「NISA」口座開設がスタート! 手続き前の“Q&A”

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「NISA」口座開設の前に、疑問を解消しておこう

 来年1月1日から始まる新制度「NISA(ニーサ)」。年間100万円の投資利益が非課税になる“少額投資非課税制度”のことで、今月1日から金融機関でNISA専用口座の開設手続きが始まった。金融機関の店頭はもちろん、テレビCMに関連書籍などを目にする機会も多く、投資に興味を持ち始めた人もいるだろう。そこで、NISAでの取引のファーストステップとなる「口座開設」の基礎をチェック。初心者だからこそ抑えておきたい“Q&A”とは。

■疑問1:手続きの流れは?

 申し込み者は金融機関で開設に必要な「申請書」をもらい、必要事項を記入後に「住民票の写し」と一緒に提出するだけ。金融機関は申し込み者の記入済の書類を受け取ったあと、税務署に口座の重複がないかチェック。税務署は重複口座がないことを確認後、「非課税適用確認書」を申し込み者に交付し、手続きが完了する。

■疑問2:申し込みの締め切りはあるのか?

 来年1月からの取引スタートに向け、口座開設を急ぐ人もいるだろう。もし、年明けにすぐNISA口座で取引をしたいのであれば、税務署での手続きに時間がかかる場合があるので、急いだほうがいいかもしれない。ただ、年明けに手続きをしても2014年取引分の口座は開設可能。その場合、2013年10月1日から2014年9月30日までに申し込み手続きを完了できればOKだ。

■疑問3:ほかの金融機関に口座変更をしたくなったら?

 NISAには新規の口座開設を設定できる「勘定設定期間」があり、一度口座開設をしたら、期間中はほかの金融機関に口座を変更したり、開設したりすることはできない。1回目の勘定設定期間は2014年1月1日〜2017年12月31日なので、口座を変更したい場合は2018年まで待つしかない。

■疑問4:NISAだけの口座開設、口座維持の手数料は?

 NISA口座だからといって、口座開設に伴う手数料や、その後の維持手数料を取ることはない。ただ各金融機関ともNISA口座単独での開設は不可能で、総合口座と投資用口座の開設が必要になる。
※金融機関の中には、証券口座に口座維持手数料がかかる場合もあるので要確認。

■疑問5:金融機関で口座開設方法に違いはある?

 開設の手続き方法に違いはなく、NISA口座開設後にどんな投資商品を購入、利用できるかが金融機関によって違ってくる。株式やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)に投資したい場合は証券会社、給与振込口座などで投資信託を購入したい場合は、銀行やゆうちょ銀行が便利。商品やサービスのラインナップを比較したうえで、自分に合った金融機関を選ぶことがポイント。

 NISAは“一人一口座”が大原則で、一定期間中は口座変更ができないなど、複数の金融機関に口座が持てる預金口座などと異なる点も多数。あいまいな知識で始めると、思わぬ落とし穴にはまってしまう可能性もある。投資商品やサービス内容、金融機関の使い勝手など、いろいろな面をしっかり比較、検討したうえでNISAを最大限に利用しよう。

>>NISA口座開設の参考に!
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