2016年03月15日 09時30分

速度オーバーで車両大破! 事例でわかる“検討すべき自動車保険”とは?

速度オーバーによって車両が大破した事故事例を紹介。そこからわかる検討すべき“保険”とは? [拡大する]

速度オーバーによって車両が大破した事故事例を紹介。そこからわかる検討すべき“保険”とは?

 運転時の速度の出しすぎは、視界が狭くなるだけでなく、咄嗟の操作にも支障が出て大きな事故を引き起こす可能性があり、非常に危険。スピードが出やすい下り坂では、特に注意が必要だ。実際に速度オーバーによって事故を起こし、車両が大破した事例があるので紹介しよう。

<事故内容>
 トラック2台が目的地へ向けて出庫し、運行指示経路とは異なる近道を走行。夕刻の暗い時間帯に、下り坂で後続の運転手が先行車に追いつこうと速度を上げた。右カーブに差し掛かったところで、エンジンブレーキをかけるため、シフトダウンしようとしたが、速度が出すぎていたのでギアが入らず、時速55キロで減速できないまま、先行車への追突を避けようとハンドルを右に切った。その結果、後続のトラックは横滑りし、右側コンクリート壁に衝突して大破。先行車もはずみで横転した。

<事故原因>
 この事故の原因として考えられるのは、後続のトラック運転手の速度出しすぎ。要因には、安全運行の認識不足、減速操作の遅れが挙げられる。また、先行車との距離が離れたことによる焦りや指示経路外の運行も一因だ。

 後続の運転手は、暗い時間帯だったにもかかわらず速度を出しすぎていたため、カーブの認識や減速操作が遅れた。また、指示経路外の運行は、安全確認が不十分であり、運行に支障が出る恐れがある。長距離を運転する際は、事前に運転経路を確認し、それに従って運行するようにしたい。また、どんなに焦っていても、下り坂でスピードを出すのは非常に危険なので控えるべきだ。

 万が一に備えて、車両保険に加入しておくのもオススメだ。保険料は高額になりがちだが、実は「エコノミータイプ」や「オールマイティタイプ」など選ぶことができ、免責金額の設定も可能。免責とは、保険会社が支払うべき保険金額を一部自己負担することで、設定することにより保険料をおさえられるというメリットがある。ぜひ一度、検討してみてほしい。

参照:国土交通省 関東運輸局HP
文:ロックスター

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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