金利
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- SBI新生銀行(旧:新生銀行)
外貨預金 総合ランキング 総評
ソニー銀行が総合得点【70.2】点を獲得し、首位に輝きました。項目別では、「取引メニュー」、「提供情報」、および「システムの安定性」において特に高い評価を受けています。ユーザーにとって、サービスの多様性と情報提供の充実が魅力であり、安定的なシステム運用も信頼感を高めているようです。
SMBC信託銀行プレスティアは、総合得点【68.8】点を獲得し、2位にランクインしました。特に、「取引メニュー」と「カスタマーサポート」の項目において一定の競争力を示し、顧客サポートに力を入れています。多彩な取引メニューと高品質なカスタマーサポートが、ユーザーからの支持に繋がっているようです。
同率2位にランクインしたのは住信SBIネット銀行で、総合得点【68.8】点を獲得しています。特に「カスタマーサポート」と「キャンペーン」の項目におけるユーザーからの支持が高く、多様な選択肢と充実したサポートが魅力に映っているようです。
auじぶん銀行は総合得点【66.9】点を獲得し、4位にランクインしました。特に高い評価を受けていたのが、「取引メニュー」と「カスタマーサポート」の項目です。ユーザー目線の入出金のしやすさや利便性を重視し、サポート体制を強化することで、競争力を保っています。
同じく総合得点【66.9】点で、同率4位にランクインしたのは、三井住友信託銀行です。特に、「取引メニュー」の項目において高い評価を受けました。利便性を追求し、ユーザーに快適なサービスを提供しています。
これらのランキング上位企業は、それぞれの特長を持ちながら、ユーザーの満足度向上に貢献しており、外貨預金サービス分野において高い評価を受けています。(オリコンCS調査部)
総合的な満足度が高い外貨預金のランキング・口コミ情報です。
70.2点
ソニー銀行は総合得点で【70.2】点を獲得し、1位にランクイン。特に、「取引メニュー」の項目において【75.0】点を獲得しており、充実したサービスが高い評価を受けました。
外貨の売買が比較的簡単で、さらに毎月実施の「雇用統計タイムセール」では購入時為替コストが無料となり、ユーザーにとって購入しやすい環境を提供しています。また、セキュリティ面でも高い信頼性を示し、ユーザーからの評判が良い点も注目されます。
ユーザーのコメントからも、多くのユーザーが外貨預金や外貨取引に関して利用者に優しいと感じており、また、ネットバンク自体を初めて利用する利用者にとっても操作がわかりやすかったとの声が寄せられています。特に円ドルレートを指値で積み立てられる点が、円安に振れたときのリスク軽減に貢献していると評価されています。(オリコンCS調査部)
外貨の売り買いの方法が比較的簡単であること。手数料無料キャンペーンなど購入しやすい時がある。(50代/男性)
その他の口コミ・評判
円ドルレートを指値で積み立てできるので、円安に振れたときのリスクが軽減できた。(60代以上/男性)
外貨を意識しないで購入できる環境。外貨を使うことも簡単にできるところ。取り扱い通貨の種類も十分。(50代/男性)
平日なら何時でも取引できるので、為替の状態を見てリアルに取引できるのが良いです。(50代/女性)
海外旅行の際に、現地で外貨のまま引き出せて、大変便利です。海外通販でも、外貨決算ができ、手数料の面で大変お得です。(50代/女性)
68.8点
SMBC信託銀行プレスティアは、総合得点で【68.8】点を獲得し、2位にランクインしました。特に「取引メニュー」、「入出金のしやすさ」、「システムの安定性」など、複数の項目で高得点を獲得しており、サービス全般の質の高さが際立っています。
ユーザーのコメントからも、担当者による定期的な連絡、的確なアドバイスに対する高評価が目立ちます。さらに、ユーザーからの質問や相談に対する担当者のレスポンスも良好と評されています。
これらの結果から、同行は信頼性のあるサービスと幅広い選択肢が提供されていること、そして、ユーザーとのコミュニケーションに焦点を当てたアプローチが成功していることを示しています。このような成果は、競争の激しい金融サービス業界での同社の地位をより強固にしています。(オリコンCS調査部)
