愛車を補償する「車両保険」の基礎! “賢い選び方”も合わせて解説

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大切な車を守るためにも「車両保険」の基礎と選び方はおさえておこう

 交通事故で自分の車に損害が発生した場合、相手がいる事故なら、過失割合に応じて相手からの賠償分と自分で補償する分が決まる。もし相手がいなければ、自分ですべてを補償することになる。いずれの場合でも役立つのが「車両保険」だ。今回は、車両保険の基礎と選び方について詳しく解説していこう。

■車両はどのように補償される?

 車同士がぶつかって車が壊れた場合、補償分や賠償分については、上述の通り過失割合によるところが大きい。損害額を100万円として、いくつかケースを挙げてみる。

・過失割合50:50
自分で補償50万円、相手からの賠償50万円

・過失割合80:20
自分で補償80万円、相手からの賠償20万円

・過失割合100:0
自分で補償100万円、相手からの賠償ゼロ

 賠償分は、相手側の「対物賠償保険」で支払われるのが一般的。自分の補償分は、自腹を切るか車両保険を使うことになる。もし車両保険に加入せずに事故を起こし、相手の過失がゼロだったり、家屋や塀、ガードレール、標識にぶつかるといった単独事故などの場合には、全額自腹で対応するしかないのだ。

■車両保険には種類がある

 一口に車両保険といっても、いくつかタイプがあるので紹介しよう。

・エコノミータイプ(車対車+A)
 保険料が安いタイプの車両保険。車同士の事故であれば保険金を受け取れるが、単独事故や当て逃げで車が壊れた場合は補償されない。盗難やいたずら、台風・洪水など自然災害による損害(地震を除く)は補償される。

・オールマイティタイプ(一般車両保険)
 保険料は標準的。エコノミータイプと異なり、単独事故や当て逃げなどでも問題なく補償される。盗難やいたずら、自然災害による損害(同)も補償可能。

 基本的にはこの2種類だが、ほかに「車同士の事故に限定したタイプ」「補償を充実させたタイプ」などもある。
 
■車両保険の選び方
 
 新車や車価の高い車の場合、盗難時の買い替え費用や事故時の修理費用が大きくなる可能性があるため、車両保険への加入は必須といえる。

 新車や年式が新しい車であれば、「オールマイティタイプ」が良い。補償が幅広く、単独事故もフォローしてくれて心強いからだ。購入後、年式が経過し、車価が60万円以下になっている車なら、“単独事故や相手が当て逃げした事故は自腹で…”と割り切って保険料の安い「エコノミータイプ」を選択するのも良いだろう。車価が20万円以下となる車は、保険料を支払っても車価分しか保険金は出ないため、車両保険を外すという選択をしてもよさそうだ。しっかりと考慮して選択しよう。

(文/西村有樹)

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