2014年09月13日 10時00分

会社員、将来への不安“あり”が87.3% 1位は「老後の生活費」

気になるけど、なかなか聞けない『30〜40代サラリーマンの年収と貯蓄額』の現状は? (C)oricon ME inc. [拡大する]

気になるけど、なかなか聞けない『30〜40代サラリーマンの年収と貯蓄額』の現状は? (C)oricon ME inc.

 同年代の年収って? 貯金額って…? 誰もが気になる“同世代とのマネー事情”。そこで今回、オリコン顧客満足度調査では、30〜40代のサラリーマンを対象に『年収額と貯蓄額』について意識調査を実施した。結果、各世代の最多年収は30代で【300万円台】(28.7%)、中間管理職などへの昇進がある40代では【500万円台】(20.0%)だった。また、将来、金銭面での不安は【ある】が87.3%と約9割を占め、その理由には1位に【老後の生活費】(78.6%)、2位【日本経済の不況】(57.6%)が挙がっている。

 次に、現在の貯蓄額については30代で【100〜300万円未満】(25.9%)、40代で【1000万円以上】(36.2%)と大きな差があった。全体的には、年収と同程度から、もしくは少し上回る額を貯蓄している人が多いようだが、高額貯蓄に成功している人の貯金方法を見てみると、毎月金額を決めて貯金をしているだけでなく、余剰分やボーナスなどもしっかり貯蓄に回している倹約家が多かった。

 将来に備え、貯金をしていると回答した人のなかで、投資など“財テク”を用いた資産形成・資産運用に【興味あり】という回答は51.7%と半数以上。意欲的なサラリーマンが多いようにみえるが、実際に株取引や投資信託などを実施している人は38.0%にとどまり、また、「財テクの方法が分からない」(29%)ため実施していないケースもあり、興味を持ちつつも一歩を踏み出せない人もいるようだ。

 「資金に余裕がないから」(11.8%)という理由も挙がったが、今回の調査では年収300万円未満の人でも財テクで資産を増やしているとの回答もあり、資産形成・資産運用を始めるには、年収額が直結しているとは言い切れなかった。

【調査概要】
調査対象:30・40代の男性会社員
サンプル数:300人(各150人)
実施方法:インターネット調査
実施時期:2014年8月18日〜8月20日

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