注文住宅は高い?建売との価格差や高くなる理由、費用を抑えるコツも解説

注文住宅は高い?建売との価格差や高くなる理由、費用を抑えるコツも解説

戸建ての家を購入する際、より自分の好みに合わせた住宅を建てたいと、注文住宅を検討する人もいるでしょう。

しかし、建てるとなると、どうしても建売住宅よりも費用が高くなってしまいます。

本記事では、これから注文住宅を建てようと考えている人に向け、注文住宅が高い理由建売住宅との比較を解説するとともに、費用を抑えるポイント注文住宅が向いている人などについても紹介します。
トータルマネーコンサルタント 新井智美

監修者トータルマネーコンサルタント 新井智美

マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。

mokuji目次

  1. 注文住宅と建売住宅の価格差を比較
    1. データで見る注文住宅と建売住宅の平均価格
    2. 地域別の価格差とその要因
    3. 面積・敷地サイズの違いが価格に与える影響
  2. 注文住宅が高くなる6つの根本的な理由
    1. 土地と建物の別契約による追加コスト
    2. 個別設計にかかる人件費の問題
    3. 建材の発注ロットが小さくなることの影響
    4. 高度な施工技術と人件費の関係性
    5. オプション選択肢の豊富さと予算オーバーのリスク
    6. 建築資材、材料費の高騰
  3. 注文住宅で後悔しがちなポイントと注意点
    1. 建築費用に集中して生活資金が不足するケース
    2. 外構費用を考慮せず仕上がりに失望するケース
    3. 家具や生活用品購入費の見積りをしていないケース
  4. 注文住宅で費用を抑える具体的な対策
    1. 土地選びで建築費用を最適化する
    2. 建物の形状と規模をシンプルにする
    3. 規格住宅・セミオーダーを活用する
    4. 優先順位を明確にして必要な設備に絞り込む
  5. どんな人に注文住宅が向いているのか
    1. 注文住宅が最適な家族構成とライフスタイル
    2. 建売住宅を選ぶべき人の特徴
  6. 「満足度の高い注文住宅」を実現するための心構え
  7. 注文住宅を建てるなら複数のハウスメーカーを比較しよう

注文住宅と建売住宅の価格差を比較

注文住宅と建売住宅の価格差を比較

一般的に注文住宅の購入金額は建売住宅よりも高額になる傾向があります。

ただし、その理由はさまざまな要素が関連しているため、単純に価格を比較するだけでは本質を見誤る可能性も否定できません。そのため、実際にどのくらいの差があるのか、またその理由についてしっかりと把握しておくことが大切です。

そのうえで、内容や価値も含めて注文住宅の購入を総合的に検討しましょう。

ここでは、注文住宅と建売住宅の価格差の概要について解説します。

データで見る注文住宅と建売住宅の平均価格

住宅金融支援機構が公表している「フラット35利用者調査(2030年度)」によると、「注文住宅(土地なし)」、「注文住宅(土地付)」、「建売住宅」の、各住宅の平均価格は以下のとおりです。
フラット35利用者調査 所要資金の全国平均(2023年度)

区分

所要資金(全国

注文住宅(土地なし)

3,863万円

土地付注文住宅

4,903万円

建売住宅

3,603万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

土地付注文住宅と建売住宅の全国平均価格には、約1,000万円の差があることがわかります。

また、国土交通省の「住宅市場動向調査報告書」の最新データでも、新築の住宅建築資金の全国平均価格は以下のグラフのとおり年々増加しています。

新築の住宅建築資金(全国平均)

参考:国土交通省「令和5年度 住宅市場動向調査 報告書」をもとに作成

2019年から2020年にかけてはそこまで変化は見られませんが、2021年以降は1年で約300万円〜約400万円の増加となり、2023年は前年から約200万円増に落ち着いています。