円から外貨の為替手数料が無料で外貨積み立てが出来、またその外貨で外貨建ての投資信託の購入・売却が容易に出来る点。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
担当者に質問や相談をした時、回答のレスポンスが常に良好である。(60代以上/男性)
元外資系銀行としての強み、海外への送金のしやすさ、小切手の受付、送金手数料の妥当性などが、他行に比べて格段に優れている点。(50代/男性)
シティバンクから利用しているので、資産形成に導入するのが人より早くできたと思う。(40代/女性)
私が納得できるように分かりやすい資料の提示をしたり、必要により、その商品に詳しい担当を同席させるなど、商品のメリデメを詳しく説明しようと努力してくれたこと。(50代/男性)
68.8点
住信SBIネット銀行は、総合得点で【68.8】点を獲得し、同率2位にランクイン。特に、「取引メニュー」における得点が【73.8】点と高い支持を受けています。「金利」が高く、「手数料」が低いという点も、ユーザーから好評を得ています。
また、手数料無料キャンペーンの実施や、アプリを通じた資産評価額の確認が簡単で分かりやすいという点も、顧客満足度向上に寄与しています。
ユーザーのコメントからも、外貨預金以外にも「金利」が良く、振込手数料が無料など、便利で使いやすい銀行として評価されています。また、「スマートフォン」のアプリを活用してリアルタイムで取引を行えること、そしてランクアップ対象になる少額の取引も可能であると評価されています。(オリコンCS調査部)
2〜3か月に1回ぐらい特別金利のキャンペーンが1ヶ月定期であり、南アフリカのランドでは現在60%である。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
為替手数料が他行に比べて安いこと。リアルタイムでの為替レートにて、外貨購入できる。(60代以上/男性)
SBI証券との連携の便利さ。他には、円や外貨などの複数口座をどれも同じような使い勝手で管理できる点は使いやすいと感じる。(30代/男性)
為替手数料が低い。アプリで簡単に購入手続きできる 証券連携が使いやすい。(40代/男性)
購入方法が分かりやすく、自分に合わせた購入方法が可能(毎日購入・毎月購入など)。また積立外貨預金の手数料が他社と比べて圧倒的に安い。(50代/男性)
66.9点
外貨の積立てをすることで最大1.5%のポイントが貰えて、手数料が実質必要がない。(40代/男性)
その他の口コミ・評判
積み立てなので、為替リスクが少なそう。世界情勢の勉強になる。(50代/女性)
AIによる為替予測や外貨積立の判断についてユニークだと思った。外貨買付手数料がかからない点。(30代/男性)
払い戻しのタイミングを確認できたので、わかりやすかった。(50代/女性)
キャンペーンで金利上乗せがあり、米ドル外貨預金を実施したので、円高になったがほぼイーブンで三ヶ月で一旦終了できた。(60代以上/男性)
66.9点
ほかの銀行等との取引はあまりないので、比較が出来にくいが、不便に感じた事が無いので良かった。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
土日祝日関係なく何時でも外貨の取引が出来る。(50代/女性)
担当者によって異なりますが、現在の担当者は非常に優秀で知識豊富で客目線で対応してくれるので満足度が高い。(60代以上/女性)
窓口も含めて担当者の専門知識の深さ、説明の分かりやすさ。(60代以上/男性)
担当者が適切なアドバイスをしてくれて、より良い商品を提示してくれる。無理強いしない態度が良い。(60代以上/女性)
66.7点
2週間定期など使い勝手が良い商品がある。ステージが「プラチナ」なので金利優遇や為替手数料が安い。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
ウェブサイトは見やすく、わかりやすいので操作は簡単で便利である。(60代以上/女性)
相談にのってくださる方の考え方が明確で、わかりやすく、共感できるものでした。うまく運用先を紹介してくださります。(30代/女性)
所有している預金額に応じた外貨手数料の金額が比較的リーズナブルかなと考える。(60代以上/女性)
満期時、金利分を除いてレートの関係で元本割れとなったが、挽回出来るよう最適な商品を紹介してもらい、ほぼ元本レベルまで、回復出来た。(60代以上/男性)
