注文住宅の駐車場で検討すべき項目は?知っておきたいポイントも解説

注文住宅の駐車場で検討すべき項目は?知っておきたいポイントも解説

車を持っている人が注文住宅の設計を依頼する際、駐車場をどう作るかは重要です。住居の間取りと広さを優先すると、駐車スペースが狭くなりすぎ、乗りたい車が入らないということにもなりかねません。

ここでは、注文住宅の駐車場をどうするか考える際に、検討すべき項目を解説します。また、駐車場を作る前に知っておきたいポイントについても紹介しましょう。

mokuji目次

  1. 注文住宅の駐車場を作る際に検討する必要がある項目
    1. 駐車場にとめられる車の台数
    2. 駐車場の1台あたりの大きさ
    3. 駐車場のタイプ
    4. 駐車方法
    5. 駐車場の地面の素材
    6. 駐車場の照明
    7. 駐車場の防犯設備
  2. 注文住宅の駐車場を作る際に知っておきたいポイント
    1. 駐車場が本当に必要なのか考える
    2. 固定資産税がかかるケースがある
  3. ハウスメーカーの担当者との相談を重ねて、理想の駐車場にしよう

注文住宅の駐車場を作る際に検討する必要がある項目

注文住宅の設計を依頼する際には、駐車場に関して検討しなければならない項目がいくつかあります。 まずは、駐車場を作る際に検討すべき項目をいくつか紹介します。

注文住宅の駐車場を作る際に検討する必要がある項目

駐車場にとめられる車の台数

まずは、駐車場にどのくらいの車を駐車できるようにする必要があるかを検討します。

現在、所有する自動車が1台なら、1台分の駐車場があれば最低限間に合いますが、遠くに住む家族や訪問客の駐車場も必要となると、それだけの数を用意しておかなければなりません。

とはいえ、土地の広さにも限りがありますから、駐車場居住部分と、どちらのスペースを優先すべきかを十分に検討する必要があります。

また、ライフステージの変化によって、車が増えることもあるでしょう。子供が成長して、自分の車を持つというケースも考慮しながら、必要な台数を割り出してください。

駐車場の1台あたりの大きさ

駐車場にとめられる車の台数と並行して、駐車場1台あたりのスペースも検討しておく必要があるでしょう。駐車する車の種類によって、どのくらいのスペースが必要か変わってきます。

国土交通省の「駐車場設計・施行指針について」という資料では、車種別ごとの駐車スペースのサイズ目安が、下記のように示されています。

■車種別・駐車スペースのサイズ目安

車の種類

駐車スペースの長さ

駐車スペースの幅

軽自動車

3.6m

2.0m

小型乗用車

5.0m

2.3m

普通乗用車

6.0m

2.5m

※国土交通省「駐車場設計・施行指針について

この数値を参考に、所有している車あるいはこれから買いたいと思っている車の種類にあわせて、駐車スペースを設計するのもひとつの手です。

もちろん、車の寸法ぎりぎりの駐車スペースにしてしまっては、車の出し入れのたびに神経を使いますし、乗り降りや荷物の積み下ろしもままなりません。

土地の広さにも関係しますが、前後と左右にある程度の余裕を持たせた寸法にすることが大切です。

駐車場のタイプ

駐車場には、いくつかのタイプがあります。駐車場のタイプを決めることも、注文住宅の駐車場を作る際に必要となります。タイプによって、工事費用にも大きな差が生まれるため、さまざまな要素を考慮しながら検討することが大切です。

駐車場のタイプには下記のようなものが挙げられます。

オープンタイプ

オープンタイプは、建物の庭や玄関先のスペースを整地して駐車場にするタイプです。コストをかけずに作ることができる点や、地上に構造物がないために日照や通風を妨げない点がメリットとなります。

建物の近くに車をとめておきたい場合に、オープンタイプの駐車場は向いているといえるでしょう。

反面、車が雨ざらしになることで、車への汚れは避けられませんし、防犯上のリスクがあるというデメリットもあります。

カーポートタイプ

カーポートタイプは、駐車スペースに支柱を立てて屋根を取り付けたタイプです。比較的安いコストで雨や雪を防ぐことができるため、愛車の汚れを気にする人にはおすすめです。