地域別の価格差とその要因

全国平均だけでなく、首都圏、近畿圏、東海圏、その他地域における注文住宅(土地なし、土地付)と建売住宅の価格差を見てみましょう。

詳細は以下のとおりです。

なお表内の注文住宅(土地なし)、土地付き注文住宅は、建設費と土地取得費の合計です。
フラット35利用者調査 地域別・住宅区分別の所要資金(2023年度)
地域 注文住宅(土地なし) 土地付注文住宅 建売住宅
全国 3,863.4万円 4,903.4万円 3603.2万円
首都圏 4,194.7万円 5,679.6万円 4199.3万円
近畿圏 4,142.1万円 5,265.3万円 3720.8万円
東海圏 3,896.7万円 4,810.5万円 3055.1万円
その他地域 3,625.2万円 4,299.3万円 2873.0万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

都市部ではどうしても土地の価格が高くなるため、土地付注文住宅の価格は高くなります。地方によっては土地の価格が低いところもあり、それが戸建ての価格に影響しています。

また、地域によって人件費や資材調達コストなどの建築コストが異なる点も、価格差が発生している要因です。

面積・敷地サイズの違いが価格に与える影響

同じ住宅金融支援機構のデータによると、土地付注文住宅と建売住宅の平均的な延床面積敷地面積の違いは以下のとおりです。
フラット35利用者調査 住宅区分別の延床面積・敷地面積(全国平均)(2023年度)

区分

土地付注文住宅

建売住宅

延床面積

111.2u

101.6u

敷地面積

208.1u

139.8u

平均価格

4,903.4万円

3,603.2万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

表を見ると、土地付注文住宅と建売住宅の平均価格差は約1,300万円で、土地付注文住宅の方が高い結果です。

しかし、延床面積や敷地面積ともに、土地付注文住宅の方が建売住宅よりも広いことから、価格だけでの比較はおすすめしません。

実際に、延床面積は土地付注文住宅の方が建売住宅よりも9.6u広く、敷地面積も約68.3u広くなっています。
つまり、同じ延床面積と敷地面積で比較しなければ、正確な差は分からないのです。延床面積と敷地面積が同じなら、価格差はもっと少なくなることも考えられます。

また、住宅性能も注文住宅と建売住宅では異なります。もし同じ性能で比較すると上の表ほどの差は生まれないかもしれません。
重要なのは、単に価格だけを比較するのではなく、延床面積や敷地面積、さらには住宅性能まで同じレベルに合わせたうえで比較することです。

実際に、土地付注文住宅と土地なしの注文住宅の地域別坪単価について、以下のとおり表にしてみましたので参考にしてください。
フラット35利用者調査 土地付注文住宅の地域別坪単価(2023年度)
地域 建設費 延床面積 坪単価
全国 3,405.8万円 111.2u(33.63坪) 101.2万円
首都圏 3,402.3万円 108.8u(32.91坪) 103.3万円
近畿圏 3,414.5万円 113.5u(34.33坪) 99.4万円
東海圏 3,491.1万円 114.7u(34.69坪) 100.6万円
その他地域 3,384.0万円 110.8u(33.51坪) 100.9万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

フラット35利用者調査 注文住宅(土地なし)の地域別坪単価(2023年度)
地域 建設費 延床面積 坪単価
全国 3,861.1万円 119.5u(36.14坪) 106.8万円
首都圏 4,190.2万円 120.4u(36.42坪) 115.0万円
近畿圏 4,142.1万円 123.2u(37.26坪) 111.1万円
東海圏 3,893.4万円 121.0u(36.60坪) 106.3万円
その他地域 3,623.8万円 118.0u(35.69坪) 101.5万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

首都圏の坪単価が1番高く、地域によっては全国平均を下回るところも見られます。また、全国的に土地なしの注文住宅の方が、延床面積が多くなっている点も興味深いところです。

