うさぎの寿命はどれくらい?長生きのためにできることも解説

うさぎの寿命はどれくらい?長生きのためにできることも解説

うさぎは、見た目の愛らしさ、鳴き声・体臭の少なさ、生活時間が人間に似ていることなどから、ペットとして人気があります。

うさぎを飼う際に知っておきたいのが、うさぎの寿命です。寿命や老化のサインについて知ることで、うさぎと共に生きる時間を充実したものにできるでしょう。

本記事では、一般的なうさぎの寿命や老化のサイン、うさぎに長生きしてもらうためにできることなどを解説します。うさぎを飼っている人、飼うことを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

mokuji目次

  1. うさぎの平均寿命
  2. うさぎと人間の年齢の対比
  3. うさぎの老化のサイン
    1. 食欲がなくなる
    2. 運動能力が下がる
    3. 体毛に変化が現れる
    4. 視力が落ちる
  4. うさぎに長生きしてもらうためには?
    1. 日頃からのコミュニケーション
    2. ストレスをかけない暮らし
    3. 定期的な健康診断
  5. うさぎの寿命や老化のサインを知り、病気やケガには適切に備えよう

うさぎの平均寿命

うさぎの寿命は、種類、生育環境によって異なりますが、一般家庭で飼育されるうさぎの場合、寿命は5〜15年で、平均値は7〜8年といわれています。

なお、ギネス世界記録に認定されている、史上最高齢のうさぎは16歳です。人間の年齢に換算すると、約112歳に相当するとのことです。

近年は、ペットフードの品質や飼育環境が良くなり、医療技術も向上していることなどから、うさぎの寿命も長くなっているといわれています。

うさぎと人間の年齢の対比

うさぎは、人間よりも早く年をとる動物です。うさぎの年齢を人間の年齢に換算する場合、概ね下記の計算式で求めることができます。

<うさぎの年齢を人間の年齢に換算する場合の計算式>
(うさぎの年齢−1)×6+22=人間の年齢
なお、1歳より前のうさぎの月齢については、この限りではありません。

■うさぎの年齢と人間の年齢の対比

うさぎの年齢

人間の年齢

1ヵ月

2歳

2ヵ月

5歳

6ヵ月

13歳

1歳

22歳

3歳

34歳

5歳

46歳

7歳

58歳

10歳

76歳

うさぎの老化のサイン

うさぎの老化のサイン

うさぎの老化は、いくつかのサインによって知ることができます。

うさぎの老化の主なサインは下記のとおりです。これらのサインが見えてきたら、健康管理にいっそう気を配る必要があります。

食欲がなくなる

うさぎは、老化するにつれて食欲がなくなっていきます。新しい食べ物を与えても、拒否反応を示すことがあるかもしれません。

飼っているうさぎの食事の量が減ったり、好物でもあまり口にしなくなったりした場合は、老化のサインです。食欲が衰えると、そのまま衰弱していってしまうこともあるため注意してください。

運動能力が下がる

運動能力が下がってくることも、うさぎの老化のサインです。広い場所でも元気に走り回ることができなくなり、スピードや跳躍力にも衰えが見られるようになります。

筋力が落ちてくると、トイレの段差などにもつまずきやすくなり、次第に一日の大半を寝て過ごすようになります。

体毛に変化が現れる

うさぎは、老化すると体毛の量が減るため、見た目にも毛が薄くなった印象を与えるようになるでしょう。体毛の質にも衰えが現れ、つやが失われてパサついて見えることもあります。

運動能力の低下により、次第に自分で毛づくろいをすることができなくなるため、体の清潔さを保つためには、飼い主が適度に毛づくろいをしてあげることが必要です。

視力が落ちる

うさぎは、老化すると視力が落ちることがあります。うさぎは元々、視覚よりも聴覚や嗅覚が発達している動物です。そのため、視力が落ちてきても、動くこと自体に支障はありません。

ただし、スキンシップをとる場合などには先に声をかけたり、自分の匂いを嗅がせたりして、安心させてからふれる必要があります。

うさぎに長生きしてもらうためには?

飼っているうさぎに長生きしてもらうために、日常生活の中でできることがあります。うさぎが長く健康に生きられるよう、下記のことを意識してみてください。

日頃からのコミュニケーション

うさぎとの日頃からのコミュニケーションは、うさぎが長生きするためには最も大切です。

うさぎは、飼い主に呼びかけられたり、飼い主とふれ合ったりすることで愛情を感じます。

飼い主の愛情は安心をもたらし、長生きにつながります。毎日たっぷりと愛情を注いであげるようにしてください。

ストレスをかけない暮らし

ストレスをかけない暮らしをすることも、うさぎが長生きする上で大切です。ストレスは体調の悪化を招き、病気にかかる原因になります。

ケージは十分な広さと清潔さを維持するだけでなく、部屋の中にはうさぎが動き回れるスペースを設け、思い切り遊ばせてあげるといいでしょう。

定期的な健康診断

うさぎに長生きしてもらうためには、定期的な健康診断も重要です。

うさぎは、老化に伴って病気にかかりやすくなります。

しかし、病気の兆候や症状を飼い主が見極めるのは簡単ではありません。

定期的に動物病院で健康診断を受け、病気の兆候を見逃さないようにすることが大切です。
また、うさぎが病気やケガをした場合は、治療が必要になります。

ペットの治療費は高額になることがあるため、ペット保険に加入しておくことをおすすめします。

なお、ペット保険は、ペットが高齢になると加入できなくなるケースがあります

うさぎを家にお迎えしたときか、若いうちに入っておくのがおすすめです。

うさぎの寿命や老化のサインを知り、病気やケガには適切に備えよう

うさぎを飼う際には、寿命や老化のサインについて知っておくことが大切です。

これらの知識があると、病気の予防や適切な治療がしやすくなり、長くいっしょに暮らしていくことができます。

うさぎをはじめとするペットの病気・ケガの治療には、高い費用がかかることがあります。治療費を抑えるためには、ペット保険への加入がおすすめです。高齢になると加入できなくなることもあるため、家にお迎えしたときや若いうちに加入して備えておくといいでしょう。

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