2016年03月12日 10時10分

「引越し」はどんな方法がベスト? メリットや特徴を紹介!

新生活前に確認しておきたい! 様々な引越し方法のメリットを紹介する [拡大する]

新生活前に確認しておきたい! 様々な引越し方法のメリットを紹介する

 新学期・新年度を前に多くなるのが引越しだ。引越しにはいくつかの方法があり、家族の人数や引越先までの距離、荷物の量などによって、メリット・デメリットが異なる。そこで今回は、選択のヒントになるよう、それぞれの特徴を挙げていこう。

■自家用車やレンタカーなどで行う
 荷造りから搬出・搬入まで自分で行うため、費用は当然安い。また、自分の好きな日時で引っ越せるのもメリットだ。ただし、荷物の扱いが雑になりやすいので、モノや部屋に傷をつけたり、破損したりといった心配もある。プロに比べると、作業に時間がかかることが多い。

■引越し業者を利用する
 荷造りから搬入・搬出、開梱まで、引越しに関わるすべての作業を依頼できる。どこまでの作業をお願いするかによってプランや料金は変わる。忙しかったり、小さな子どもがいたり、高齢だったりと作業に時間や力を割けない人には楽で安心だ。

 引越しのプロなので、手早く安全に搬出・搬入を行う。万が一の場合にも家財・家屋・人身に対する保険に加入しているため、補償がある。ゴミ捨てやエアコンの取り外し・取り付け、荷物の一時預かりやハウスクリーニングといった引越周りのオプションが各種用意されていることも多く、便利といえる。

■軽貨物運送業者を利用する
 軽貨物運送とは軽トラックで荷物を運ぶ運送会社のこと。引越しのプランも提供している。荷物が少なく、近距離であれば、引越業者よりも割安なことが多い。

 基本的に作業員は1名。大きな荷物の搬出・搬入には自分も手伝う必要がある。また、利用するのは軽トラックなので、大型の家具や家電は積みこめないことも。業者によっては補償や梱包資材や養生が行き届いていないこともある。

■宅急便
 家具や家電などは新居で新たに購入し、持っていくのは日常品のみという場合は、宅急便で引っ越す方が安く済むこともある。段ボールだけで収まる量であれば、検討してみるのもいい。集荷・配送の時間を指定でき、時間のロスも少ない。

■鉄道コンテナ輸送
 500キロ以上の長距離の引越しであれば、トラックよりも鉄道を使った方が安いことがある。ただし、搬出後何日も荷物が届かないこともあるので、急ぐ場合は不向き。鉄道コンテナ輸送と連携した引越業者のプランもあるので、探してみるといいだろう。

■航空貨物
 長距離かつ引越しを急ぐ必要がある人におすすめ。トラックや鉄道を使った引越よりも割高になる。航空貨物と連携した引越業者のプランもある。

 引越しといっても、方法はさまざま。時間や金額、手間なども含め、まずは自分に合った形を選ぶことが先決だ。上記の方法をぜひ参考にしてほしい。

文/河野真希
暮らしをテーマとしたフリーライター。ウェブや雑誌など各種メディアで、部屋探しや引越し、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルの提案をしている。

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