【2025年最新】SBI証券株の買い方を初心者にもわかりやすく解説!
そんなSBI証券では、パソコンやスマホアプリを使って、株式投資を手軽に始めることができます。この記事では、SBI証券での株の買い方を初心者にもわかりやすく解説します。SBI証券で口座開設を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
SBI証券についておさらい
NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)の口座も開設できます。また、一定の条件を満たせば国内株式取引にかかる手数料が無料になるなど、先進的なサービスの創出にも積極的に取り組んでいる証券会社としても有名です。
SBI証券で株を購入する前にしておくこと
取引のための口座を開設する
なお、証券口座は、銀行で作る普通預金口座などとはまったく別ものです。株取引を始めたい方は、まずこの証券口座の開設を済ませておきましょう。
SBI証券の場合、公式Webサイトから取引のための口座=証券口座の開設が可能です。公式Webサイトから開設する場合は、基本的には以下の流れで行います。
2. 郵送もしくはオンラインで本人確認書類を提出する
3. 審査完了後、初期取引パスワードがメールもしくは簡易書留郵便で通知される
4. 初期設定を完了させたら、取引を開始できる
・通知カードおよび運転免許証
パターンA | @マイナンバーカード |
パターンB | @通知カード(またはマイナンバー記載の住民票) |
投資資金を証券口座へ入金する
サービス名 | 手数料 | 即時反映 | 金融機関の条件 |
---|---|---|---|
即時入金 | 無料 | 可能 | あり |
SBIハイブリット預金 | 無料 | 可能 | あり |
リアルタイム入金 | 無料 | 可能 | あり |
銀行振込入金 | 有料 | 不可 | なし |
振替入金(ゆうちょ銀行) | 無料 | 不可 | なし |
また、自動振替を設定すれば、投資資金を自動的に仕分けることが可能です。
リアルタイム入金とは、SBI証券が提携する金融機関から即時かつ手数料無料でオンライン入金ができるサービスを指します。SBI新生銀行や足利銀行・横浜銀行など所定の地方銀行に口座があれば利用可能です。
銀行振り込みとは、専用の振込用口座を申し込んだ上で、自分が普段使っている銀行口座からその振込用口座に入金する方法です。専用の振込用口座を申し込む際は、以下の3つの銀行のうちいずれか1行を選ぶ必要があります。
【SBI証券】株の買い方|パソコンから
ステップ1:取引種類を選択し銘柄コードを入力
遷移先のページで、画面上部から「取引>新規注文取引所」を選び、画面の案内に従い情報を入力してください。
なお、株を始める前に、現物取引と信用取引の違いを理解しましょう。現物取引とは、投資家の自己資金で、その時々の時価に応じて売買を行う取引のことです。これに対して、信用取引とは証券会社に担保を差し入れたうえで、金銭もしくは有価証券を借りて行う取引を指します。
信用取引はいわば「お金を借りて取引をする状態」であるため、自己資金以上の損失が発生しうることから、初心者には向いていません。まったくの初心者として株を始めるなら、現物取引からチャレンジしましょう。
参考:SBI証券:国内株式 現物買注文
ステップ2:株数や価格など注文内容を入力
なお、SBI証券では「S株(単元未満株)」といって、対象となる銘柄であれば100株未満でも購入できるサービスがありますが、詳しくは後述します。
また、株を購入・売却する際は、価格を指定する必要があります。以下の3つから選びましょう。
注文種類 | 特徴 |
成行 | 値段を指定せず、いくらでも良いから買う・売るという前提で注文する |
指値 | 「〇円までだったら買う」「〇円までだったら売る」と売り・買いの値段を指定し注文する |
逆指値 | 「その銘柄の株価があらかじめ指定した価格以上(以下)だった場合、指定した値段で発注する」という条件をつけて注文する |
ステップ3:間違いがないか確認して発注
【SBI証券】株の買い方|スマホアプリから
ステップ1:購入する銘柄を選択
スマホアプリでは、購入する銘柄の株価チャートの画面から注文を行います。そのため、以下のいずれかを使って買いたい銘柄を検索し、チャートを表示させましょう。
・株主優待で検索する
・テーマ投資を検索する
・決算スケジュールで検索する
・スクリーニングで検索する
・チャート形状から検索する
銘柄を選ぶと個別銘柄の表示画面に切り替わるため「取引」ボタンをタップしてください。そのうえで「現物買」ボタンをタップします。
ステップ2:株数や価格など注文内容を入力
番号 | 解説 |
(1) | 市場を「SOR」「東証」「PTS」から選択。基本的には「東証」を選べばよい |
(2) | 単元未満株(S株)で注文する場合にチェックを入れる |
(3) | チャートを表示させる場合にチェックを入れる |
(4) | 預かり口座の区分を選択する |
(5) | 注文種別を選択するが、初心者であれば「通常」を選べばよい |
(6) | 単元株数に従い株数を入力する |
(7) | 価格の指定方法を「指値」「成行」「逆指値」から選択。初心者であれば「指値」を選択するとよい |
(8) | 執行条件を指定するが、初心者であれば「なし」を選択するとよい |
参考:SBI証券:買い注文を出す(注文(現物買)の入力項目について)
ステップ3:間違いがないか確認して発注
SBI証券で株を買う際の注意点
約定後は注文内容を変更できない
また、約定前であれば取消注文・訂正注文を行うことで、注文自体の取り消しや内容の訂正を行えます。ただし、注文株数は訂正できないため、株数を変更したい場合は取消注文をし、その後に再度注文する流れとなるため注意しましょう。
国内株式取引時の手数料プランは2種類ある
手数料のプラン名 | 特徴 |
スタンダードプラン | 1回の注文における約定代金に対し、手数料がかかるプラン。現物取引の場合の手数料は55円〜1,070円(税込) |
アクティブプラン | 1日の約定金額の合計に対し、手数料がかかるプラン。1日の約定代金の合計額が100万円以下であれば手数料は無料 |
・外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
・特定口座年間取引報告書
S株(単元未満株)は価格や期間の指定ができない
前述したように、基本的に株式は1単元=100株単位で売買しなくてはいけません。しかし、証券会社の一部では、単元未満株といって、1株など100株単位以外での株の売買ができるサービスを取り入れています。
SBI証券では、単元未満株の売買ができるサービスを「S株」という名前で実施中です。ただし、注文有効期間は当日中に固定されているうえに成行注文となっているため、自分の好きなタイミングや値段で売買することはできません。
なお、パソコンからS株を注文するには、ログイン後「取引>国内株式」と選択し、表示される一覧の中から「単元未満株」を選ぶことで、注文入力画面を表示できます。
参考:SBI証券:単元未満株式(S株)現物買注文
また、スマホアプリから注文したい場合は、アプリの注文画面の「S株」横のチェックボックスにチェックを入れてください。
参考:SBI証券:買い注文を出す(注文(現物買)の入力項目について)
証券口座でNISAの利用はできない
例え、SBI証券で証券口座を開設していたとしても、別にNISA口座を開設しなくてはいけません。手続き自体は難しくありませんが、税務署による確認を行うため、開設完了までに1ヶ月程度かかる可能性があります。
また、同じ証券会社(ここではSBI証券)でNISA口座と証券口座を開設している場合、株を買う際は「預り区分」を指定しなくてはいけません。口座の種類により税金等の取り扱い方法が異なるためです。
SBI証券の株の買い方を知り投資を始めよう!
パソコン、スマホアプリともに簡単な操作で取引ができるため、まずは勉強がてら少額の資金から始めてみてはいかがでしょうか。
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※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。各種状況や法令情報等につきましては、公的機関等で最新情報をご確認ください。