2016年07月30日 09時50分

夏のドライブで最も注意すべき「2つのトラブル」 対策もあわせて紹介

ドライブを楽しむためにも、暑い季節に起こりがちなトラブルと対策を確認しておこう [拡大する]

ドライブを楽しむためにも、暑い季節に起こりがちなトラブルと対策を確認しておこう

 夏休みに長距離ドライブの計画を立てている人も多いだろう。だが、自動車は暑さに弱く、不具合に見舞われることも考えられる。楽しい思い出を台無しにしないために、十分気をつけたいところだ。そこで今回は、この時期に特に注意すべき「車のトラブル」と「対策」を紹介する。

■バッテリー上がり

 夏のトラブルの最たるものが、「バッテリー上がり」だ。冬場に多いイメージだが、実は夏もエアコンの使用で電力を大量に消費するので、リスクが高まる。しばらく動かしていない車で長距離ドライブに出かける際や“ノロノロ運転”でエンジンの回転数が上がらない渋滞時などは、とりわけ注意が必要だ。

 対策としては、エアコンの風量を小まめに調節したり、カーステレオの音量を下げて消費電力をおさえるといった方法がある。だが、何より重要なのは、出かける前に「バッテリー液の液量が適正範囲内であるか」「液の比重や電圧に問題がないか」と、状態をチェックしておくこと。ガソリンスタンドやカー用品店では点検も実施している。相談してみるのもいいだろう。

 バッテリーが上がってしまうと、当然ながらエンジンがかからなくなる。ネット上には「その場でできる応急処置」という情報も散見されるが、車の知識に乏しいドライバーは、加入している自動車保険のロードサービスなどに頼るのが無難だ。

■室内温度によるトラブル

 車内が高温になると、ガスライターやスプレー缶などが破裂・発火する可能性もある。「炭酸飲料の缶」「未開封のビール瓶」「香水の瓶」「電池」「飲み残しのペットボトル」は特に危険だ。長時間車を駐車しておく場合は、必ず車外へ持ち出すようにしよう。

 また、日中の陽射しに照り付けられた車内に戻るときは、金属部分に触れると火傷を負うこともあるので注意したい。もちろん、幼い子どもを置き去りにするのは言語道断だ。リスクヘッジは万全にし、安全に快適に夏のドライブを楽しもう。

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