66.5点
購入時より円高になってしまい、外貨普通預金、外貨定期預金で持っていてもメリットがないと感じた時、営業の方から保険など提案してもらった。(40代/女性)
その他の口コミ・評判
店舗でアドバイスを受けながらおすすめの通貨を買えるので、初心者なら安心して利用できます。(40代/男性)
名義変更の際に紹介してもらい、外貨預金(毎月積み立て)を始めた。換金をしたことがなくよく分からないが、引き落とし額をスマホで変更できるのは良いと思った。(30代/女性)
始めた当時はATMの利用回数に特典があったが、日常生活でそうしたちょっとした気遣いが良い。(40代/男性)
まず第一に説明がしっかりあったこと。質問にはしっかりと分かりやすく話して教えてくれたこと。なにも分からなかった、知らなかったときには助かった。(30代/男性)
66.4点
日本円で保有するよりも特にアメリカドルを保有する方がはるかにメリットが高い。(40代/男性)
その他の口コミ・評判
普段は楽天銀行がメインなので、外貨機能自体があって助かる。(30代/男性)
平均取得レートが表示されている。他銀行では、平均取得レートを調べるのにかなり手間取ったところもある。(50代/男性)
円普通預金の口座があれば簡単に外貨口座を作れて、各種手数料も良心的。(40代/男性)
WEBの操作画面がシンプルで分かりやすい。為替レートの通知メールを設定できる。満期連絡メールが2回送られてくる。(60代以上/男性)
65.7点
スキマ時間にさっと見ることが出来て初心者にも取り込みやすい。(50代/女性)
その他の口コミ・評判
オンラインで好きなタイミングで購入できるところ。(40代/女性)
ネット銀行は問い合わせすることがすごく大変だけど、スムーズに対応してもらえるところ。(40代/女性)
手数料が安いことと、積み立てが早い段階からできたこと。(40代/男性)
セキュリティや進化に積極的な取り組みや改善にも積極的な考えを知ったときに未来性を感じた点です。(30代/女性)
65.4点
基本的に中長期保有なのでトータルで損をしないようにはしている。担当者から大きく値が変わる時はアラートが来るので対処している。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
ウェブで簡単に口座が作れ、その後の運用もウェブで行うことができた。(30代/男性)
こちらの不安点や分からないことなどを丁寧に分かりやすく、親切に対応してもらえるところや、アドバイスなども聞けるところ。(30代/女性)
毎月五千円をニュージーランドドルへ預金して自然と増えていることがうれしくなる。(60代以上/男性)
外貨預金開設当初、窓口での説明が分かりやすかったのを覚えています。丁寧に説明してくれました。ネットだと手数料が安くなるのでありがたいです。(40代/女性)
64.9点
メインバンクであり、取引集中させているところに因る手数料等の優遇が受けられるのがいい。(60代以上/男性)
その他の口コミ・評判
ATMで出し入れが出来て自分のペースで好きに出来るところ。(50代/女性)
自宅のそばや、出掛ける(頻度の多い)場所の近くに支店があり、取引や問い合わせがしやすい。(30代/男性)
窓口担当の接客が感じがよく分かりやすい説明と親切さが良かった。(60代以上/女性)
日本や外貨を持っている国の経済状況を担当者が何か状況変化があった際に適宜電話にて連絡をくれて今まで為替差損による損失を受けたことはない。(60代以上/男性)
64.3点
定期的に貯まっていくので、特に労力は使っていない。利用によって、ほかのサービスがお得に受けられる。(30代/女性)
その他の口コミ・評判
スマホで操作がわからない時は、イオンの窓口で対応してもらえるので安心。(50代/女性)
ネットで申し込んだが、ショッピングモールに窓口があるので、不明点があれば、気軽に対面で問い合わせることができる。(50代/男性)
金利が上がるキャンペーンを行う頻度が多いので、逃しても次やればいいやと思えるので良いと思う。(40代/男性)
ネットバンクではあるが、窓口も併設しているので、相談ができる。普通で積み立てしていたが、定期の方が金利が良いと預け替えを提案してくれた。(60代以上/女性)
