自動車保険料に影響する「等級」 保険会社を変えたらどうなる?


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自動車保険の会社を変更した場合、「等級」はそのまま継承されるのか?

 自動車保険は、基本的に1年更新。満期を迎えた際、ほかに条件が良い保険会社や自分に合った特約のある会社があれば、乗り換えるのはごく自然なことだ。だが、そのとき「等級」はどうなるのか? 詳しく解説しよう。

■等級とは?

 等級とは、契約者の“保険履歴”ともいえるもので、無事故で1年間過ごせば1等級ずつプラスされていく。初めて加入すると、通常は6等級からスタートするため、例えば1年目から無事故で10年間過ごせば、16等級となる。

 単に数字がプラスされるだけでなく、増えた分、保険料の割引率もアップしていく。等級が高いほど保険料が安くなる仕組みだ。

■保険会社を乗り換えたらどうなる?

 優良ドライバーの中には、「今の保険会社より他社が魅力的だけど、等級に影響しそうなので変えたくない」という人もいるはず。例えば現在16等級の場合、1年間無事故で過ごせば、翌年は1等級プラスされて17等級となる。このとき、更新のタイミングで他社に移行したとしても、等級は問題なく1等級プラスされた状態の17等級で契約できる。保険会社を移っても、等級はそのまま継承されるので安心だ。

 ただし、これは民間の保険会社同士または保険会社と全労済、JA共済など一般的な共済に限った話。ほかの共済については、保険会社の判断によるところが大きい。共済と保険会社の間で乗り換えを検討しているのであれば、きちんと確認をとろう。

■ネット上で誤って申告したら…

 インターネット見積もりを活用する場合、等級は自分で打ち込む必要がある。もし、本来16等級であるところを間違って「19等級」と打ち込んだらどうなるのか?

 システム上、「翌年20等級」という形で計算されて契約は進むが、最終段階に保険証券の写しなどで書類確認が行われるので、そこで訂正される。更新日が近い場合は、入金ベースで契約完了となることもあるが、のちに証券などで確認がとられれば正確な等級が適用され、保険料は追加で支払うことになる。

 なお、現在は16等級であっても、事故を起こして保険を使ったケースもあるだろう。そのことを隠して次年度17等級で契約しても、数ヶ月たつと前保険会社の情報開示により正確なデータがやりとりされる。結局は正式な等級と割引率が適用されるので、最初から正しく申告しよう。

(文/西村有樹)

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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