資産運用の相談は誰にすべき?適切な相談先を選ぶポイントを紹介
今回は、資産運用で相談が必要な理由や適切な相談先を選ぶポイントについて、わかりやすく解説します。相談する際に押さえておきたいポイントや、資産運用の種類についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
資産運用で相談が必要な理由
もちろん、自分で勉強することも大切ですが、客観的な意見を聞いた上で自分に合った資産運用方法を判断することも重要です。大切な資産を扱う以上、後悔のない選択をするためにも、専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。
資産運用のおすすめの相談先
銀行
ただし、証券会社と比較すると金融商品の種類が限られていることがある点には注意してください。また、比較的高い手数料がかかることもあるため、資産運用を本格的に考える際には、銀行以外の選択肢も検討しましょう。
証券会社
注意点として、相談サービスが充実している店舗型証券は、手数料が高めに設定されている場合があります。長期的に資産運用に取り組む予定であれば、手数料が積み重なって大きなコストとなる可能性があるため、十分に確認しておきましょう。
IFA
また、複数の金融機関と提携しているため、取り扱える金融商品の種類は豊富。銀行や証券会社と異なり担当者が代わることもないため、長期にわたってサポートを受けたい人には最適な選択肢です。
オンライン相談サービス
資産運用の相談先選びのポイント
資産運用の初心者でも相談ができるか
不安な場合は、事前に問い合わせて確認しておくことをおすすめします。初めての資産運用であることや、想定している運用額などを伝えることで、自分が対象者であるかを判断できるでしょう。
自分に合う商品を選んでくれるか
これは、担当者に販売目標が課せられているためです。一方、IFAはさまざまな金融機関の商品を推奨できるため、より中立的な視点でのアドバイスができます。
後述するように、資産運用のための金融商品にはさまざまな種類があります。現在の収入や資産の状況、今後のライフプランなども踏まえて総合的に相談したい人には、IFAのような中立的な立場のアドバイザーがおすすめです。
長期的なサポートが見込めるか
資産運用は「長期・積立・分散」が基本です。長期にわたるサポート体制が整っているか、長く付き合えそうな担当者かどうかといった点も意識して相談先を選びましょう。
資産運用の相談をする前に準備しておくこと
資産運用の目的や目標額を決めておく
例えば「近い将来、住宅を購入する際の頭金を貯めたい」という場合と、「老後資金を準備したい」という場合では、資産運用の期間や方法も大きく異なります。資産運用の目的や目標額によって適した金融商品などが変わるため、相談する前に明確にしておくことをおすすめします。
資産運用に回せる予算を把握しておく
資産運用には、余剰資金を使うのが基本です。余剰資金とは、日常生活に必要な経費や近い将来に必要な費用を除いた、投資に回せる資金のこと。毎月の収支を確認し、資産運用に回せる金額を把握しておくことが大切です。
資産運用の種類を把握しておく
まずは、どのような資産運用の種類があるのかを知り、それぞれの特徴を押さえておきましょう。初心者にも仕組みがわかりやすく、資産運用に回せる予算や運用目的に合った方法を選ぶことが大切です。
資産運用の種類
預貯金
より積極的に資産の増加を目指す場合は、預貯金だけに頼らず、ほかの資産運用方法も検討する必要があります。
投資信託
また、投資信託には、少額から始められる積立投資のオプションも多く、大きな資金を一度に投じるリスクを避け、定期的に一定額を投資することでリスクを分散できます。このような投資方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれ、長期的な視点での資産形成に向いています。
株式投資
初心者にとっては、短期間での大きなリターンを狙うよりも、長期にわたる投資を心掛けることが大切です。株式を長期間保有することで、市場の変動リスクを分散し、時間を味方につけた資産形成ができます。
NISA
NISAの投資枠は「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類です。2つの投資枠の主な違いは下記のとおりです。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
---|---|---|
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有期間 | 無期限 | |
非課税保有限度額 | 1,800万円 (うち成長投資枠は1,200万円まで) |
|
投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 | 上場株式、投資信託など ※一部除外商品あり |
対象年齢 | 18歳以上 |
iDeCo
注意点として、NISAはいつでも資金の引き出しができるのに対し、iDeCoは原則60歳まで受け取ることができません。利用する際には、無理のない範囲で掛金を設定しましょう。
外貨預金
また、外貨預金は円預金と比べて金利が比較的高く設定されていることに加え、外貨建て金融商品の中でも仕組みがわかりやすいことから、初心者にもおすすめの資産運用方法といえます。外貨預金を選ぶ際には、オリコン顧客満足度ランキングなどの比較サイトを参考にしてください。
【最新】外貨預金 オリコン顧客満足度ランキング
適切な相談先がわかれば、安定した資産運用ができる
初めて資産運用をするなら、仕組みがわかりやすく国内の銀行よりも金利が高い外貨預金がおすすめです。オリコンでは日本最大級の規模で調査を行い、毎年「外貨預金 オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。外貨預金を始めるにあたって知っておきたい取引メニューや手数料、金利の満足度など、さまざまな視点のランキングを発表していますので、外貨預金選びの参考にしてください。
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