注文住宅が高くなる6つの根本的な理由

注文住宅が高くなる6つの根本的な理由

注文住宅が建売住宅よりも高くなる理由は主に以下の6つですが、1つだけでなく複数の理由が相互に関連しています。
<注文住宅が建売住宅よりも高くなる主な理由>
■土地と建物の別契約による追加コスト
■別設計にかかる人件費の問題
■建材の発注ロットが小さくなることの影響
■高度な施工技術と人件費の関係性
■オプション選択肢の豊富さと予算オーバーのリスク
■建築資材、材料費の高騰
注文住宅の費用を少しでも抑えたいなら、これらの理由についてしっかりと理解しておくことが大切です。内容を理解することで、コスト対策も立てやすくなります。

土地と建物の別契約による追加コスト

注文住宅が高くなる理由の1つは、土地と建物を別々に契約しなければならない、ということです。

注文住宅を建てるには、まず土地探しから始めます。そして土地を購入する際には、不動産会社への仲介手数料を支払わなければなりません。

しかし、建売住宅の場合、土地と建物を合わせて購入するため、土地に対する仲介手数料は発生しません。

この違いが注文住宅の価格を押し上げる原因になっているのです。

また購入する土地によっては、地盤改良などの付帯工事費が別途発生するケースもあります。

土地探しに不安があるなら、ハウスメーカーに依頼することで費用を抑えられる可能性があることも覚えておきましょう。

個別設計にかかる人件費の問題

注文住宅の魅力は自分好みに設計できる、プランの自由度の高さです。しかし、そのためには綿密な打ち合わせが必要です。

建売住宅はプランが決まっており、人件費もそれに含まれますが、注文住宅はこの綿密な打ち合わせによって設計変更や図面修正の作業、つまりコストが発生します。

さらに、設計士や営業担当者との打ち合わせは1回では終わるはずはなく、施主のこだわりが強いほど打ち合わせの回数も多くなります。

打ち合わせの回数は人件費に比例するため、注文住宅はこうして最終的な費用が高くなってしまうのです。

また、打ち合わせの期間が長いと工期にも影響し、コストがさらにかかってしまう点にも注意が必要です。

建材の発注ロットが小さくなることの影響

一般的に、建売住宅は同じ建材で複数の建物を建てるため、発注ロットも大きくなります。

発注ロットが大きいと、単価は安くなります。建築資材に限らず、受注者からすれば受注量が多いほど売却額も大きくなるため、発注者側からの値引き交渉にも応じやすくなるからです。

しかし注文住宅は施主によって希望する建材の仕様が異なるため、発注ロットが小さくなります。

発注ロットが小さいほど単価は高くなる傾向にあるため、最終的な費用の高額化につながります。

また、注文住宅は打ち合わせの期間が長くなることや特殊素材の使用といった理由から、年間建築数も建売住宅より少ない傾向にあります。
このような発注スケールの違い価格に大きく影響しているのです。

高度な施工技術と人件費の関係性

注文住宅では、施主の希望を思いどおりに反映できるため、こだわりのある住宅を建てられます。中には構造だけでなく、ドアノブやタイルなど細部にまでこだわりを持つ施主も少なくありません。

もちろん、これらの希望をかなえるためには特殊な設計や施工が必要です。あまり例のない特殊な素材や複雑な構造を希望すると、それを実現するために高い技術を持つ職人が必要になるケースもあります。

