うさぎの寿命はどれくらい?長生きのためにできることも解説
うさぎを飼う際に知っておきたいのが、うさぎの寿命です。寿命や老化のサインについて知ることで、うさぎと共に生きる時間を充実したものにできるでしょう。
本記事では、一般的なうさぎの寿命や老化のサイン、うさぎに長生きしてもらうためにできることなどを解説します。うさぎを飼っている人、飼うことを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
うさぎの平均寿命
なお、ギネス世界記録に認定されている、史上最高齢のうさぎは16歳です。人間の年齢に換算すると、約112歳に相当するとのことです。
近年は、ペットフードの品質や飼育環境が良くなり、医療技術も向上していることなどから、うさぎの寿命も長くなっているといわれています。
うさぎと人間の年齢の対比
(うさぎの年齢−1)×6+22=人間の年齢
■うさぎの年齢と人間の年齢の対比
うさぎの年齢 | 人間の年齢 |
1ヵ月 | 2歳 |
2ヵ月 | 5歳 |
6ヵ月 | 13歳 |
1歳 | 22歳 |
3歳 | 34歳 |
5歳 | 46歳 |
7歳 | 58歳 |
10歳 | 76歳 |
うさぎの老化のサイン
うさぎの老化の主なサインは下記のとおりです。これらのサインが見えてきたら、健康管理にいっそう気を配る必要があります。
食欲がなくなる
飼っているうさぎの食事の量が減ったり、好物でもあまり口にしなくなったりした場合は、老化のサインです。食欲が衰えると、そのまま衰弱していってしまうこともあるため注意してください。
運動能力が下がる
筋力が落ちてくると、トイレの段差などにもつまずきやすくなり、次第に一日の大半を寝て過ごすようになります。
体毛に変化が現れる
運動能力の低下により、次第に自分で毛づくろいをすることができなくなるため、体の清潔さを保つためには、飼い主が適度に毛づくろいをしてあげることが必要です。
視力が落ちる
ただし、スキンシップをとる場合などには先に声をかけたり、自分の匂いを嗅がせたりして、安心させてからふれる必要があります。
うさぎに長生きしてもらうためには?
日頃からのコミュニケーション
うさぎは、飼い主に呼びかけられたり、飼い主とふれ合ったりすることで愛情を感じます。
飼い主の愛情は安心をもたらし、長生きにつながります。毎日たっぷりと愛情を注いであげるようにしてください。
ストレスをかけない暮らし
ケージは十分な広さと清潔さを維持するだけでなく、部屋の中にはうさぎが動き回れるスペースを設け、思い切り遊ばせてあげるといいでしょう。
定期的な健康診断
うさぎは、老化に伴って病気にかかりやすくなります。
しかし、病気の兆候や症状を飼い主が見極めるのは簡単ではありません。
定期的に動物病院で健康診断を受け、病気の兆候を見逃さないようにすることが大切です。
ペットの治療費は高額になることがあるため、ペット保険に加入しておくことをおすすめします。
なお、ペット保険は、ペットが高齢になると加入できなくなるケースがあります。
うさぎを家にお迎えしたときか、若いうちに入っておくのがおすすめです。
うさぎの寿命や老化のサインを知り、病気やケガには適切に備えよう
これらの知識があると、病気の予防や適切な治療がしやすくなり、長くいっしょに暮らしていくことができます。
うさぎをはじめとするペットの病気・ケガの治療には、高い費用がかかることがあります。治療費を抑えるためには、ペット保険への加入がおすすめです。高齢になると加入できなくなることもあるため、家にお迎えしたときや若いうちに加入して備えておくといいでしょう。
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