1日から加入できる!短期の自動車保険の仕組みと特徴

  • 【画像】短期の自動車保険の仕組み

 久しぶりに帰省して家族の車を運転しようとしたところ、自動車保険の被保険者の対象外になっていたなどの状況のため、保険が使えなくて困った経験がある方もいるのではないでしょうか。そんな時にお勧めなのが「短期の自動車保険」です。

 このサービスは文字通り「短期間」車を運転したい場合に加入できる保険です。パソコンやスマートフォンで申し込み、コンビニで支払うなど簡単な手続きで、思い立った時に手軽に利用することができます。そこで自動車保険を短期で利用する方法から、ケース別の上手な活用方法、「1日自動車保険」「ドライバー保険」のメリット・デメリットまで解説します。

短期で自動車保険に加入する方法はどのようなものがあるの?

 旅行で友人の車を交代で運転するなど、他人の車を運転する際に短期で保険を使う方法について確認していきましょう。

 短期で自動車保険を使うには、以下のような方法があります。
(1)1日自動車保険を使う
(2)ドライバー保険へ加入する
(3)他人の自動車保険を使わせてもらう
(4)1ヶ月単位で通常の自動車保険へ加入する(車を自分名義で所有する場合のみ)

(4)は通常の自動車保険を分割払いにして1ヶ月で解約するという方法ですが、車の名義変更をして、自分名義にする必要があります。

 2ヶ月未満など、短期間だけ運転する場合は、1日自動車保険やドライバー保険など短期間に対応している保険を活用することになります。

「1日自動車保険」「ドライバー保険」のメリットとデメリット

■「1日自動車保険」とは
 1日単位で加入できる自動車保険で、スマートフォンから簡単に加入できます。保険料は1日500円からとリーズナブルで、必要に応じて補償範囲を選択できる仕組みです。ただし、本人や配偶者、法人が所有する車を運転する場合は、補償対象外となります。

■「ドライバー保険」とは
 車を所有していない人向けの自動車保険です。通常の自動車保険と同様に1年ごとに更新し、等級制度や事故有係数が適用されます。そのため、1年以内の短期で利用する場合は途中解約することになります。また保険料は年齢によって異なりますが、年間2〜5万円程度が目安です。
【1日自動車保険のメリット】
(1)スマートフォンやコンビニなどで24時間いつでも簡単に加入手続きをすることができる
 保険料の支払いは、毎月の電話代金と一緒に決済されるキャリア決済や、コンビニ支払いなどのため、手間もかからず簡単です。
(2)必要最小限の無駄のない保険料で済む
 1日自動車保険は車を運転する日数に応じて1日単位で加入することができるため、支払う保険料に無駄が出ません。1日500円からとワンコインで済むのもポイントです。
(3)一定の日数無事故だった場合、自動車保険新規加入時に割引が適用される
1日自動車保険を販売している保険会社は、最大20%も割引となります。
(4)等級制度がない
 通常の自動車保険は等級が設けられており、事故を起こすと等級が下がり、支払う保険料が上がってしまいます。1日自動車保険には等級がないため、旅行など不慣れな道を運転する際は、念のため等級を守るために加入するのも活用方法の一つです。
【1日自動車保険のデメリット】
(1)PCなどから契約できない場合がある
 保険会社によっては、1日自動車保険はNTT docomo・au・SoftBankのスマートフォンからでないと加入できません。フィーチャーフォン(ガラケー)や格安スマホのユーザーの方は注意が必要です。
(2)一定期間以上車を運転する場合、割高になる
 1日500円の保険料でも、月額で1万5,000円にもなります。2カ月以上車を運転する場合、ドライバー保険も視野に入れてみましょう。
(3)搭乗者傷害は付いているが、人身傷害補償が付いていない
 事前に定められた規定の保険金しか支払われないため、場合によっては自己負担額が発生するリスクがあります。
【ドライバー保険のメリット】
(1) 搭乗者傷害保険が付いている
ドライバー保険は対人賠償保険、対物賠償保険に加えて、1日自動車保険ではカバーしていない搭乗者傷害保険が付いています。けがの状態に応じて支給され、自己負担額はほとんどありません。
(2)補償される車種の範囲が広い
 一般的な普通車から、軽自動車、2トントラック、バイク、原付までほぼカバーされています。
(3)2カ月以上他人の車を運転する場合は、1日自動車保険よりも保険料がお得
 プランも基本プランとセットプランが選べます。
【ドライバー保険のデメリット】
(1)基本的に他人の車しか補償されない点に注意
 家族の車や役員になっている会社名義の車は補償されません。これらは自動車保険で対応するため、うっかり無保険で運転をしたりすることのないようにしましょう。
(2)等級がある
 一般的な自動車保険と同じように、ドライバー保険には等級があります。事故を起こすと保険料が上がってしまいます。また、無事故で等級が上がって保険料が安くなったとしても、自動車保険には引き継げない点も大きなデメリットです。
 他人の車を運転する期間が「年間で2カ月以上」の場合のみ、ドライバー保険を選択する方がよいといえます。

期間やケースで変わるおすすめの自動車保険のタイプ

 短期の自動車保険をどのように選べばよいのか、シチュエーション別にお勧めの保険を確認していきましょう。

【家族や同居の親族の車を運転する場合】
 ドライバー保険は「他人(家族や同居の親族以外)の車」を運転するための保険です。家族や同居の親族、自分が役員になっている会社の車は補償の対象外です。1日自動車保険を利用する場合は、最長で7日間連続が上限です。7日を超える場合は、更新しながら活用することになります。

【他人(家族や同居の親族以外)の車を運転する場合】
(1)1日だけ、他人の車を運転する場合
1日自動車保険を選びましょう。1日500円から加入でき、事故があっても補償が受けられる頼もしい保険です。

(2)1カ月間、他人の車を運転する場合
1カ月間他人の車を運転する場合は、1日自動車保険を更新しながら利用するとドライバー保険加入よりもお得になります。7日間で更新という点だけ忘れないようにしましょう。

(3)2カ月以上、他人の車を運転する場合
1日500円の1日自動車保険ですが、2カ月では約3万円かかり、ドライバー保険加入と変わらない金額になります。2カ月以上、他人の車を運転する状況があらかじめ想定される場合は、初めからドライバー保険へ加入しておく方がお得です。

【レンタカーを運転する場合】
 レンタカーを借りる場合は、基本的にレンタカー会社の保険を利用することになりますが、ドライバー保険でも補償の対象範囲内です。しかし1日自動車保険は対象外なので注意しましょう。

 事故などで家族や友人の保険を使用すると、保険料が上がり迷惑を掛けることにもなりますので、ご自身で1日自動車保険かドライバー保険に加入するとよいでしょう。

短期でも自動車保険の加入は必要

 「少しだけ他人の車を運転したい」というシーンは意外と多いでしょう。しかし、いくら短期間、短時間であっても、無保険で車を運転することは大きなリスクが伴うため厳禁です。今回ご紹介したように、期間や状況に応じて「1日自動車保険」や「ドライバー保険」を利用し、万が一の事故に備えましょう。
※本記事は2020年6月12日時点の内容です。

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自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

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