車に近くすれば、そのぶん買い取り価格は高くなります。ただし、ノーマルパーツが無い場合や、大規模な修理が必要な場合は別です。買い取り価格よりも工事費のほうが高くなってしまうことがあるため、無理な改装は不要です。
(2)魅力を伝える
中古車買い取り店の中には、パーツの正しい価値がわからなかったり、こだわりのポイントを見逃す業者もいます。その場合は、改造パーツはもちろん、車のコンセプトなどを詳しく伝えて、よい印象を与えましょう。車の買い取り価格は需要と供給によって変化しますが、査定員が「買いたい」と思った場合は、同型の車種と比べて査定額がアップすることがあります。
(3)ブランドで統一する
一般的に改造車の買い取り価格は安めですが、パーツがブランドで統一されている場合は逆に買い取り価格が高くなるケースがあります。このような場合、ノーマル仕様に戻す必要はありません。