外貨預金と投資信託はどっちがいい?初心者向きの投資とは
今回は、外貨預金と投資信託について、それぞれの特徴やメリット・デメリット、向き不向きを考えるポイントなどについて解説します。
外貨預金の特徴
外貨預金のメリット
また、日本は円安の状態が続いています。円安になれば、その分外貨の価値は上がることが予想されますから、外貨で資産を保有しておけばリスクに備えられるとして注目されています。
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外貨預金のデメリット
また、預け入れや引き出しで日本円と外貨を交換する場合、その都度為替手数料がかかります。為替差益が生じた場合はその分に約20%の税金がかかるため、場合によっては確定申告が必要なことにも注意が必要です。
外貨預金は、預金保険(ペイオフ)の対象にならない点もデメリットといえます。預金保険は、万が一金融機関が破綻した場合に、1人あたり1,000万円まで元本と利息が保証される制度です。そのため外貨預金を始める場合は、信頼できる金融機関を選んでください。
投資信託の特徴
投資信託のメリット
投資信託は毎日取引の基準価格が公表されており、決算期ごとに監査法人の監査を受ける必要があることから、透明性が高く信頼性も高いといえるでしょう。
投資信託のデメリット
また、投資信託の購入時は購入時手数料がかかり、運用や管理を行うための信託報酬もかかります。解約して払い出すときには、信託財産留保額という手数料もかかり、利益には約20%の税金もかかります。
個別に銘柄を選ぶ必要はありませんが、投資信託自体もたくさんの種類があり、どれを選んだらいいかわからないという人もいるでしょう。多くの投資信託は中長期的な投資を目的として運用されているため、短期的には利益が得られにくい点にも注意が必要です。
外貨預金と投資信託自分はどっち?
外貨預金に向いている人
投資初心者
初めて資産運用のために投資を行う場合は、外貨預金はおすすめできるでしょう。預金する通貨を選ぶ必要はありますが、銀行にお金を預けるという明快な仕組みのため、初めてでもわかりやすいです。
海外に収入源がある、よく海外に行く
海外に収入源がある、よく海外に行くなどという人も、外貨預金は便利に使えます。外貨の普通預金口座があれば送金を外貨のまま受け取ることができ、海外ATMで現地通貨を引き出したり、デビットカードを利用して現地通貨で支払ったりといった使い方ができます。
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為替レートをチェックできる
外貨預金は為替レートの動きで利益や損失が決まるものですから、動向をチェックできる人にも向いているといえます。頻繁に預け入れや引き出しは手数料で損をすることもあるため、変動したからといってすぐ行動しなければないわけではありませんが、動向を知っておくことは重要です。
投資信託に向いている人
投資初心者
個人で株式や債券などに投資を行う場合は、銘柄を選んだり、売買のタイミングを考えたりする必要がありますが、投資信託はそれを専門家のファンドマネージャーに任せられます。あまり知識がない投資初心者でも始めやすいでしょう。
少額から投資がしたい
一般的に投資にはまとまった資金が必要とされていますが、投資信託は少額からでも投資が可能です。金融機関によっては100円から投資できる商品もあり、まずは投資を始めてみたいという人におすすめできます。
分散投資したい
投資のリスクを抑える方法に、資産を分散することがありますが、ひとつの投資信託を選ぶだけで分散投資が可能です。
外貨預金と投資信託で活用したいドルコスト平均法
為替相場や市場の動きに一喜一憂する必要がなく、高値で投資してしまう恐れも少なく、初心者が活用したい方法です。短期的に大きな利益を狙う場合にはあまり適しませんが、外貨預金も投資信託も、長期的に運用して資産形成することに向いた投資方法のため、ドルコスト平均法のメリットは大きいでしょう。
外貨預金・投資信託どっちが合っているか見極めよう
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