なぜ投資は「やめとけ」と言われる?理由や失敗しないためのポイント

なぜ投資は「やめとけ」と言われる?理由や失敗しないためのポイント

投資は「やめとけ」という意見を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。投資は給与収入以外の使えるお金を増やすことにつながり、将来的な資産形成にも役立ちます。

しかし、投資について周囲に話すと否定的な意見を言われたり、Webなどで投資は「やめとけ」という記事を見たりしたことがある人もいるでしょう。

これから投資を始めようと考えている人や、初心者は不安になってしまうかもしれません。なぜ、投資は「やめとけ」といわれるのでしょうか。

この記事では、投資が「やめとけ」とされる理由や投資に向いている人、投資で失敗しないためのポイントなどを解説します。

mokuji目次

  1. 投資は「やめとけ」と言われる理由
    1. 知識がないと損をする
    2. 利益が出るまでに時間がかかる
    3. リスクがある
    4. コストがかかる
    5. 詐欺に遭う可能性がある
  2. 「やめとけ」と言われても投資はすべき?
    1. インフレの備えになる
    2. 税制優遇措置が増えている
    3. 低リスク商品も数多くある
    4. 正しい知識があれば成功率は高まる
    5. 少額から始められる
  3. 投資に向いている人の特徴
    1. コツコツ勉強できる
    2. 他人の意見に流されない
    3. 中長期的な視野を持てる
    4. 冷静に判断できる
  4. 投資で失敗しないためのポイント
    1. 少額から始める
    2. 中長期的に投資する
    3. 正しい知識をつける
  5. 投資の正しい知識を身に付けて資産形成を目指そう

投資は「やめとけ」と言われる理由

投資は「やめとけ」と言われる理由

日本政府は「貯蓄から投資へ」をスローガンに掲げ、個人が投資から得られる所得を増加させようとさまざまな取り組みを行っています。2024年にはそういった取り組みの一環として、NISA(少額投資非課税制度)の拡充が図られました。

預貯金の低金利が続き、年金の減少による将来への不安など、投資をすべき理由は多く、投資をすでに始めていたり、検討していたりする人も増えています。

しかし、政府の後押しを受けても、一定数の根強い投資への反対意見はあります。では、なぜ投資は「やめとけ」とされるのでしょうか。

知識がないと損をする

投資の知識を身に付けるのは難しく時間がかかり、知識がないと損をする可能性が高い点は、投資について「やめとけ」と否定的に考えられる原因かもしれません。

投資を始めるには、投資商品の特徴を把握し、どのようなリスクがあって、どのような原因で値動きをするのかを知っておく必要があります。経済や市場を理解すること、そのために専門用語や計算式などを押さえる必要もあるでしょう。

利益が出るまでに時間がかかる

短期間で大きく資産を増やせる投資方法もありますが、そういった方法にはリスクが大きく、失敗した場合は大きな損失を出す可能性があります

多くの投資方法は、中長期的に資産を増やすことを目的としており、リスクをできるだけ回避して、コツコツ資産を増やしていくものです。そのため、投資を始めても、短期間で利益を出すのは難しいのです。

リスクがある

投資で扱う金融商品の多くが元本保証されていません。リターンがあれば、必ずリスクはあるものなので、それを理解して投資を行う必要があります。

投資は、預貯金などの基本的に元本が保証された方法と違い、値動きによっては資産が目減りしてしまう可能性があるものです。中長期的に運用することや、資産を分散することでリスクは軽減できますが、ゼロではありません。そういったリスクから投資は「やめとけ」とされることがあります。

コストがかかる

投資には元手となる資金が必要なことはもちろん、投資方法によって手数料や管理費などがかかる点も、デメリットとして挙げられるでしょう。

こういった費用は、利益が発生した場合だけでなく、利益の有無に関係なく発生するものも多いです。投資を行うためにかかる費用が多ければ、かえって資産を減らしてしまう可能性もあります。

詐欺に遭う可能性がある

投資のための金融商品のすべてが、安全性が高いとは言い切れません

一定数、利益が見込めないのに資金だけを集める詐欺商品や、手数料が高く利益が出ないような商品も中には存在しています。実際に、詐欺被害などの報道を目にすることもあり、そういったことから、投資は「やめとけ」と考える人もいるでしょう。

「やめとけ」と言われても投資はすべき?

「やめとけ」と言われても投資はすべき?

投資について、「やめとけ」と考える理由はさまざまです。しかし、そういったデメリットは事前に原因を把握して工夫することで、回避できるものも多いでしょう。
ここでは、デメリットがあっても投資をしたほうがいい理由をご紹介します。

インフレの備えになる

インフレ(インフレーション)とは、モノやサービスの価格が継続的に上昇して、お金の価値が下がることです。

これまで100円だったモノが200円に値上がりすれば、購入するためにこれまでの倍のお金が必要になります。額面は同じでも、お金の価値は半分になることになるでしょう。

