2017年08月01日 09時20分
シートベルトは後部座席もマスト 正しく着用しないと効果は減
夏休みに入り、家族で行楽地に出掛けるため自動車に乗る機会も増えるだろう。長い時間乗車したり渋滞になったりするとつい忘れがちなのがシートベルト。運転者や助手席、チャイルドシートはきちんと装着していても、後部座席に乗車する人が付けていないことも少なくない。着用しない危険性とシートベルトの重要性について紹介する。
自動車に乗車する場合、道路交通法により全ての座席でシートベルトを着用しなればならない。だが警察庁の調査(2016年)によると、運転者や助手の着用率は90%を超えているが、後部座席の着用率に関しては、一般道で36.0%、高速道路で71.8%と、運転者や助手に比べて低かったことが判明している。
またJAF調べによると、シートベルトを着用しない理由は「習慣化していない」(48.7%)、「面倒、窮屈だから」(37.8%)、「事故を起こさない、距離が近いから」(13.5%)など、危険に対しての認識の低さが伺える回答が出ている。
例えば、後部座席でシートベルトを着用せずに乗車して事故にあった場合、車外へ放り出されてほかの車両にひかれる危険性がある。また、前に放り出される衝撃で、前席に座る人がシートとエアバッグに挟まれて命を落とすこともある。仮に、時速60キロメートルで走る自動車が壁に衝突した場合、高さ約14メートルのビルから落ちたときと同じ衝撃を受ける。
シートベルトは正しく着用しないときちんとした効果を得ることができない。身長140センチメートル以上の人を対象に設計しているので、それ未満の身長の人は、チャイルドシートなどを使用すること。ちなみに、肩ベルトの正しい着用方法は、首の近くで着用すると頸部を痛める恐れがあるので、鎖骨の中央から肋骨や胸骨を通るようにつけよう。後部中央などの腰ベルトの場合は、左右の腰骨を抑えられるように着用すること。いずれも金具を差し込んだあと、たるみやねじれがないことを確認しよう。
同乗者全員の命を守るためにシートベルトはとても重要だ。正しい着用方法で快適なカーライフを心掛けよう。
>>任意保険を選ぶならチェック! 【自動車保険】満足度ランキング
>>致死率は着用時の15倍… 「シートベルト非着用」の事故事例
自動車に乗車する場合、道路交通法により全ての座席でシートベルトを着用しなればならない。だが警察庁の調査(2016年)によると、運転者や助手の着用率は90%を超えているが、後部座席の着用率に関しては、一般道で36.0%、高速道路で71.8%と、運転者や助手に比べて低かったことが判明している。
またJAF調べによると、シートベルトを着用しない理由は「習慣化していない」(48.7%)、「面倒、窮屈だから」(37.8%)、「事故を起こさない、距離が近いから」(13.5%)など、危険に対しての認識の低さが伺える回答が出ている。
例えば、後部座席でシートベルトを着用せずに乗車して事故にあった場合、車外へ放り出されてほかの車両にひかれる危険性がある。また、前に放り出される衝撃で、前席に座る人がシートとエアバッグに挟まれて命を落とすこともある。仮に、時速60キロメートルで走る自動車が壁に衝突した場合、高さ約14メートルのビルから落ちたときと同じ衝撃を受ける。
シートベルトは正しく着用しないときちんとした効果を得ることができない。身長140センチメートル以上の人を対象に設計しているので、それ未満の身長の人は、チャイルドシートなどを使用すること。ちなみに、肩ベルトの正しい着用方法は、首の近くで着用すると頸部を痛める恐れがあるので、鎖骨の中央から肋骨や胸骨を通るようにつけよう。後部中央などの腰ベルトの場合は、左右の腰骨を抑えられるように着用すること。いずれも金具を差し込んだあと、たるみやねじれがないことを確認しよう。
同乗者全員の命を守るためにシートベルトはとても重要だ。正しい着用方法で快適なカーライフを心掛けよう。
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