ペット保険の告知の嘘はばれない?告知義務違反のリスクと正しい申告を解説
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告知内容によっては、ペット保険への加入を断られたり、一部のケガや病気についての医療費が補償されなくなったりすることがあるため、嘘をついて加入しようとする人もいるかもしれません。しかし、ペット保険の告知義務違反を行うとペナルティがあります。
この記事では、告知義務違反をした場合のペナルティや、うっかり告知義務違反をしてしまわないためのポイントなどについて解説します。ペットを飼い始めたばかりの人やペット保険の加入を考えている人は参考にしてください。
監修者まさの森・動物病院 院長 安田賢
日本獣医生命科学大学卒業。
幼少期より動物に興味を持ち、さまざまな動物の飼育経験を持つ。
2012年11月、石川県金沢市にまさの森・動物病院を開業。
※監修は医療情報についてのみであり、ペット保険への加入を推奨するものではありません。
目次
ペット保険加入時にはペットの健康状態や既往歴の告知義務がある
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ペット保険加入の際に告知義務を設けている理由
仮に、ペットの健康状態にかかわらず誰でも無条件にペット保険に加入し、保険金を受け取れるとなれば、「健康なペットの飼い主は不公平と感じる」、「健康状態が悪いペットの加入が増えることで保険料が高騰してペット保険に加入しにくくなる」といった問題が生じかねません。
そのため、保険会社では新規加入ができない既往歴などをあらかじめ定めて、申込み時の告知によって確認することで、加入者間の公平性を保っているのです。
ペット保険へ加入する際に必要な告知事項
・ペットの種類(犬または猫)
・年齢、生年月日
・性別
・品種
・体重
・ワクチン接種歴
・傷病歴(これまでに特定の病気にかかったことがあるかどうかの確認)
・経過観察中や治療中のケガや病気の有無(3ヵ月以内の治療歴など)
・通院歴(過去1年以内の予防目的以外での治療歴など)
・他のペット保険への加入状況
告知が必要な期間と「どこまで」申告すべきか
「このくらいなら言わなくてもよい」と自己判断すると、後から告知義務違反と判断されるリスクがあります。不安な点がある場合は、申込み前に保険会社へ問い合わせ、必要に応じて動物病院で治療歴や傷病名を確認しておくと安心です。
ペット保険へ加入する際に嘘の告知をしてもばれない?
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動物病院への問い合わせや診療記録の確認が行われるため、告知と実態に食い違いがあればすぐに発覚します。
保険会社に嘘の告知がばれるタイミング
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ペット保険の申込みをするとき
保険会社と連携している獣医師が虚偽の申告を見抜く場合もあり、通院歴に不審な点があれば受診した動物病院に直接確認を取ることもあります。
ペット保険の保険金請求を行うとき
保険会社は、その内容をもとに、治療内容が補償対象に該当するか、申込み時の告知内容と食い違いがないかを確認します。
保険会社が告知内容を調査する具体的な方法
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調査方法 | 確認される内容 |
動物病院への照会 | 診療記録、診断名、検査結果、治療内容など |
保険金請求時の詳細確認 | 請求内容と過去の病歴・通院歴に矛盾がないか |
専門調査員や獣医師による確認 | 症状の経過や治療内容、既往歴との関連性など |
他のペット保険への加入状況の確認 | 他社の保険契約や請求履歴など |
また、告知していない病気そのもので保険金を請求した場合だけでなく、別の病気や症状で請求した場合でも、過去の病歴との関連性を確認されることがあります。
ペット保険で嘘の告知がばれたらどうなる?
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嘘の告知によって起こりうるペナルティを解説します。
・保険金が支払われない
・保険契約が解除される
・訴訟に発展する場合もある
保険金が支払われない
嘘の告知をしてペット保険に加入しても、医療費の補償を受けるという本来の目的が達成できなくては意味がありません。そのため、告知義務違反をしてペット保険に加入するメリットはありません。
保険契約が解除される
また、補償期間中にペット保険を解約すると解約返戻金を受け取れますが、告知義務違反があった場合は受け取ることができません。
ただし、保険契約が解除されるかどうかは、告知義務違反の内容や経緯によっても異なります。
訴訟に発展する場合もある
他のペット保険への加入が難しくなる
保険会社によっては、過去の契約状況や告知義務違反の有無を確認する場合があります。そのため、過去に告知義務違反による契約解除があると、他社の加入審査で不利になったり、加入を断られたりする可能性があります。
また、加入できたとしても、保険料が通常より高くなったり、補償範囲が限定されたりすることも考えられます。
ペット保険の告知義務違反をしないための注意点
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保険会社へ正確な告知をするための注意点を見ていきましょう。
自己判断をしない
どのように告知すればいいか迷ったときには、保険会社に確認をとって正確な告知を心掛けてください。告知事項をすべて確認し、不明点をまとめて保険会社に問い合わせることがおすすめです。
医療費の領収書や診療明細書などを保管しておく
また、1年間にどのくらい医療費がかかっているのかもすぐに確認できるため、ペット保険に加入すべきかどうか検討する材料にもなります。
「健康状態の履歴」という意味でも、受診した理由やそのときの症状、獣医師から受けた説明などを領収書にメモしておくと、後からでもわかりやすくおすすめです。
治療歴や傷病名は動物病院に確認する
動物病院には、これまでの治療歴を記したカルテが保存されており、細かい治療内容や診断の日付なども確認できるため、正確な告知が可能です。
また、経過観察中や完治といったペットの病状についても、併せて教えてもらいましょう。
ペットを迎えた時点でペット保険に加入する
もちろん、ペットを迎えた直後であっても、健康状態や既往歴は正確に告知しなければなりません。将来の病気やケガに備えたい場合は、できるだけ早い段階でペット保険の加入を検討しましょう。
ペット保険へ加入する際は、ペットの年齢や健康状態などを正確に告知しよう
ペット保険にはさまざまな種類があり、それぞれ加入条件が異なります。持病や治療歴がある場合でも、加入できるペット保険が見つかる可能性は十分あります。告知義務違反をして不正に加入しようとするのではなく、正直な告知で加入できるペット保険を見つけてください。
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監修者まさの森・動物病院 院長 安田賢
日本獣医生命科学大学卒業。
幼少期より動物に興味を持ち、さまざまな動物の飼育経験を持つ。
2012年11月、石川県金沢市にまさの森・動物病院を開業。
・獣医がん学会
・日本エキゾチックペット学会
・鳥類臨床研究会(鳥類臨床研究会認定医)
・爬虫類・両生類の臨床と病理のための研究会
●まさの森・動物病院
※監修は医療情報についてのみであり、ペット保険への加入を推奨するものではありません。