規定人数の半数以上の回答があり、総合得点が60.0点以上の企業です。
大和証券を通して使っているので、あまり不便を感じずに使えること。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
大和証券担当者が窓口として対応してくれる。(60代以上/男性)
自分自身が金融サービスに求めているポイントが、充足している。(40代/男性)
1か月定期商品があるので、為替変動への対応がしやすい。(60代以上/男性)
開設当初は証券側の担当者の知識が追い付かず、銀行側の担当者が代行して注文に応じていたのでスムーズであった。(60代以上/男性)
普通定期にしていても金利が低く、外貨預金のほうが金利が高い。(60代以上/女性)
その他の口コミ・評判
通帳記帳できるので、ネットと紙で見れるのが良い。(50代/女性)
店舗が近い。株価と違いわかりやすい。株のようにゼロにならないので、下がっても落ち着いて待っていられる。(60代以上/女性)
他店に比べて多少価格もいいような気がする。(60代以上/男性)
ネットバンクがない頃に比べれば、口座さえ有れば店舗まで行かなくて済むから良い。(50代/男性)
オリコン顧客満足度調査では、実際にサービスを利用した4,521人にアンケート調査を実施。
満足度に関する回答を基に、調査企業67社を対象にした「外貨預金」ランキングを発表しています。
総合満足度だけでなく、取引メニュー、カスタマーサポート、金利など様々な切り口から「外貨預金」を評価。さらに回答者の口コミや評判といった、実際のユーザーの声も掲載しています。
取引手数料だけでなく、“ユーザー満足度”からもサービスを比較し、「外貨預金」選びにお役立てください。
外貨預金とは日本円を米ドルやユーロといった海外の通貨に交換して、預け入れる預金のことです。外貨は日本円よりも金利が高い傾向があるため、円で預金しておくよりも高い利息が期待できます。
また外貨預金は預入時に定められた為替レートで円から外貨に交換しますが、満期を迎えて外貨を円に戻して受け取る際、円安になっていれば利息以外にも利益が得られ、円高になっていると損失が生じる場合がある点には注意が必要です。
■外貨預金の種類
外貨預金には主に普通預金と定期預金の2種類があります。
外貨普通預金
いつでも預けたり、引き出したりできる預金のことで、預入期間に定めがありません。一般的に変動金利のため、預入期間中に金利が変動することがあります。
また「外貨積立サービス」がある外貨普通預金であれば、自動で毎日・毎週・毎月など定期的に円で外貨を買い付け、積み立てていくことも可能です。
外貨定期預金
1ヶ月、3ヶ月、1年などあらかじめ預入期間(満期)が決まっており、満期までは原則解約ができない預金のことです。そのため一般的に外貨普通預金に比べて金利が高い傾向にあります。
@円預金よりも高金利
外貨預金は高い金利で預入できるため、日本の普通預金や定期預金よりも高い利息が受け取れる場合があります。日本円で1年ものの定期預金に預け入れた場合の金利は高いところで0.1〜0.3%程度となっています。一方、米ドル1年ものの定期預金なら5.0%程度の金利もめずらしくありません。
A為替差益が得られる
外貨預金のように海外の通貨で運用する商品は、為替レートの値動きによっては利益を得られる場合があります。為替レートの値動きによって得られる利益のことを、為替差益と言います。
例えば100万円を1ドル100円のときにドルに交換すると1万ドルになります。その後、円安となり、1ドル101円のときに1万ドルを円に交換すると、101万円が受け取れます。
このように外貨預金は金利だけではなく、円に交換するときの為替レートによっても利益が出る可能性があるのです。
B初心者でもはじめやすい
外貨預金は金融機関に口座開設をするだけで始められます。どの外貨で始めるかを選ぶ必要はありますが、株式投資や投資信託ほど選択肢が多くありません。そのため外貨預金は初心者でもはじめやすい運用方法と言えるでしょう。
C通貨分散によってリスクヘッジ
ヘッジとは「回避」という意味があります。通貨分散をすることで、為替レートの変動による資産価値の減少を回避することが可能です。
円安による円の価値低下を回避するには、円だけでなくドル資産も併せ持つ方法が有効です。
円だけでなく米ドルも保有していれば、円の価値が低下しても、円安で米ドル資産の価値が上がるため、全体として自身の保有している資産価値の低下を抑えられます。
