シャープ、「株価下落率」マイナス33% 5月度『株価変動率ランキング』

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5月度『株価変動率ランキング』 (C)oricon ME inc.

 オリコンDサイエンスは先ごろ、企業株価の変動率に注目した『月間株価変動率ランキング』の5月度版を発表。対前月末と比較して、上昇・下落がみられた銘柄をそれぞれ『上昇率ランキング』、『下落率ランキング』として、各10社を紹介する。5月度の変動率は4月30日と5月29日の終値で比較している。

 5月度は、経営再建計画が発表されたものの、その内容が不安視されたシャープが「-33.08%」で下落率ランキングの4位となっている。

 トップ5とワースト5の各銘柄の変動理由として推測できる要因は以下の通り。なお、月末時点で出来高のなかった銘柄はランキングから除外している。

■<<上昇率ランキング>>
※銘柄(前月比)【上場市場/銘柄コード】の順で表記

【1位】
日本コンピュータ・ダイナミクス(427.89%)【JASDAQ スタンダード/4783】

 ITコンサルタント会社。データ検索の処理速度を従来比で最大100万倍に高速化できるシステムを今秋に商品化すると発表したことで、大きな値上がりにつながったと見られる。

【2位】
ハウスドゥ(171.7%)【東証マザーズ/3457】

 不動産売買仲介専門フランチャイズ企業。6月30日現在の株主を対象に1株につき5株の株式分割を実施すると発表。さらに、従来無配としていた期末一括配当は、20円の記念配当を実施するとのこと。

【3位】
タツモ(131.65%)【JASDAQ スタンダード/6266】

 液晶製造装置,半導体製造装置などの機械製造会社。第1四半期連結決算において、営業損益は1.8億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に転換し、通期計画2億円に対する進捗率は90%に達したと発表。

【4位】
郷鉄工所(118.37%)【東証2部/6397】

 破砕機で有名な建設機械メーカー。リニア関連株との思惑があり、収益拡大が期待され高騰。

【5位】
シーマ(107.14%)【JASDAQ スタンダード/7638】

宝石販売会社。期末決算において、来期売上高101億円(22%増)、最終利益2.9億円(126%増)と発表。業績回復を期待した買いを集めた。

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■<<下落率ランキング>>

【1位】
くろがね工作所(-36.56%)【東証2部/7997】

 事務機器などを製造するメーカー。4月24日売買分から信用取引の委託証拠金比率を50%以上に引き上げたことが嫌気された。

【2位】
イグニス(-35.01%)【東証マザーズ/3689】

 スマートフォンアプリの開発会社。第2四半期累計の連結最終損益は、3.1億円の赤字(前年同期は0.7億円の黒字)と発表。通期損益予想を6億円の黒字から5.8億円の赤字に下方修正。

【3位】
エスポア(-34.82%)【名証セントレックス/3260】

 過去にゲオグループに所属していた不動産会社。特に目新しい材料もなく、4月に高騰した反動で下落トレンドが続いた様子。

【4位】
シャープ(-33.08%)【東証1部/6753】

 AQUOSブランドで有名な総合家電メーカー。99%減資の報道を受け下落。経営再建計画が発表されたものの、その内容が不安視された。

【5位】
石山GatewayHoldings(-32.35%)【東証ジャスダックグロース/7708】

 自動車機器などの販売が主流。金融商品取引法違反の疑いで同社代表取締役で元社長ら2人が逮捕された。

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