楽天証券の株の買い方が知りたい!口座開設から買い方までわかりやすく解説

楽天証券の株の買い方が知りたい!口座開設から買い方までわかりやすく解説

楽天証券は、オンラインショッピングモール「楽天市場」や携帯電話会社「楽天モバイル」と同じ楽天グループに属するネット証券会社です。

簡単な操作で株を買うことができるうえに、一定の条件を満たせば手数料が無料になるなどのメリットが多いことから、高い人気を博しています。そこでこの記事では、これから楽天証券で投資を始めたい人のために、株の買い方を中心に基本的な知識を解説します。

mokuji目次

  1. 株取引をする前に!まずは楽天証券の総合口座を開設しよう
    1. 総合口座の開設方法
    2. 口座開設に必要なもの
  2. 楽天証券はさまざまな取引ツールで株が買える
    1. 楽天証券の株の取引ツール
    2. 買い注文の流れは動画でもチェックできる
  3. 【楽天証券:国内株式 現物取引】買い注文の方法を4ステップで解説!
    1. 【1】銘柄を検索する
    2. 【2】検索結果から希望の銘柄を決定する
    3. 【3】数量や価格などを入力する
    4. 【4】注文内容を確認して発注する
  4. 楽天証券おすすめ国内株式銘柄の選び方
    1. ランキングを見て選ぶ
    2. 投資情報レポートなどを見て選ぶ
    3. 株主優待の内容を見て選ぶ
    4. セミナーや勉強会の情報を活かして選ぶ
    5. かぶミニ®の特集ページを見て選ぶ
  5. 楽天証券の国内株式の取引に関してよくある疑問Q&A
    1. 株取引のメリットは?
    2. 株はいくらから買える?
    3. 楽天証券で株を取引する魅力は?
    4. NISA口座で株を買う方法は?
    5. 外国株の買い方は?
    6. わからないことがあったときの問い合わせ先は?
  6. 楽天証券の株の買い方は簡単!初心者も国内株式取引を始めよう

株取引をする前に!まずは楽天証券の総合口座を開設しよう

株取引をする前に!まずは楽天証券の総合口座を開設しよう

楽天証券を含め、証券会社で株取引をするためにはまずは口座を開設しなくてはいけません。ここでは、楽天証券の総合口座を開設する方法や必要なものについて詳しく解説します。

総合口座の開設方法

楽天証券で総合口座を開設する際の流れは以下のとおりです。
1. スマホで公式Webサイトにアクセスし「口座開設申し込み」をタップして必要事項を入力する
2. 本人確認書類手続きを行う
3. メールまたは郵送でログインIDなど必要な情報を受け取る
4. 暗証番号、勤務先情報など初期設定を行う

ログインIDを受け取ったら、ログイン画面にてログインし初期設定を行います。
参考:楽天証券:口座開設から手続きまで

口座開設に必要なもの

総合口座開設時には、以下の本人確認書類から1点を用意しましょう。

日本国籍の場合

運転免許証
住民票の写し
印鑑証明証
個人番号カード(表面のみ)
パスポート
各種健康保険証
住民基本台帳カード

外国籍の場合

在留カード
特別永住者証明書

なお、スマホで本人確認書類および顔写真の提出を行う「スマホで本人確認」を使いたい場合、マイナンバーカードまたは運転免許証が必要です。それ以外の書類を使う場合は、パソコンかスマホで書類をアップロードして本人確認を行います。

どちらの方法を使うかによって口座開設完了までの日数や初期設定時のマイナンバー登録の扱いが異なる点に注意が必要です。
本人確認方法 本人確認書類 口座開設完了までの日数 初期設定時のマイナンバー登録
スマホで本人確認 マイナンバーカード 最短翌営業日 不要
運転免許証 最短翌営業日 必要
書類アップロードで本人確認
(スマホまたはPC)
マイナンバーカード
運転免許証
住民票の写し など
約5営業日 必要

楽天証券はさまざまな取引ツールで株が買える

楽天証券はさまざまな取引ツールで株が買える

楽天証券の特筆すべき点として、取引ツールの豊富さが挙げられます。ここでは、株の購入に使える取引ツールについて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

楽天証券の株の取引ツール

楽天証券では、パソコン、スマホ対応の公式Webサイトからだけでなく、以下2種類のツールで株式取引をすることが可能です。

MARKETSPEED
(マーケットスピード)

楽天証券が提供するオンライン・トレーディングツール。2025年2月現在、Windowsに対応した「MARKETSPEED II」およびMacに対応した「MARKETSPEED for Mac」が利用できる。いずれも専用サイトからダウンロード可能。

iSPEED
(アイスピード)

楽天証券が提供するモバイル・トレーディング・ツール。2025年2月現在、スマホ(iPhone、Android)から使える「iSPEED」、iPadから使える「iSPEED for iPad」が提供されている。

買い注文の流れは動画でもチェックできる

公式Webサイトを用いた株の買い注文の方法は、動画で確認できます。また、各種ツールについても、株の買い注文の方法が画像を用いて詳しく解説されているため、実際に使う前に確認しましょう。

【楽天証券:国内株式 現物取引】買い注文の方法を4ステップで解説!