また、大きめのカーポートなら、乗り降りや荷物の積み下ろしのときにも雨を防ぐことができます。防犯面はオープンタイプと同じく、注意が必要です。

ガレージタイプ

ガレージタイプは、屋根に加えて三方を壁で区切った駐車場のことです。

常に風雨を避けられるので、車へのダメージを抑えられますし、十分な広さがあればガレージ内での作業もできます。また、入り口にシャッターを取り付ければ、防犯対策も万全です。

ただし、コストがかかることと、ガレージの大きさや高さによっては、住宅の日照や通風が影響を受けることが、ガレージタイプのデメリットです。

なお、別建てのガレージではなく、住居の建物の中にガレージを設ける「ビルトインタイプ」もあります。こちらは、居住スペースとガレージがつながっているため、外に出ることなく駐車場に移動できるのがメリットです。

駐車方法

駐車場を設計する場合、どのように駐車をするかについても考慮する必要があります。

駐車方法は、下記のようなものが挙げられます。土地の大きさと建物の形、さらには道路との位置関係と車の台数などを考えて、最適な方法を決めることが大切です。

直角駐車

直角駐車は、道路に対して直角に車をとめ、複数台の車をとめる場合は横並びに駐車する、一般的な駐車方法です。

車の出し入れがしやすいのが、直角駐車のメリットです。ただし、家の窓の位置によっては、排気ガスが室内に入り込みやすくなるというデメリットがあります。

縦列駐車

縦列駐車は、道路に対して直角に車をとめ、複数台の車をとめる場合は縦並びで駐車していく方法です。

建物の横にある細長い空きスペースを駐車場にする場合には、縦列駐車の駐車場にすると土地を有効活用できます。また、竿に旗がついたような形状をした「旗竿地」の場合にも、よく選ばれる方法です。

縦列駐車の場合、車止めが使えないため車の前後をぶつけやすいことと、奥にとめた車が出しにくいといったデメリットがあります。

並列駐車

並列駐車は、建物の前に横長のスペースを取り、そこに道路に対して平行に、縦列駐車の要領で駐車する方法です。比較的小さなスペースで駐車できるのがメリットですが、スペースによっては、車の出し入れに何度も切り返しを行う必要があります。

駐車場の地面の素材

駐車場の地面の素材についても、検討する必要があります。素材によって、コストだけでなく使い勝手や見た目の良し悪し、メンテナンスの手間などが変わってくるからです。駐車場の地面の素材には、下記のようなものがあります。

コンクリート

コンクリートは、駐車場の地面に最もよく使われる素材です。耐久性が高くメンテナンスがほとんど不要ですから、施行後の維持費を抑えられます

ただし、施工コストが少々高めであることと、施工直後はコンクリートが完全に固まるまで、最低1週間はかかるといったデメリットがあります。

砂利

駐車スペースを整地して砂利を敷き、突き固めて仕上げる駐車場もあります。砂利は、ほかの素材に比べて工事費を安く抑えられ、コンクリートのような照り返しが少ないのが特徴です。

また、人や車が通ると音が鳴りますから、防犯効果が高いのもメリットです。

反面、掃除がしにくく定期的な雑草取りが必要になること、車の出し入れ時に小石が飛んで、車を傷つける可能性があることがデメリットです。

アスファルト

コインパーキングで広く使われているのが、アスファルトです。頑丈で耐久性が高いために維持費が安く済み、見た目も良いのが特徴です。

ただ、熱に弱い特性があるため、昨今の日本の酷暑では、ゆがみやひび割れが起こる可能性があります。直射日光があたる場所に駐車場を作るなら、コンクリートのほうが適しているでしょう。

インターロッキング

インターロッキングとは、レンガ調の小さなコンクリートブロックです。これをタイルのように敷き詰めることで、駐車場の地面を舗装します。

見た目に美しく耐久性が高い上、傷んだ部分だけを修繕できますから、メンテナンスが簡単というメリットがあります。さらに、水はけも良いので、浸水の心配がほとんどありません

ただし、初期費用が高いこと、施工期間が長いといったデメリットもあります。

駐車場の照明

ガレージタイプの駐車場なら、ガレージ内の照明は必要不可欠です。十分な明るさの照明があれば、夜間でも車のメンテナンスができます。

オープンタイプやカーポートタイプの駐車場の場合、人感センサー付きのライトを設置しておくと、夜間の出入りに便利なだけでなく、防犯効果も期待できます。ただし、近隣の迷惑にならないよう、ライトの向きや光量には注意してください。

