楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースの違いは?選び方も徹底解説
ただし、楽天証券の場合「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」が設けられており、具体的な内容はまったく異なります。この記事では、両者の違いを特徴やメリット・デメリットの面から詳しく解説するので、選ぶときに役立ててください。
目次
楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースそれぞれの違い
楽天証券ポイントコース | 楽天ポイントコース | |
---|---|---|
ポイント投資の対象商品 | 投資信託のみ | 投資信託 国内株式(現物) 米国株式(現物・円貨) バイナリーオプション |
ポイント投資の利用上限 | なし | あり |
ポイント発行元 | 楽天証券 | 楽天グループ |
貯まるポイント | 楽天証券ポイント | 楽天ポイント |
ポイント利用先 | 日本航空 | 他の楽天グループサービス |
ポイントの交換先 | 日本航空(JMBマイル) | 全日本空輸(ANAマイル) 日本航空(JMBマイル) マリオット・インターナショナル(MARIOTT BONVOY) 楽天Edy アコーホテルズ(ALL ? Accor Live Limitless) など ※その他、楽天ポイント加盟店での商品・サービスの購入にも利用可能 |
SPU | 対象 ※投資信託・米国株式(現物・円貨)がSPUの判定対象の商品 |
対象外 |
ポイントの有効期限 | 最長2年間 ※毎年4月から翌年3月末までに獲得されたポイントは、翌々年の3月末で失効 |
ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日(ただし、期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば有効期限が切れることはない) ※期間限定ポイントの場合、別途設定されている有効期限による |
楽天証券ポイントコースの特徴
ただし、貯めた楽天証券ポイントを手動で楽天ポイントに交換することはできます。具体的には、以下の方法で楽天証券ポイントを獲得することが可能です。
超割ポイントプログラム | 国内株式手数料コースを超割コースにすることで、取引手数料の1%がポイントバックされる |
投資信託資産形成ポイント還元サービス | 毎月末日時点での投資信託残高に応じてポイントが付与される |
ご家族・お友達紹介プログラム | 家族・友人が紹介プログラムより口座を開設し、所定の取引をした場合は、紹介者および家族・友人それぞれにポイントが付与される |
各種キャンペーン | その他、取引やサービスの利用に応じてキャンペーンを実施している |
楽天証券ポイントコースのメリット
・投資信託のポイント購入時に利用上限がない
・楽天証券ポイントはJALマイルに交換できる
それぞれについて、解説します。
投資信託のポイント購入時に利用上限がない
ただし、購入にあたって利用できるポイント数に上限はありません。楽天ポイントコースでは利用できるポイント数に上限があるため、この点は大きな違いと言えます。
楽天証券ポイントはJALマイルに交換できる
なお、JALマイルに交換するためには事前にJALマイレージバンクの日本地区会員(入会金・年会費無料)にならなくてはいけません。手続きは日本航空のWebサイトから行いましょう。
楽天証券ポイントコースのデメリット
・SPUの対象外
・ポイントの使い道が限られている
それぞれについて、解説します。
SPUの対象外
つまり、楽天市場を利用する際のポイント還元率アップにはつながらないことに注意が必要です。楽天市場を利用する頻度が高く、できるだけポイント還元率を上げたいなら、楽天ポイントコースを選ぶのが無難と言えます。
ポイントの使い道が限られている
しかし、楽天ポイントコースであれば、投資信託だけでなく、国内株式(現物)や米国株式(現物・円貨)、バイナリーオプションなどより多様な金融商品への投資が可能です。投資信託以外の金融商品にもポイント投資をしてみたいと思うなら、楽天ポイントコースが適しています。
楽天ポイントコースの特徴
楽天ポイントコースのメリット
・他の楽天サービスでもポイント利用できる
・SPU対象でポイント還元率が上がる
・投資信託以外の取引ができる
以降では、それぞれについて詳しく解説します。
他の楽天サービスでもポイント利用できる
また、楽天グループ以外の加盟店でも商品・サービスの購入に楽天ポイントを使うことが可能です。加盟店の一例を紹介します。
SPU対象でポイント還元率が上がる
投資信託以外の取引ができる
しかし、楽天ポイントコースであれば、投資信託に加え、国内株式(現物)・米国株式(円貨・現物)・バイナリーオプションの取引もできます。より広い選択肢から選んで投資したいと思う人には、楽天ポイントコースが向いているでしょう。
楽天ポイントコースのデメリット
・投資信託の購入時は利用できるポイントに上限がある
・ポイントの有効期限が短い
投資信託の購入時は利用できるポイントに上限がある
ダイヤモンド会員以外 | 1注文:30,000ポイント |
ダイヤモンド会員 | 1注文:500,000ポイント |
ポイントの有効期限が短い
ただし、通常ポイントは有効期限内に新たなポイントを獲得することで延長されるため、あまり深刻に考える必要はありません。また、期間限定ポイントも楽天ポイントの加盟店で利用できる機会が多いため、この点に関してはさほどデメリットにならないでしょう。
楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースどちらを選べばいい?
そこでここでは、楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースのどちらを選ぶべきか、おすすめな人の特徴を解説します。
投資信託メインなら「楽天証券ポイントコース」がおすすめ
・ポイント上限に関わらず投資したい
・飛行機に乗る機会が多く、JALのマイルを貯めている
・SPUの対象かどうかはこだわらない
使い勝手の良さなら「楽天ポイントコース」がおすすめ
・楽天モバイル、楽天トラベルなど楽天グループの他のサービスを使う機会が多い
・SPUを使って効率的にポイントを貯めたい
・飛行機に乗る機会はあるが、ANAがメインである
ポイントコースは変更も可能
楽天証券のポイントコースの設定を変更する方法
2. 「ポイント設定・SPU>楽天ポイントコース設定へ」と進む
3. 同意書が表示されるので確認し、楽天会員としてログインする
4. 注意事項を読み同意したら取引暗証番号を入力する
5. 変更が行われたことを確認する
ポイントコースを変更せずポイント交換も可能
2. 楽天会員ユーザID・パスワードを入力してログインする
3. 楽天ポイント口座番号を確認したら、楽天証券の「ポイント交換 ログイン」にアクセスする
4. 楽天証券のログインID、パスワードを入力してログインする
5. ログイン後、ログイン画面の「ポイント交換」ページから楽天証券ポイントから楽天ポイントへの「交換」ボタンを押す
6. 画面の案内に従って必要事項を入力し、問題がなければ「確認」を押す
また、楽天証券の「ポイントコース設定」をあらかじめ「楽天ポイントコース」に設定しておけば、楽天証券ポイントから楽天ポイントへ自動で交換されます。
自分に合ったポイントコースでお得に投資しよう
自分や家族のライフスタイルも踏まえ、どちらにすれば効率的にポイントを貯められるか考えてみましょう。実際に試してみて違うと思ったら、途中でコースを変えても構いません。
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