2016年04月23日 09時50分
【引越し】片付けが早く済む! 荷造りで抑えておきたい10のポイント
効率よく荷造りを行うためにも、10個のポイントを抑えておこう!
4月末からの大型連休にかけて、引越しの荷造りを考えている人も少なくないはず。慌ててすべての荷造りをしてしまうと、引越し後の片付けに時間を追われることもある。そこで、スムーズに荷造りや片付けを行うためにも、以下の10のポイントを抑えておくことをオススメしたい。
【1】荷造り前に処分するものを決める
旧居で処分していくものを取捨選択しよう。荷物は少ない方が作業も楽になり、引越し業者に依頼する際の料金も安く抑えられる。粗大ゴミは回収までに時間がかかることもあるので、引越しが決まったらすぐに取りかかりたい。
【2】荷造りに必要なものを揃える
大小の段ボール、エアパッキンや新聞紙といった緩衝材、ガムテープや養生テープ、サインペン、カッターやハサミ、ビニール袋、ラップ、輪ゴムなどがあると便利。また、家具や家電を解体するなら、ドライバーなどの工具も必要。荷造り中はほこりや汚れが気になることが多いため、掃除用具も用意しておきたい。
【3】家具や家電、荷物の配置を考える
新居では何をどこに置くのか考えながら、荷造りを進めよう。新居の間取図に家具や家電の配置を書きこんでおくと、引越し当日に役立つ。ひとつの段ボールには同じ場所で使うもの、同じ場所に収納したいものだけを詰めていく。隙間があっても、違う場所で使うものを入れてしまうと、荷解きが大変になるので注意しよう。
【4】段ボール置き場を決める
荷造りが進むと、段ボールがどんどんと増えて、スペースを取ってしまう。引越しまでの生活に邪魔にならず、また荷造り作業にも支障のないスペースを考え、詰め終わった段ボールをまとめて置いておこう。やみくもに段ボールを置いてしまうと、作業のたびに、その段ボールを移動させなければならなくなり、時間も労力も奪われる。
【5】普段使わないものから詰めていく
シーズンオフの洋服や雑誌や本、来客用の布団や食器など、引越しまで使う予定のないものから詰めていくことをオススメする。
【6】重いものは小さい箱、軽いものは大きな箱へ
本や食器など重いものは小さい箱へ、洋服など軽いものは大きい箱へ詰める。一人で持ち上げられる重さを目途にしたい。重すぎると段ボールが壊れることがあるので、ここも注意が必要だ。
【7】箱の中に隙間を作らない
段ボールの中で物が動くと、破損の原因になる。隙間には、新聞紙やタオルなどの緩衝材を詰めよう。
【8】段ボールには中身と場所を書いておく
段ボールには内容物と運ぶ場所を書いておく。荷解きがしやすいのと同時に、引越し業者やお手伝いの人も作業がしやすくなる。割れ物や引越し後すぐに使いたいものもわかるように記載するとよい。
【9】貴重品は段ボールに入れない
お金や通帳、有価証券、貴金属類などは梱包しない。できるだけ自分で運ぶことを心がけたい。
【10】スーツケースに数日分の生活用品を詰める
引越し直前まで使う洗面用具やタオル、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、着替え、仕事や学校で使うものなど、引越し直前から引越し直後まで必要なものは、数日間旅行に行くようなつもりでスーツケースなどに詰めておくと便利。引越し後すぐに荷解きできなくても、そこに必要なものがあるため、慌てる必要がない。
荷造りは勢いだけで始めても上手くいかない。面倒に思うかもしれないが、段取りを考えてから動き出すのが得策だ。効率よく作業を行うためにも、事前にやらなければならない作業をリストアップして、ひとつずつ片づけていこう。
文/河野真希
暮らしをテーマとしたフリーライター。ウェブや雑誌など各種メディアで、部屋探しや引越し、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルの提案をしている。
>>荷造り前にチェック! “作業内容の満足度”で選ばれた「引越し会社」ランキング
>>ポイントは7つ! 引越し「見積もり」で確認すべき注意点