「NISA」を簡単に説明できる? メリット・デメリットもまとめて紹介

今さら聞けない「NISA」基礎知識を、メリット・デメリットと併せて紹介! [拡大する]

今さら聞けない「NISA」基礎知識を、メリット・デメリットと併せて紹介!

 ニュースでよく耳にする「NISA」。なんとなくわかっているものの、自分の子どもや会社の後輩から、「NISAって結局なんですか?」と聞かれたときに、うまく説明できるだろうか。そこで今回は、今さら聞けないNISAのメリットとデメリットについて確認しておこう。

■“NISA”のメリットを簡単に説明するとしたら?
 NISAとは、“少額投資非課税制度”のことだ。“少額”と名前がついているのは、1年間あたりの年間利用限度額が120万円(2015年までは100万円。2016年から120万円になった)と、世の中で取引される金融商品の総額からすると“少額”だから。ちなみに120万円というのは、あくまでも年間利用限度額の話で、1年間につき1万円などの利用でもOKだ。

 NISA口座では、株や投資信託などの購入・売却によって、利益が出たり、配当金や分配金をもらったりしたときに、基本的に5年間、本来かかる税金(20.315%)がかからないのが大きなメリットだ。もし10万円利益が出た場合、本来ならおよそ2万円の税金が差し引かれるが、NISA口座ならまるまる10万円の利益を手にできる。

 また、金融機関によっては、NISAの口座で株を買う際など、購入手数料が無料になるところも多いというのもメリットだろう。

■NISA口座開設は、銀行よりもネット証券の方がオススメ
 ここで、NISA口座を開くのに適した金融機関についてチェックしておきたい。銀行では、株や上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)は販売されていないため、NISAとしてメリットを受けられる商品は株式投資信託のみになってしまう。今後NISAでいろいろな金融商品を買いたい場合は、幅広い商品を扱っているネット証券がいいだろう。

 NISAは一人につき1口座で、一度口座を開いたら1年間は金融機関の変更ができないので、金融機関をじっくり選ぶことがオススメだ。

■デメリットは、“損益通算”ができないこと
 NISAのデメリットは、ほかに運用口座(一般口座や特定口座)を持っていたとしても、損益通算ができないことだ。通常では、複数の口座のプラスとマイナスを計算して、トータルのプラスに対して税金がかかる。ところが、NISAでマイナスが出て、ほかの口座でプラスになった場合でも、ほかの口座のプラスから、NISAのマイナス分を差し引くことはできない。

 また、1年間で損が出た場合に、確定申告をすることで損を3年間繰り越して、翌年以降の利益と相殺できる制度(「上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除」という)もあるが、これはNISAでは利用ができない。

 つまり、NISA口座では、“プラスが出ればお得だが、マイナスが出たときの救済措置が得られない”と覚えておこう。マイナス面については、すでにほかに運用口座を持っている人は、しっかり注意する必要がある。

 実際に始めてみれば、メリットやデメリットの感覚がつかめる。超少額からでもスタートできるので、まずは口座選びからはじめてみてはいかがだろうか。

(ライター:西山美紀)
ファイナンシャルプランナー。1万件以上のマネーデータを分析し、500人以上にマネーの取材経験あり。マネーや女性の生き方などをテーマに取材・執筆・記事監修などを行う。男の子、女の子の2児の母でもある。ブログ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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