駐車場の防犯設備

ガレージタイプやカーポートタイプの駐車場は、地上に構造物がある分、周囲からの死角が増えて、盗難やいたずらのリスクが高まります。

ガレージタイプならシャッター、カーポートタイプならカーゲートを設置しておくと、防犯効果を高めることができます。

オープンタイプの駐車場であれば、前述した人感センサー付きのライトをつけて、さらに防犯カメラを設置すれば、万一被害に遭ったときの対応にも役立つでしょう。

注文住宅の駐車場を作る際に知っておきたいポイント

注文住宅の駐車場を作る際に知っておきたいポイント

駐車場を作る前には、知っておきたいポイントがあります。これから紹介する2つのポイントを考慮し、注文住宅の駐車場をどうするか考えることが大切です。

駐車場が本当に必要なのか考える

そもそも、自宅に本当に駐車場が必要なのか、じっくり考えることが重要です。駐車場を作ればその分、居住スペースが狭くなります。

土地の広さに余裕があればいいのですが、駐車場のために住居のほうが使いにくい間取りになってしまっては、本末転倒です。

一方、「今は車を持っていないが、近々子供が生まれる」といった事情があれば、日常の買い物や移動のために、やはり車が必要となる状況になるかもしれません。

家族の現状と将来を考え、駐車場が必要なのか、必要ならどのようなタイプがいいのか、コストに見合うかどうかを家族で考え、ハウスメーカーの担当者も交えて話し合うことが大切です。

固定資産税がかかるケースがある

固定資産税は、土地・建物に課される税金ですが、駐車場の形態によっては「建物」と見なされ、固定資産税の課税対象になることがあります。その判断の基準になるのが、次の3つの要件です。
駐車場が建物とみなされ課税対象となる要件

外気分断性がある:建造物の内外を区分し、外部の気象条件から内部を保護する性質を持つこと

土地への定着性がある:建造物が土地に固定され、容易に移動できない状態であること

用途性がある:建造物が特定の目的や用途を持っていること

駐車場が、これら3つの要件を満たしていると、建物として固定資産税の課税対象となります。
ビルトインタイプの駐車場はすべてを満たすため課税されますし、ガレージタイプは構造や設置方法によって判断が分かれます。カーポートタイプは外気を遮断する壁がないために「外気分断性」の要件を満たさず、課税されないのが一般的です。

オープンタイプはそもそも、建物と見なされることはまずないので、課税されません。

ただし、課税対象か否かの判断は、最終的には各自治体の判断に委ねられています。万全を期すならば、自治体に問い合わせるといいでしょう。

ハウスメーカーの担当者との相談を重ねて、理想の駐車場にしよう

注文住宅の駐車場を考える際、どのような駐車場にすればいいか、考えがなかなかまとまらないというケースが多いようです。だからこそ、専門家の意見に耳を傾けることが大切です。

ハウスメーカーの担当者は、これまでに多くの人々からさまざまなニーズをくみ取り、それに応えてきたプロフェッショナル。家族構成や生活スタイルを踏まえ、将来を見据えたアドバイスや提案をしてもらえます。

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タウンライフ家づくり

ハウスメーカー 注文住宅オリコン顧客満足度ランキング

  • 1位

    81.0

    スウェーデンハウス

    ※公式サイトへ遷移します。

  • 2位

    78.9

    ヘーベルハウス

  • 3位

    78.7

    住友林業

  • 4位

    78.3

    積水ハウス

  • 5位

    77.6

    一条工務店

  • 6位

    77.2

    パナソニック ホームズ

  • 7位

    77.1

    セキスイハイム

  • 8位

    76.6

    三井ホーム

  • 9位

    76.5

    大和ハウス

  • 10位

    76.2

    ミサワホーム

  • 11位

    76.1

    住友不動産ハウジング

  • 12位

    75.8

    トヨタホーム

  • 13位

    75.3

    イシンホーム

  • 14位

    74.8

    クレバリーホーム

  • 15位

    74.4

    イシカワ

  • 16位

    74.1

    アイ工務店

  • 17位

    73.6

    ユニバーサルホーム

  • 18位

    73.5

    アキュラホーム

  • 18位

    73.5

    住宅情報館

  • 18位

    73.5

    パパまるハウス

  • 21位

    73.4

    桧家住宅

  • 21位

    73.4

    富士住建

  • 23位

    73.2

    アイフルホーム

  • 24位

    72.0

    ヤマダホームズ

  • 25位

    71.9

    タマホーム

  • 26位

    71.0

    秀光ビルド

  • 27位

    70.3

    アイダ設計

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