実はスゴイ! 世界トップレベル「国産スタッドレスタイヤ」


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年々進化を続けている日本のスタッドレスタイヤ 商品の性能を比較(写真はイメージ) [拡大する]

年々進化を続けている日本のスタッドレスタイヤ 商品の性能を比較(写真はイメージ)

 今年に入って、鳥取県を中心とした西日本エリアにかけ記録的な大雪が降った。普段、雪と縁遠いエリアに住んでいると対策をおろそかにしがちだが、備えあれば憂いなし。スタッドレスタイヤもその一つだ。日本のスタッドレスタイヤは年々進化を続けていて、今や世界水準を大きく上回る性能の高さで知られている。そこで、各社のフラッグシップモデルとその性能を比較。今年、あるいは来シーズン以降の買い替えを検討している人は、ぜひチェックしてみよう。

■BRIZZAK VRX(ブリヂストン)

 まず、ブリヂストンが誇る「BRIZZAKシリーズ」。札幌市、旭川市、青森市、盛岡市、秋田市などの5地区で“装着率15年連続ナンバーワン”という、シリーズの中でも“史上最高性能”をうたうのが「BRIZZAK VRX」だ。通常のゴムより硬くなりにくい発泡ゴムを使用。新開発の「アクティブ発泡ゴム」は、接地面に気泡と太い水路、親水コーティングが施され、路面の水膜を積極的に除去してくれる。また、旧モデルの「REVO GZ」から採用されている溝の模様「非対称パタン」がさらに進化。ブロックの数を小さくして数を増やすことで、グリップ力をさらに高めた。また、サイド部分が非対称に設計された形状は走行に安定性を生み、しっかり止まる。まさにブリヂストンの技術の集大成といえるタイヤだ。

■iceGUARD 5 PLUS(ヨコハマタイヤ)

 ヨコハマタイヤの新素材「エボ吸水ホワイトゲル」など3つのゴムを組み合わせた「スーパー吸水ゴム」を採用している。やわらかなゴムが氷面に密着し、ミクロの水膜を吸水。エッジ効果も高く、氷上制動テストでは旧モデルに比べ7%短く止まることが可能になった。また、低温時でもゴムの柔らかさを持続させる技術により、長期間にわたって高いパフォーマンスを発揮。装着してから約4年後の氷上摩擦性能は、従来品の低下割合に比べて約3分の1となっている。なお昨年2016年9月には、氷上性能を23%向上させたSUV用の「iceGUARD SUV G075」も登場している。

■WINTER MAXX 02(ダンロップ)

 ダンロップより昨年8月に発売された「WINTER MAXX 02」も、高い氷上機能を持つ。その特長は新ポリマー配合で密着力を高め、接地面積を増大させる「超密着ナノフィットゴム」と、エッジ成分を増加した「MAXXグリップパターン」。旧モデルの「WINTER MAXX 01」と比較すると、氷上でのブレーキ性能では12%短く止まることが可能に。また、氷上コーナリングの効きも向上している。さらに、新軟化剤を採用しブレーキの効きが長持ち。経年劣化を抑え、ロングパフォーマンスを実現した。氷上性能、長持ち性能ともに“同社史上ナンバーワン”となっている。

 なお、製品や走行距離にもよるが、スタッドレスタイヤは3年程度で劣化すると言われている。ゴムが硬くなったり、溝が浅くなっていたりする場合は性能が大きく低下してしまうため、買い替えを検討したいところ。日本の道を考慮し、安全性と耐久性を高め続けている国産スタッドレスタイヤも候補に入れて、検討してみてはいかがだろうか。

(前田智行)

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