【楽天証券:国内株式 現物取引】買い注文の方法を4ステップで解説!

これまで株式取引をしたことがないなら、まずはパソコンを使い、楽天証券の公式Webサイトから国内株式の現物取引にチャレンジしてみましょう。

ここでは、株を買うための注文=買い注文の方法を4ステップで解説します。

【1】銘柄を検索する

まず、ログインしたら銘柄を検索します。「国内株式」→「注文」→「買い注文」と進み、「銘柄名」か「銘柄コード」を入力しましょう。一例として「楽天グループ」の株を買いたい場合は「楽天」もしくは「4755」という数字(銘柄コード)を入れます。
参考:楽天証券:PCウェブ 買い注文(STEP1 銘柄を検索)

【2】検索結果から希望の銘柄を決定する

「銘柄名」を入力すると、候補となる銘柄の一覧が表示されます。希望する銘柄を探し「買い」をクリックすると「現物取引(買い注文/受付)」画面が表示される仕組みです。

なお「銘柄コード」で検索した場合は直接「現物取引(買い注文/受付)」画面が表示されます。
参考:楽天証券:PCウェブ 買い注文(STEP2 検索結果から銘柄を指定)

【3】数量や価格などを入力する

銘柄が決まったら、注文にあたって必要な情報を入力します。それぞれの項目に入力すべき情報は以下のとおりです。

市場

市場(東証/JNX/Chi-X)を選択する。

数量

買いたい株数(単元株数=100株単位)を入力する。

価格

「指値」か「成行」の別を選択する。決まった価格で買いたい場合は「指値」を選ぶ。

執行条件

「本日中」「今週中」「寄付」「引け」「不成」「大引不成」を選択する。

口座

「特定」「一般」「NISA成長投資枠」を選択する。NISAでの取引として買いたい場合は「NISA成長投資枠」を選ぶ。

セット注文

買い注文と同時に同じ銘柄の売り注文を出したい場合は同時にセット注文(売り)を予約する」にチェックを入れる。

暗証番号

設定済みの取引暗証番号を入力する。銘柄名を確認し、買いたい株数などを入力します。

参考:楽天証券:PCウェブ 買い注文(STEP3 数量・価格を入力)

【4】注文内容を確認して発注する

注文内容を入力したら、問題がないかを確認しましょう。訂正が必要な場合は「戻る」で前画面に戻ってください。問題がなければ「注文」をクリックし、確定させます。
参考:楽天証券:PCウェブ 買い注文(STEP4 注文内容の確認・発注)

楽天証券おすすめ国内株式銘柄の選び方

楽天証券おすすめ国内株式銘柄の選び方

これまで株式投資をしたことがない初心者であれば、何を参考にすればよいか分からず、困惑することもあるでしょう。そこでここでは、楽天証券おすすめ国内株式銘柄の選び方について解説します。

ランキングを見て選ぶ

1つ目の選び方は「ランキングを見て選ぶ」ことです。楽天証券では「デビュー人気銘柄」「投資家によるランキング」など、さまざまな切り口での人気銘柄ランキングを紹介しています。多くの投資家から関心を集めている銘柄がすぐに確認できる方法です。

投資情報レポートなどを見て選ぶ

2つ目の選び方は「投資情報レポートなどを見て選ぶ」ことです。

楽天証券が運営する投資情報メディア「トウシル」には、「投資初心者」「株主優待」などのテーマでさまざまなレポートが掲載されています。自分の関心があるテーマのレポートを読み、そこで紹介されている銘柄の購入を検討してみましょう。

株主優待の内容を見て選ぶ

3つ目の選び方は「株主優待の内容を見て選ぶ」ことです。楽天証券では「株主優待検索」といって、株主優待の内容などさまざまな条件から当てはまる銘柄を探せる機能が備えられています

優待獲得のために必要な最低金額も表示されるので、用意すべき投資資金もすぐにわかる仕様です。
参考:楽天証券│株主優待検索

セミナーや勉強会の情報を活かして選ぶ

4つ目の選び方は「セミナーや勉強会の情報を活かして選ぶ」ことです。

楽天証券では、一般投資家向けにトレンド銘柄、トレーディングツールの活用などさまざまなテーマのセミナーや勉強会を行っています。どのようなセミナー・勉強会が行われているかは、公式Webサイトから確認できるので、興味がわくものに参加してみましょう。
参考:楽天証券│セミナー情報一覧