そうなると、ハウスメーカーはできるだけ技術の高い職人を雇う必要が出てくるため、結果として建設費用が高くなるのです。

オプション選択肢の豊富さと予算オーバーのリスク

注文住宅では、設備や間取りなどのオプションが豊富に用意されています。

ただし、オプションは標準の仕様から単価が高いものに変えていくことになるため、追加したらその分費用が膨らみます。

そのため、打ち合わせを重ねるにつれ「あれもいい」、「これもいい」などと追加していくと、「気づいたら予算オーバーしていた」という事態を招きかねません。

そうならないためにも、まずは予算をしっかりと把握し、本当に必要なオプションかを考えることが大切です。

そのうえで、必要なものは取り入れ、「あったらいいな」程度に感じるなら外すことを意識しましょう。

建築資材、材料費の高騰

2020年のコロナ禍以降、建築資材や材料費の高騰が続き、その結果、マンションや戸建てなどの住宅価格が上昇し続けています。

その背景にあるのは「ウッドショック」、つまり木材の需要が急激に上がり、供給が追いついていないことや、円安のために物流コストが上がったことなどです。

木材需要の増加理由には、コロナ禍において北米を中心に住宅需要が増えたことが挙げられます。

また燃料費の高騰により輸送コストが増加したことも、結果として建築資材の価格高騰に影響をおよぼすことになりました。
こうした建築資材の高騰は、資材コストの安定や各国の供給体制の正常化を理由に、2026年にはやや落ち着くのではないかと一部の専門家の方は推測しています。

ただし、世界的に頻発している山火事やこのところの世界情勢などを見ると、さらなる供給不足も考えられます。今後の動向についてはしばらく注視しておく必要がありそうです。

注文住宅で後悔しがちなポイントと注意点

注文住宅で後悔しがちなポイント

注文住宅を建てた人が後悔しがちなポイントについて、以下のものが挙げられます。
■建築費用に集中して生活資金が不足するケース
■外構費用を考慮せず仕上がりに失望するケース
■家具や生活用品購入費の見積りをしていないケース
しかし、このような後悔は事前に計画することで回避できます

ここでは、高額な住宅建築によって引き起こされる具体的な問題点を解説します。

建築費用に集中して生活資金が不足するケース

家を建てることは楽しみの1つです。特に注文住宅といったこだわりのある家を建てたい人にとっては、どのような家にするかを考えることを優先しがちです。

そうなると、家を建てる資金で頭がいっぱいになってしまい、その後に必要となる生活費が不足してしまう事態を招いてしまいます。

よくあるのは、住宅ローンの契約時に無理な返済計画を立ててしまい、結果として家計に負担を与えてしまうケースです。
せっかく自分の理想の家を手に入れたにもかかわらず、入居した後の生活を切り詰めていく状態は避けたいものです。生活費の余裕がなくなると、旅行や趣味などの楽しみも諦めなければなりません。

注文住宅を建てるなら、建物の建設費用だけでなくその後の生活費も考えて予算を組むことが大切です。

住宅ローンの借入金額についても無理のない返済額になるように設定するとともに、その分建設費用を抑えることを考えましょう。
注文住宅はその後の修繕費やメンテナンス費用もかかります。いつ、どの部分をメンテナンスするのかを考え、計画的に資金を準備することも忘れてはいけません。

住宅は建てて終わりではありません。建てた後、長く住み続ける場所だという認識が大切です。

外構費用を考慮せず仕上がりに失望するケース

注文住宅を建てる際、建物内部にこだわりすぎて外構費用を後回しにしてしまうケースもあります。

外構とは、塀や門、玄関アプローチ、庭や植栽、車庫、フェンスなどで、外から見た家の印象を大きく左右します。

あまりに内部にお金をかけすぎた結果、外構に充てる費用がなくなり、貧相な仕上がりになってしまうと、家を外から見るたびに後悔することになりかねません。
そのため、外構費用は建物内部と合わせて予算に組み込み、満足のいく外構に仕上がるように打ち合わせの段階からしっかりと意識しておきましょう。

家具や生活用品購入費の見積りをしていないケース

住宅建築の費用ばかりを考えすぎてしまい、その後に必要となる新居に必要な家具や家電その他必要な生活用品の購入費用を考えていなかったケースも、後悔しがちなポイントです。

建物はあくまでも住むための「箱」であり、家具や家電など生活に必要なものがなければ快適に暮らすことはできません。また家具を選ぶ際には、家のサイズに合わせたものを購入する必要があります。

注文住宅を建てる際には、事前に必要な家具や家電のリストを作成し、予算化しておくことも忘れないようにしましょう。

住宅購入後に必要となる家具や家電にかかる一般的な費用(耐久消費財)は約200万円(※)と言われています。

ただし、このデータは2014年のものですので、物価が高騰している現在では、費用はもっと必要になることも予想されます。そのため事前の見積もりが大切です。特にカーテンや、照明器具、エアコンなどは購入が必要なケースが多いため、事前に専門店や家具量販店などで見積もりを取っておくと安心です。

