ローンが残っている車の売却方法は?手順や高く売るポイントを解説
今回は、ローンが残っている車を売却する方法や必要書類、残債の支払い方法などを解説します。ローンが残っている車を高く売却するポイントにもふれていますので、参考にしてください。
■ローンが残っている車を売却するには?
└自分名義の車を売却する場合
└自分以外の名義の車を売却する場合
■ディーラーやクレジット会社名義の車を売却する方法
└1. ローン残債の返済方法を検討する
└2. 車の名義を変更する
└3. 車を売却する
■ローンが残っている車を高く売却するポイント
└自分の車の価値を知る
└きれいな状態で車を査定に出す
└カスタムした場合は純正オプションを用意しておく
└高く売却しやすい時期に査定に出す
└複数の車買取会社の見積もりを比較する
■ローンが残っている車を売却すべきか迷ったときはどうする?
■ローンが残っている車を売却するときは、売却金額をもとに返済方法を考えよう
ローンが残っている車を売却するには?
所有者の名義が自分と自分以外の場合では、売却するまでの手続きが異なります。ここでは、それぞれの車を売却する際に知っておくべきポイントをご紹介します。
自分名義の車を売却する場合
前述のとおり、ローンを組んで車を購入すると、所有者が自分以外の名義になる場合があります。しかし、ローンの中でも「銀行ローン」は、金融機関からの貸付を元に自身で車を購入する仕組みのため、所有者は自分名義となっているケースがあります。
所有者の名義が自分であれば、最終的にローンを返済する必要はあるものの、車の売却は自由です。また、車の売却金額をローンの返済にあてられるケースもあるため、車買取会社で相談するといいでしょう。
自分以外の名義の車を売却する場合
なお、所有者の名義が家族であれば、所有者となっている人の同意または委任状があれば、車の売却は可能です。
ディーラーやクレジット会社名義の車を売却する方法
ここでは、ディーラーやクレジット会社名義の車を売却する方法をご紹介します。
1. ローン残債の返済方法を検討する
車の売却額がローンの残債より高い場合は、売却額をローンの返済にあてて完済します。売却額がローンの残債より低く、ローンが残ってしまうときは下記のような対応が必要です。
残債を現金で完済できる
残債を現金で完済できない
多くの車買取会社では、新たに購入する車のローンに残債を上乗せして、ローンを組むことが可能です。車を買い替えるのであれば、売却額でローンの残債をまかなえなくても、新たなローンと併せて返済していけば問題ありません。
車の売却のみで新たに購入する予定がないときは、車買取会社がローンを肩代わりする形で残債を完済し、車を売却できる場合があります。その後、新たにローンを組み、車買取会社が肩代わりした分を返済していきます。
なお、新たにローンを組む際もローンの審査がある点に注意が必要です。
2. 車の名義を変更する
名義変更に必要な書類は、車買取会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。必要な書類等の例は、下記のとおりです。
所有者の名義変更に必要な主な書類等
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明
- 自動車納税証明書
- 新所有者の車庫証明書
- リサイクル券の預託証明書
- 譲渡証明書と委任状
- 実印と印鑑証明書
- 所有権解除依頼書
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3. 車を売却する
売却した車のローン残債の支払い方法を検討した際、新たに購入する車のローンに上乗せしたり、新しくローンを組んだりした場合は、売却後も決定した方法で支払いを続けていきます。
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ローンが残っている車を高く売却するポイント
自分の車の価値を知る
きれいな状態で車を査定に出す
車内を清掃する際は、車内の荷物を出して掃除機などでゴミやほこりを除去します。フロアマットは砂などが溜まりやすい場所のため、車外に出して水洗いするのがおすすめです。
ダッシュボードやメーター類が設置されているパネル、窓の開閉スイッチなどの汚れも忘れずに拭き取ります。
なお、車体の傷は、自分で修理しようとすると状態が悪化してしまう可能性があります。無理して修理しようとせず、そのままにしておくことがポイントです。
カスタムした場合は純正オプションを用意しておく
純正オプションは、新車購入時の納車前にメーカーの工場で取り付けます。新車を購入したときにしか装着できないため、希少価値が高く、査定がプラスに動くのです。
純正以外のカスタムパーツを取り付けている場合には、できる限り純正オプションを用意して査定に臨みましょう。
高く売却しやすい時期に査定に出す
また、3月は中古車を購入する人の需要も高まります。新生活に向けて車を探す人が増える時期のため、車買取会社も車を多く仕入れたいと考え、買取額が高くなる傾向があるのです。
ただし、上記に該当する時期を狙うことで売却が遅くなり、年式が古くなったり走行距離が増えたりすると、査定額が下がってしまう可能性も考えられます。車を高く売却するには、需要がある時期を知った上で、タイミングが合わなければなるべく早く査定に出すことも大切です。
複数の車買取会社の見積もりを比較する
また、事前に手続きや査定、接客に関する口コミを確認しておくこともおすすめです。
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ローンが残っている車を売却すべきか迷ったときはどうする?
車の売却額でローンの残債をまかなえるようであれば、車を売っても問題はありません。一方、売却額で残債を完済できず、新たに購入する車のローンに上乗せする場合は、ローンの返済額が増えることが考えられます。毎月のローンの返済が負担になる場合は、車の売却に関して考え直したほうがいいかもしれません。
また、車は所有しているだけでも、税金や駐車場代などの維持費がかかります。売却額でローンの残債をまかなえなくても、新たに車を購入しないのであれば、売却することで維持費の負担がなくなります。
売却額と残債を確認した上で、無理なく返済できるのか検討することが大切です。
ローンが残っている車を売却するときは、売却金額をもとに返済方法を考えよう
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