日本はインフレ傾向にあり、このままでは預貯金の額面は同じでも、価値は下がってしまうかもしれません。

そういった場合に、株や外貨債券、不動産、投資信託といった、インフレに合わせて値上がりする傾向がある、インフレに強い資産を保有していれば対策ができます

税制優遇措置が増えている

政府が個人の投資による収入増を推進しているため、さまざまな税制優遇措置が誕生しました。NISAやiDeCoなどもその一環です。

通常、投資で得た利益には20.315%の税金が課せられますが、NISAやiDeCoの口座で運用すれば非課税となります。一定の制限はありますが、投資のデメリットであるコストを抑えて運用が可能です

低リスク商品も数多くある

投資で扱う金融商品の種類は数多く、投資のすべてがハイリスクではありません。例えば、投資信託や債券投資などは、投資の中でもリスクが低いとされています

こういったリスクの低い金融商品を選んで運用することで、投資のデメリットはある程度抑えられます。

正しい知識があれば成功率は高まる

「知識をつけなければ投資はできない」という意見がありますが、それだけ「正しい知識があれば失敗しにくい」ということでもあります。コツコツ勉強することで、投資の成功率は高められるでしょう。

また、必ずしも最初から完璧である必要はありません。

投資をする上で知っておいたほうがいいことはたくさんありますが、金融機関では相談窓口や相談会などを設けていますし、運用のアドバイスをしたり、代行したりする「ロボアドバイザー」なども存在しています

まずは、投資信託や債券投資のような低リスクの商品を選び、投資しながら勉強するという方法も有効です。

少額から始められる

投資には、必ずしも多額の資金は必要ありません。買い物で付与されたポイントを投資するポイント投資などは、元手が実質ゼロです

投資信託なども、金融機関によっては100円から積立できる商品を用意していることもあり、少額からでも投資を始めることは可能でしょう。

少額でも毎月投資を行い、中長期的に運用することで、将来的な資産形成につながります。

投資に向いている人の特徴

投資に向いている人の特徴

ここまで、投資が「やめとけ」とされる理由や、それでも投資をしたほうがいい理由をご紹介してきました。

どちらの理由も一理あり、投資をすべきかどうか、かえって迷う人もいるかもしれません。そこで、投資に向いている人の特徴についてご紹介します。

コツコツ勉強できる

情報収集や勉強が好きな人は、投資に向いているといえるでしょう。

金融商品の価格が上がるか下がるかは、単純に考えれば50%の確率です。しかし、正しい知識を身に付けておくことで値動きが予測できるようになり、成功率を50%以上にすることができます。

投資の勉強には、「これで終わり」というゴールはありませんから、コツコツ勉強を続けられる人は、投資に向いているといえます。

他人の意見に流されない

投資を行っていると、周囲の人やWebの記事、SNSなどから「◯◯は買い時」「◯◯はやめとけ」というような情報が多く得られます。

初心者が大量の情報から、正しいものだけを選び出すのは難しいです。そのため、他人の意見に左右されず、自分の考えを貫ける人のほうが、投資には向いているといえるでしょう

中長期的な視野を持てる

前述のように、すぐに大きな利益が出る投資は、その分リスクも大きいため、資産形成目的としてはおすすめできません。中長期的に資産形成する目標を持ち、短期的な値動きには動じない心構えがあれば、投資は成功しやすくなります

冷静に判断できる

特に初心者の場合、投資した金融商品が値上がりすると売却して現金化したくなったり、多少の損失が出ると投資したことを後悔したり、一喜一憂してしまいがちです。

しかし、すぐに売却していては中長期的な資産形成を目指せません。

一時的な値動きがあっても冷静に判断できる人であれば、投資に向いているといえます。

投資で失敗しないためのポイント

投資で失敗しないためのポイント

投資は一部の「やめとけ」という意見もあり、始めることをためらう人もいます。しかし、リスクを軽減する方法はあり、ポイントを押さえることで成功率は上げられます。ここでは、投資で失敗しないためのポイントをご紹介しましょう。

少額から始める

急に多額の資金を投資してしまうと、損失が出たときのインパクトが大きく、おすすめできません。投資にはリスクがあることを理解した上で冷静な判断ができるよう、まずは少額から始め、投資に慣れることが重要です

また、生活資金を切り詰めるような投資も、長く続けられません。万が一投資で損失が出ても、家計に影響しないような余裕資金で行いましょう

中長期的に投資する

数時間、数日で利益を求めるような投資はリスクが大きいです。少なくとも3年以上の中長期的な目標を立て、投資を行ったほうが失敗は少ないでしょう

値動きがあるたびに売買を行うには専門的な知識が必要なため、判断を誤りやすく、リスクは高くなります。

一時的に金融商品が値下がりしたとしても、時間が経過することで回復することはよくあるため、中長期的な視野を持って見守ることが大切です。

正しい知識をつける

ここまでも説明したように、投資で重要なのは正しい知識を身に付けることです。初めから完璧でなくても、コツコツ勉強していくことで正しい判断ができるようになります。

他人の意見に左右されないためにも、投資についての勉強は続けていきましょう。

投資で失敗しないためのポイント

投資の正しい知識を身に付けて資産形成を目指そう

投資には必ずリスクがあり、そういった点から「やめとけ」という意見も一定数あります。しかし、正しい知識を身に付け、リスクを軽減する工夫で成功率は高められます。

NISAなどの税制優遇制度を利用したり、専門家に意見を聞いたりしながら、中長期的な視野で資産形成を目指しましょう。

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