自動車保険の走行距離 目安や割引差額はどのくらい?


【自動車保険ランキング】自動車保険、保険料で選ぶなら?

走る距離によって自動車保険料が変わる割引制度。どの程度差額が生まれるのだろうか(画像はイメージ) [拡大する]

走る距離によって自動車保険料が変わる割引制度。どの程度差額が生まれるのだろうか(画像はイメージ)

 自動車保険で「保険料は走った分だけ」といった広告を目にすることがあるが、これはどういった仕組みなのだろうか。また、保険料はどの程度差がつくのだろうか。今回は自動車保険の「走行距離割引」について解説する。

■ダイレクト型に多い走行距離割引

 自動車保険には大きく代理店型とダイレクト型(通販型)の2種類がある。代理店型の場合、走行距離による保険料の割引制度を用意している会社は少ないが、ネットや電話で申し込みをするダイレクト型では、走行距離による割引のある会社が多い。これは走行距離が短いほど保険料が割安になる仕組みだ。

 走行距離区分は会社によりまちまちで、たとえば「3000km/5000km/7000km〜」という会社もあれば、「5000km/1万km/1万5000km/1万5001km〜」という会社もある。この区分の決め方は、契約時にこれから1年間に走行する距離を予想して申告するパターンと、過去1年間の走行距離を申告するパターンがある。

■走行距離の目安はオドメーターで確認を

 走行距離区分は保険会社全体で統一されておらず、3区分、4区分、5区分、7区分といった具合に会社によってまちまちで、そもそも走行距離区分がない会社もある。割引がいくらになるかは、「7000km以下の区分なので◯◯円割引」と明示されているものではないので、実際に保険会社で見積もりを取り、そのうえで区分を変更して確認する必要がある。申告するときの走行距離の目安は、車に備え付けられているオドメーター(走行距離計)で確認するのが最も確実だ。しかし、新たに車を買った場合などは次を目安にしよう。

あまり乗らない =3000km以下
近所の買い物などが中心 =5000km以下
通勤・通学(片道30分くらい) =7000km以下
休日使用、時々旅行 =9000km以下
通勤・通学(片道1時間くらい) =1万1000km以下
毎日長距離を移動 =1万6000km以下
毎日かなりの長距離を走る =無制限

■走行距離区分により数千円の差が生じることも

 たとえば「20等級」「トヨタプリウス」「30歳以上補償」といった条件で、5区分のA保険会社で試算してみると以下の結果となった。

4000km未満  保険料 1万4850円
8000km未満  保険料 1万5320円
1万2000km未満  保険料 1万6930円
1万6000km未満  保険料 1万8260円
1万6000km超  保険料 2万1570円

 これは車の種類や使用目的、割引の有無など諸条件で変わるもので、一律この金額になるというわけではない。実際の差額がいくらになるかは、保険会社のホームページなどで見積もりを取り、距離区分を変えて確認しよう。また、距離区分の変更だけでなく保険会社が変われば保険料に差が出てくる可能性もある。保険会社と距離区分を変えながら、自分の距離区分で最も割安な保険を選ぼう。

(文/西村有樹)
フリーライター。保険や資産運用などマネー系に強く、「All About」で自動車保険ガイド記事のほか、銀行や保険会社、証券会社などの刊行物、国交省、財務省等官公庁の媒体など幅広く執筆。ほかにも雑誌「プレジデント」「ベストカー」などでも多数の記事を担当する。

>>【自動車保険ランキング】「ダイレクト型」で利用者満足度が高いのは? TOP10を発表

>>「痛車」は自動車保険に入れる? 補償対象外になりうるケースと注意点

自動車保険選びのポイント

任意保険には、対人・対物賠償や人身傷害補償、車両保険などさまざまな種類があります。事前にチェックして重視する補償を決めることが大切です。

自動車保険会社は、ダイレクト系と代理店系の2つに大きくわけられます。双方のメリット・デメリットをきちんと踏まえて選びましょう。

人身事故の最高賠償金額は約5億円。物損事故でも約3億円にのぼるケースがあります。まずは実際の事故事例を見て任意保険の必要性を知りましょう。

オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。