@為替手数料が発生する
外貨預金は円を外貨に交換して預入しますが、交換する際に為替手数料が発生します。また外貨から円に戻すときにも同様の為替手数料がかかります。為替手数料は金融機関ごと、通貨ごとに異なりますが、米ドルで店頭取引の場合、片道1ドルあたり1円程度が相場です。
そのため外貨預金を始めてすぐに解約をすると、十分利息が増えていないことから、為替手数料をカバーできずに元本割れする可能性があります。
ただしインターネットによる取引であれば、為替手数料が抑えられている場合があります。
A元本割れのリスク
外貨預金は為替手数料で元本割れする可能性もありますが、外貨から円に戻すタイミングによっても元本割れする場合があります。
100万円を1ドル100円のときに1万ドルに交換、1年後仮に5.0%の利息が付き、1万500ドルになっていたとします。しかし仮に円に換金するときに円高で1ドル90円になっていた場合、利息が上乗せされているにもかかわらず受け取れる金額は94万5,000円と元本割れしています。
このように外貨預金を円に換金する際、為替レートの値動きによって生じる損失のことを、為替差損と言います。
Bペイオフの対象とならない
ペイオフとは「預金保険制度」のことで、お金を預け入れている金融機関が破綻しても、1金融機関あたり1,000万円とその利息分までは保護される制度です。
外貨預金はペイオフの対象外となっているため、仮に金融機関が破綻しても、保証されずに預け入れている外貨預金がそのまま損失になる可能性があります。
C条件によっては確定申告が必要になり手間が増える
外貨預金には利息と為替差益の2つの利益があり、そのうち利息に関する税金は自動的に差し引かれるため確定申告は不要ですが、為替差益は確定申告が必要になる場合があります。
利息 |
為替差益 |
|
所得の種類 |
利子所得 |
雑所得 |
課税方式 |
源泉分離課税 |
総合課税 |
税率 |
20.315% |
所得に応じた所得税率と住民税10% |
確定申告 |
不要 |
原則必要 |
為替差益が出ても確定申告が不要なケースは以下の通りです。
●年収2,000万円以下の会社員で、給与所得を1か所から受けていて、かつそのすべてが源泉徴収の対象となる場合で、為替差益を含めた給与以外の所得の合計が20万円以下の場合
●自営業やフリーランス、無職で年間所得が基礎控除48万円以下の場合
また為替差損が出た場合は確定申告が不要ですが、他の雑所得で利益が出ているときなど、確定申告をしたほうが良い場合があります。
通貨を分散する
通貨の分散がリスクを抑えるのに有効なのは、複数の通貨に分散させておくと、1つの通貨で為替差損が生じても、残りの通貨で為替差益が生じていれば、為替差損を一定程度カバーできることが期待できるためです。
預入時期を分散する
預入時期を分散させる「ドルコスト平均法」もリスクを抑える効果があります。
これは「一定期間ごとに決まった金額を運用する」運用手法です。具体的には、毎月1万円や2万円というように定期的に積み立てていく運用手法がドルコスト平均法です。
これを長期間継続することで、円でドルを交換(購入)するときの平均購入単価が下がり、為替レートの変動によるリスクを抑えることができるのです。
長期運用する
外貨預金のように値動きをする商品は、長期運用をする程多くの利息が得られ、ドルコスト平均法の効果が高まる傾向があるため、長期運用をする程リスクを抑えやすくなります。
情報収集をかかさない
為替差益や為替損益が生じる要因となる為替レートは、さまざまな経済指標や、要人発言で大きく変動する場合があります。
こうした経済指標の発表や要人発言が行われるスケジュールは、新聞やニュース、金融機関のサイトなどで確認できることがあるため、知っておくと良いでしょう。
大きく為替レートが変動する可能性があるときは、運用方針を見直すことで損失が少なくなることもあります。
余裕資金で運用する
外貨預金で運用するときは、余裕資金を使うようにしましょう。
【監修者:CFP(R) 金子賢司 】
「外貨預金のメリット・デメリットとは?リスク対策や始め方を解説」はこちら
外貨預金で得た利益にかかる税金の仕組みや税率を理解することは大切です。また場合によっては、確定申告が必要になることもあります。 外貨預金の税金について、初心者にも分かりやすく解説をしていこうと思います。今回は、預金対象者を、法人を除く個人に限定して解説をします。