かぶミニ®の特集ページを見て選ぶ

5つ目の選び方は「かぶミニ®の特集ページを見て選ぶ」ことです。株には取引するための単位として「単元」が設定されているため、本来は購入する際は1単元=100株単位で買わなくてはいけません。

しかし、1株など100株未満でも購入できるサービスとして、単元未満株取引ができる証券会社もあります。楽天証券でも『かぶミニ®』という名前で、単元未満株の取引ができるため、少額から株式投資を始めることが可能です。

『かぶミニ®』の特集ページでは年代ごとに人気の銘柄ランキングを表示しているので、参考にしましょう。
参考:楽天証券│『かぶミニ®』

楽天証券の国内株式の取引に関してよくある疑問Q&A

楽天証券の国内株式の取引に関してよくある疑問Q&A

楽天証券の国内株式の取引に関してよくある疑問をQ&A形式で紹介します。NISAや外国株の買い方など、関連するトピックにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

株取引のメリットは?

株取引のメリットとして、値上がり益・株主優待・配当金が得られることが挙げられます。株を購入したときより高い価格で売れれば、差額を値上がり益として得ることが可能です。

また、株を一定数以上保有していれば株主優待としてその企業の商品・サービスなど一定の特典が受け取れます。さらに、企業が得た利益の一部を配当金として受け取ることが可能です。

ただし、企業によっては株主優待を行っていないことがあります。また、企業の利益が少なかったり、損失を出したりした場合は配当金も受け取れません。

株はいくらから買える?

楽天証券の『かぶミニ®(単元未満株取引)』では、通常100株単位(単元)での取引が、取引単位に満たない1株(単元未満株)から取引できるため、数千円あれば買えることになります

一方、1単元で取引をしたい場合は、数万円〜数十万円が必要です。初心者のうちは1株など少ない単位で取引をし、徐々に単元株での取引にもチャレンジしていくとよいでしょう。

楽天証券で株を取引する魅力は?

楽天証券の魅力として、以下の3点が挙げられます。
・楽天ポイントで国内株式が買える
・手数料がお得
・株アプリiSPEEDが使える
楽天証券では、楽天ポイントを国内株式(現物取引)の購入代金と手数料として使うことが可能です。NISAやPTS(夜間取引システム)での取引の際にも利用できます。加えて、一度設定すれば取引の都度設定手続きをする必要はありません。

また、楽天証券では国内株式の取引をする際「ゼロコース」を選ぶなど所定の条件を満たせば手数料が無料になります。そして、前述したように株アプリiSPEEDを使って取引することが可能です。

スマホからいつでも好きな時に取引ができるため、口座を開設したらインストールしておきましょう。

NISA口座で株を買う方法は?

楽天証券のNISA口座で株を買う方法ですが、銘柄を決めて注文にあたって必要な情報を入力する際に、「口座」として「NISA成長投資枠」を選べば問題ありません。

なお、NISA口座は総合口座を開設する際に一緒に申し込めますが、税務署での審査が必要になるため1ヶ月程度かかります

外国株の買い方は?

楽天証券では米国株や中国株など、外国株も購入できます。一例として、パソコンから米国株を購入する場合の流れは以下のとおりです。
1. 銘柄を決めて総合口座に資金を入れる
2. 楽天証券にログイン後、買いたい銘柄を検索する
3. その銘柄のページから発注画面に進む
4. 「現物注文>買い注文」を選択し、注文画面に進む
5. 注文画面で、「数量」「価格」「執行条件」「決済方法」「口座」を入力すると、「予想受渡代金」が表示される
6. 問題がなければ注文内容を確認し、確定させる

iSPEEDで購入する場合も、基本的には同様の流れで進めていきます。

わからないことがあったときの問い合わせ先は?

楽天証券を使っていてわからないことがあったら、AIチャットに質問したり、「よくあるご質問」のまとめを確認したりしましょう。大半の疑問点は解決できます。

楽天証券の株の買い方は簡単!初心者も国内株式取引を始めよう

楽天証券の株の買い方は、基本的には欲しい銘柄を探し、スマホやパソコンの画面の指示に従って操作を進めていくだけです。最初は慣れないかもしれませんが、落ち着いて進めれば特段問題ないので、気軽にチャレンジしてみましょう。

まとまった資金が用意できない場合でも『かぶミニ®(単元未満株取引)』であれば数千円単位で株が購入できるので、初心者でもハードルが低くなるはずです。

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※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。各種状況や法令情報等につきましては、公的機関等で最新情報をご確認ください。
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