※参照:住宅金融支援機構「住宅取得に係わる消費実態調査(2014年度)」

注文住宅で費用を抑える具体的な対策

注文住宅でも費用を抑えるための具体的な対策

注文住宅でもコストを抑えながら満足度の高い家を建てる方法は、以下の4つです。
<コストを抑えながら満足度の高い家を建てる方法>
■土地選びで建築費用を最適化する
■建物の形状と規模をシンプルにする
■規格住宅・セミオーダーを活用する
■優先順位を明確にして必要な設備に絞り込む
注文住宅の費用を少しでも抑えるためには、予算内で理想を実現するためのバランス感覚が重要です。

コスト削減と満足度のバランスを大切にし、工夫しながら無理なく予算内に収めることを考えましょう。

土地選びで建築費用を最適化する

土地の価格は建物の予算に大きく影響します。

土地の価格が高いほど、建物にかける費用が少なくなるためです。

建物にかける費用を少しでも多くしたいなら、土地選びのエリアを広げることで安い土地が見つかる可能性が広がります。

また、建物の建設を依頼するハウスメーカーが決まっているなら、土地探しから依頼することで、土地購入時の仲介手数料を節約できる可能性も考えられます。

住宅金融支援機構の資料によると、土地付注文住宅を購入した場合の土地の平均取得費は以下のとおりです。
土地付注文住宅を購入した場合の土地の平均取得費

地域

平均取得費

全国

約1,498万円

首都圏

約2,277万円

近畿圏

約1,851万円

東海圏

約1,319万円

その他地域

約915万円

参考:住宅金融支援機構|2023年度 フラット35利用者調査

土地の値段は地域によっても異なるほか、駅からの距離によっても変動します。一般的に駅から近いほど価格は高く、逆に駅から遠くなるほど価格は低くなります。

ただし、土地の価格は駅からの距離だけでなく、周辺の環境なども考慮した上で決まるため、実際に立地場所を見て決めることが大切です。

建物の形状と規模をシンプルにする

注文住宅では、複雑な形状を取り入れると必要な柱や壁の数が増えて材料費や人件費が高くなり、建物の形状や規模はシンプルなほどコストは抑えられます。

よって、注文住宅を考える際には正方形や長方形といったシンプルな形状を意識してみましょう。

吹き抜けや勾配天井を活用するなどすれば、シンプルな形状でも延床面積を必要最小限にでき、結果的に建設費用の削減につながります。

これまでに建てられた注文住宅の事例を参考にしながら、シンプルにする工夫を取り入れましょう。

規格住宅・セミオーダーを活用する

注文住宅の中でも、1から全てをオーダーするのではなく、ハウスメーカーがあらかじめ用意しているプランを選ぶことで設計費用を抑えられます。

規格プラン」や「セミオーダー」と言われる方法ですが、この方法だと発注ロットも大きいため、フルオーダーに比べると材料費が少なくなるからです。

また、規格プラン(セミオーダー)を選ぶことで、打ち合わせの回数を減らすことができ、人件費の削減にもつながります。

1度規格プラン(セミオーダー)がどのようなものなのかを確認し、内容に満足できるなら取り入れてみましょう。

優先順位を明確にして必要な設備に絞り込む

あったらいいなという軽い気持ちで設備を取り入れると、あっという間に予算オーバーしてしまいます。

新しく住む家に必要な設備やデザインは何かを明確にし、またその優先順位を決めておくことで、必要のない設備を削減できます。

オプションにはさまざまなものがあるため、大いに惹かれることでしょう。ただし、そのオプションが自分たちの描くライフスタイルに合っているのかを冷静に判断することが大切です。

