バイク通勤のメリット・デメリットとは?

バイク通勤のメリット・デメリットとは?

毎日の通勤を、電車やバスからバイクに切り替える。バイク好きの人にとってバイク通勤は、退屈な通勤時間を楽しいものにすることができます。とはいえ、バイク通勤にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

ここでは、バイク通勤のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

mokuji目次

  1. バイク通勤のメリット
    1. 通勤時間を削減できる
    2. 密を回避できる
    3. 公共交通機関を使うストレスがなくなる
  2. バイク通勤のデメリット
    1. 天気の影響を受ける
    2. 仕事帰りにお酒が飲めない
    3. 会社によっては認められない場合もある
  3. バイク通勤のメリット・デメリットをしっかり把握することが大切

バイク通勤のメリット

バイク通勤を検討するにあたって、メリット・デメリットを知っておくことは大切です。
まずは、代表的なバイク通勤のメリットを紹介します。

通勤時間を削減できる

通勤時間の削減は、バイク通勤の大きなメリットです。

電車やバス通勤では、乗り物に乗っている時間以外にも、自宅から駅・バス停までの時間や、最寄りの駅・バス停から会社までの時間、乗り換え時間、待ち時間など、多くの時間がかかります。

また、電車やバスのルートは限られていますから、場合によっては、自宅から会社まで遠回りにならざるをえない場合もあります。

ですが、バイク通勤なら、無駄な時間は信号待ち程度です。
工事渋滞や事故渋滞などのアクシデントがなければ、電車やバスよりも短時間で会社に到着できます。

その上、家から会社までのルートの選択肢が多く、抜け道や裏道をうまく使うことで、さらなる時短を図ることも可能です。

これは、車体が小さく小回りがきく、バイク通勤ならではのメリットでしょう。

ただし、地域の交通状況や移動距離によっては、信号待ちや渋滞がなく高速移動できる電車のほうが、通勤時間を短縮できる場合もあります。

密を回避できる

混雑した状況を避けられるのも、バイク通勤のメリットのひとつです。

コロナ禍以降、人々のあいだに「密を避ける」という意識が定着しました。満員の電車やバスでは、狭い車内に多くの人々がすし詰めにされますから、感染症のリスクが高まります。

換気機能の向上や窓開けなどで、車内換気はきちんと行われるようになったものの、それでも、風邪やインフルエンザが流行する時期には、感染の危険をゼロにすることはできません。

バイク通勤の場合は、他人と近距離で接することがなく常に自分一人ですから、混雑を避けられ、感染症のリスクを大きく下げることができます。

公共交通機関を使うストレスがなくなる

バイク通勤では、自宅から会社まで自分一人で行動します。

人混みに揉まれることも、長い乗車の列に並ぶこともありません。
自宅を出てから会社まで、公共交通機関を利用することで生じるストレスを受けずに通勤することができます。

また、その日によってルートを変えることができるのも、バイク通勤の楽しみです。

春先であれば桜を楽しめるルートを選んだり、夏場であれば心地よい風を感じられる川沿いのコースを走ったりと、通勤時間を使って四季折々の変化を楽しむことができます。

バイク通勤のデメリット

バイク通勤のデメリット

バイク好きの人にとって、バイク通勤は良いことばかりに見えますが、デメリットもあります。続いては、バイク通勤のデメリットをご紹介しましょう。

天気の影響を受ける

バイク通勤の最大のデメリットは、天気の影響をダイレクトに受けることです。

寒い冬はつま先や指先がしびれるほどに冷えますから、万全の防寒対策が必要となります。

夏場は風を受けて気持ち良く走れると思われがちですが、ヘルメットにグローブ、ブーツを履いての運転は、想像以上の暑さです。
まして、交通量が多く渋滞しがちであれば、周囲の車の熱気やアスファルトからの照り返しが加わり、その暑さは相当なもの。

また、何より面倒なのが、雨です。
ツーリングにも使えるしっかりとしたレインウェア、雨天用の防水グローブ、ブーツカバーなどを用意しておかないと、袖口や足先、首元から雨水が入って、ずぶ濡れになってしまいます。会社に到着したら、濡れたレインウェアを乾かす場所も必要です。

そのほかにも、バイク通勤ではヘルメットの着脱で髪型が乱れたり、都市部では周りの車の排気ガスで顔が汚れたりすることがあります。

バイク通勤の際は、会社に着いたら、仕事前の身だしなみのチェックは不可欠です。

仕事帰りにお酒が飲めない

当然ですが、バイク通勤では「仕事帰りにちょっと一杯」というわけにはいきません。

同僚とお酒を飲む機会が多い職場では、どうしても付き合いの悪い人になりがちです。

これは、お酒好きな人にとって、少々つらいことかもしれません。

ですが、会社帰りにお酒を飲むという機会は、毎日あるものではないはずです。

歓送迎会や慰労会などが予定されている場合は公共交通機関で出勤したり、急な飲み会を断れない場合は会社にバイクを置いて、電車やバスで帰宅したりするようにしてください。

会社によっては認められない場合もある

会社によっては、バイク通勤を禁止したり、制限をかけたりしている場合があります。

その理由のひとつに事故のリスクの高さが挙げられます。

ある日突然従業員が、バイク通勤の事故によって戦線離脱してしまうのは、会社にとっては大きな損失となるでしょう。

その穴を埋めるために、現場にも負荷がかかることになります。
さらに、ケガの状況によっては、数ヵ月間職場を離れることも。

これは、会社にとって重大なリスクです。

こうした状況を避けるために、バイク通勤を禁止している企業は多くあります。

ただし、公共交通機関を使うと通勤時間が非常に長くなる、終業時間が深夜になりやすく、電車やバスでは帰宅できないなど、特別な事情があればバイク通勤が認められるケースもあります。

バイク通勤のメリット・デメリットをしっかり把握することが大切

バイク好きの人にとっては、魅力的なバイク通勤。とはいえ、実際に検討する際は、メリット・デメリットをしっかり把握するようにしましょう。

バイク通勤を行うことになったら、安全運転に徹することは必要不可欠です。
もしも、事故を起こしてしまったら、事故の相手だけでなく、会社にも迷惑をかけることになりかねません。

また、そうした万一の事態に備えて、自分に合ったバイク保険に加入しておくことも大切です。

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