2017年06月05日 09時20分

もはや走るホテル!? 高級感&快適性を極めた「高級キャンピングカー」

日産自動車「NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」は白と茶色を基調とした高級感あふれる内装 [拡大する]

日産自動車「NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」は白と茶色を基調とした高級感あふれる内装

 ここ数年、快適かつラグジュアリーな雰囲気のアウトドアを楽しむスタイル“グランピング”が流行しているが、この人気に伴って年々シェアを拡大しているのが、キャンピングカー市場だ。実用面での進化はもちろん、高級感もプラスした魅力的なキャンピングカーが続々と登場している。

 コンセプトカーなので商品化は未定だが、2月に行われた『ジャパンキャンピングカーショー2017』にて注目を集めたのは、日産自動車の「NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」。白と茶色を基調とした上質な内装に加え、液晶テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、IH調理器、大型エアコンなど十分なスペックを備えている。床は傷つきにくい加工がされており、水や汚れも簡単に取り除くことが可能。そして、なにより電気自動車のEV技術を活用し、リチウムイオンバッテリーシステムを搭載したことで12キロワットもの電気が使えるのが心強い。アウトドアシーンにおいて、電気を自由に使用できるメリットは大きい。

 実際に購入できるものとして、メルセデス・ベンツの「スプリンター」をキャンピングカー仕様にした、ハイマーの「HYMER ML-T580」は、どんな道にも強い4WDで、ベンツの力強いエンジンに安全性を融合しつつも高級感が漂うボディが魅力だ。加えて、内装空間の“居住性”も最高品質。多数の窓を設置した明るい雰囲気で、インテリアも木をメインに温かみのあるデザインに仕上げている。また、スマートタワー冷蔵庫、3口のコンロ、仕切られたトイレとシャワールーム、ツインベットといった、移動のみならず滞在時も心地よい時間を過ごせそうだ。

 東和モータースが販売を手掛けるアメリカの大型キャンピングカー「DollyVarden DV2550FB」(現在は完売)は、家具全てに高級感が出ているが、なかでも目を引くのは車両最後部のダブルベッド。デザイナーズホテルのような高いデザイン性、ムーディーな照明器具、小物類の収納ボックスも設えられた快適空間となっている。さらに、人工大理石をあしらったL字型キッチンなど、細部に至るまでプレミアムな仕様となっている。

 また、ゴージャスなキャンピングカーとして、外せないドイツ・バーストナー「GRAND PANORAMA」は、全長9メートル、幅2.3メートルという大型サイズで、室内は、ほかのキャンピングカーと比較しても各段の広さ。リビング空間は、シックでモダンな色彩で統一。家具も上質なものをそろえるほか、キッチンや洗面スペースも高級感あふれるデザイン。まさに走る高級ホテルといったラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。

 いずれも、ため息が出るほどラグジュアリー&ハイスペックな高級キャンピングカー。こんな車で旅をしたら、高級ホテルに宿泊したかのような気分を味わえそうだ。

(ユハラタカヒロ)

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