後から追加できる設備もありますので、必要なければ後回しにしてもいいでしょう。

ただし、その場合はリフォーム費用がかかるケースもあります。リフォームにかかる費用を考慮しながら決めることをおすすめします。

どんな人に注文住宅が向いているのか

どんな人に注文住宅が向いているのか

注文住宅と建売住宅、それぞれに向いている人の特徴は異なります。

住宅選びは、価格だけでなく、ライフスタイルや価値観に合わせることが大切です。

ここでは、注文住宅を選ぶ際の判断材料や、逆に建売住宅を選んだ方がいい人の特徴についても紹介しますので、自分に合う住宅選びに迷った際の参考にしてください。

注文住宅が最適な家族構成とライフスタイル

まず、注文住宅が向いている人の特徴や条件は、以下のとおりです。
<注文住宅が向いている人>
■すでに土地を所有している
■内外装や設備にこだわりがたい
■時間をかけてでも理想の住宅を建てたい
■二世帯住宅や店舗兼住宅などの特殊な住宅を検討している
すでに土地を持っているなら土地を購入する費用を抑えることができ、自分好みの建物を建てるための資金的余裕もあります。

また、こだわりが強く、いくら時間がかかってもいいから理想の住まいを実現したいと思っている人も注文住宅が向いています。

さらに、家族構成や働き方によっては、二世帯住宅や店舗兼住宅を検討している人もいるでしょう。そのような人にも設計や建築の自由度の高い文住宅はおすすめです。 

建売住宅を選ぶべき人の特徴

逆に建売住宅が向いている人の特徴や条件は以下のとおりです。
<建売住宅が向いている人>
●早期入居を希望する人
●間取りやデザインにこだわりが少ない人
●時間をかけて選ぶのが苦手な人
●予算を抑えたい人
建売住宅には、購入後すぐに入居できるメリットがあるほか、金額はその場で明確に分かります。また、すでに建てられているため、実物を見て選べる点もメリットです。

そのため、できるだけ早く家を購入し、入居したいと考えている人や、間取りやデザインにこだわりが少ない人住宅購入の予算を抑えたい人は建売住宅を選ぶほうがいいでしょう。

「満足度の高い注文住宅」を実現するための心構え

満足度の高い注文住宅を実現するための心構え

満足度の高い注文住宅を実現するため心構えとして、以下の4点を意識しましょう。
<満足度の高い注文住宅を実現するため心構え>
●希望する条件を明確にし、条件に優先順位をつける
●計画段階から綿密に準備しておく
●間取りやデザインは、理想と現実のバランスを取る
●見積もりは複数のハウスメーカーに依頼する
まずは、自分たちが希望する条件を明確にすることが大切です。

そのうえで条件に優先順位をつけ、予算内に収まるような間取りやデザインを考えましょう。家づくりは妥協の連続ではありません。優先順位をつけた選択の連続です。

家づくりは計画段階からすでに始まっています。そのため、計画段階から綿密に準備しておくことが、満足度の高い注文住宅の実現につながります。

また、間取りやデザインを考える際には、理想と現実のバランスを取ることも非常に大切です。

見積もりを取る際には複数のハウスメーカーを比較し、価格の妥当性や担当者との相性などを考慮しながら、最終的に依頼するハウスメーカーを決めることも忘れないようにしてください。

注文住宅を建てるなら複数のハウスメーカーを比較しよう

注文住宅は自分の好みに合った家を購入できる点が魅力ですが、そのためには予算を決め、自分たちが望んでいる条件に優先順位をつけながら設計を進めることが大切です。

予算は土地の購入費用や家の建築費用だけではありません。その後の生活にかかる費用も考慮しながら予算を決め、予算オーバーにならないように工夫しましょう。

また、注文住宅を建てるなら自分に合うハウスメーカー選びが不可欠です。ハウスメーカーを選ぶ際には複数のハウスメーカーを比較することをおすすめします。

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トータルマネーコンサルタント 新井智美

監修者トータルマネーコンサルタント 新井智美

マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。
現在年間200本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は3,000本を超える。

(保有資格)
・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
・CFP®
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー
・証券外務員

公式サイト:https://marron-financial.com/

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