外貨預金には、実は2つの税金が存在します。一つは利息に対する税金ともう一つは為替差益が発生した場合の差益に対する税金です。
外貨預金の利息にかかる税金
外貨預金の利息は、「利子所得」に該当し、日本円の預金同様に、原則として所得税15.315%(復興税含む)と住民税5%の計20.315%を源泉分離課税として徴収されます。よって、利息は日本円の預金と同様にそのまま受け取って終わりです。
外貨預金の為替差益にかかる税金
外貨預金によって為替差益が発生した所得は、「雑所得」に該当します。雑所得の場合、他の所得と合算して計算をするため、原則として確定申告が必要です。
・外貨預金で確定申告が必要なケース
外貨預金の外貨を日本円に交換して、為替を「確定」したときに為替差益が生じるが、確定していない状態を「含み益」と呼び、この段階ではまだ確定申告は不要ですが、日本円に交換をして為替差益が確定したときに確定申告が必要になります。
米ドル建て外貨預金に預入していた資産を、ユーロやオーストラリアドルなどの日本円以外の別な外貨に交換した場合はどうなるのでしょうか。実はこの場合も確定申告が必要になります。考え方としては、米ドルを一旦日本円に交換して、別な外貨に交換して預金したと考えるためです。この場合は、一旦日本円に交換した時に発生する為替差益が雑所得となります。
・外貨預金で確定申告が不要なケース
年収が2,000万円以下の給与所得者であり、給与所得および退職所得以外で為替差益を含めた所得が年間で20万円以下の場合は申告不要です。ただし、給与を2カ所以上の会社から得ている場合は、そもそも確定申告をしなければなりません。なお、為替差益ではなく為替差損が生じた場合は、確定申告によって黒字の雑所得から控除することが可能です。
また、確定申告が不要であったとしても、地方税にあたる住民税の申告が必要な場合があります。次にそれを説明します。
・外貨預金で住民税の申告が必要なケース
住民税の申告を行う必要があるのは、次のような人です。
1. 給与所得以外の所得がある人
2. 公的年金以外の所得がある人
3. 確定申告をする前の年の1月1日時点での住所登録されている場所と同じ親族の扶養家族になっていない人
これらのどれかに該当する場合は、住所を管轄する役所で住民税の申告手続きが必要となるので、自身で管轄の自治体に問い合わせをしましょう。
Q. 外貨預金の為替差益が出た場合は、確定申告が原則必要だというのは理解できたが、為替差損が出た場合は、確定申告をした方がいいですか?主な収入は公的年金です。
A. 為替差損が出た場合は、他の黒字化した雑所得と通算することができます。例えば、年金収入で240万円で、為替差損が20万円あった場合、年金収入240万円から20万円分を差し引いて所得税と住民税が計算されます。
Q. 専業主婦で外貨預金をしています。30万円の為替差益が出ましたが、確定申告が必要ですよね?
A. 専業主婦の方や無職の方、また個人事業主の方などは、所得税の基礎控除である48万円を超えたら確定申告が必要ですが、本ケースでは30万円ですので、確定申告は不要になります。
【監修者:CFP(R)/投資教育家 市川雄一郎】
サンプル数
4,521人
この外貨預金ランキングは、
オリコンの以下の調査に基づいています。
※オリコン顧客満足度ランキングは、データクリーニング(回収したデータから不正回答や異常値を排除)
および調査対象者条件から外れた回答を除外した上で作成しています。
※「総合ランキング」、「評価項目別」、部門の「業態別」においては有効回答者数が規定人数を満たした企業のみランクイン対象となります。その他の部門においては有効回答者数が規定人数の半数以上の企業がランクイン対象となります。
※総合得点が60.0点以上で、他人に薦めたくないと回答した人の割合が基準値以下の企業がランクイン対象となります。
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・総合満足度
・評価項目(小項目)
・利用した感想(良かった点・悪かった点)
・他者推奨意向
・他者推奨意向理由
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