グノシー、黒字でも下落率3位に!? 10月度『株価変動率ランキング』

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【表】10月度「月間株価変動率ランキング」 (C)oricon ME inc.

 オリコンDサイエンスは先ごろ、企業株価の変動率に注目した『月間株価変動率ランキング』の10月度版を発表。対前月末と比較して、上昇・下落がみられた銘柄をそれぞれ『上昇率ランキング』、『下落率ランキング』として各10社を紹介する。10月度の変動率は9月30日と10月30日の終値で比較している。

 10月度は、9月に上場したブランジスタが上昇率で2位。また、下落ランキングでは、Gunosyが黒字にもかかわらず下落率3位となっている。

 トップ5とワースト5の各銘柄の変動理由として推測できる要因は以下の通り。なお、月末時点で出来高のなかった銘柄はランキングから除外している。

■<<上昇率ランキング>>
※銘柄(前月比)【上場市場/銘柄コード】の順で表記

【1位】
アクセルマーク(116.31%)【東証マザーズ/3624】

 インターネット総合企業。電通と共同でスマートデバイス向けの広告サービスの「BRAND SCREEN」の提供を開始し、材料視されたようだ。

【2位】
ブランジスタ(113.29%)【東証マザーズ/6176】

 電子広告メディア出版で、9月に上場したIPO。10月27日、オンラインゲーム事業・スマートフォンアプリ事業の連結子会社を設立すると発表。業績拡大に期待する買いを集めた。

【3位】
アイサンテクノロジー(86.06%)【JASDAQ スタンダード/4667】

 測量関連のソフトウェア開発企業。内閣府より「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討におけるダイナミックマップ構築に向けた試作・評価に係る調査検討」を受託したと発表。

【4位】
モバイルファクトリー(74.7%)【東証マザーズ/3912】

 インターネット事業を行う企業。一部メディアによる上方修正観測報道を材料視。3Q決算において期末予定配当を20円に増額したことも追い風に。

【5位】
日本パワーファスニング(69.61%)【東証マザーズ/5950】

 建設用ファスナー・金物及び工具類の製造・販売企業。政府による「民泊」に関する規制緩和の決定が関連されたとのうわさ。単元株数変更の発表があり、流動性向上を期待した買いを集めた可能性も。

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■<<下落率ランキング>>

【1位】
文教堂グループホールディングス(-42.93%)【JASDAQ スタンダード/9978】

 日本最大の直営書店チェーン。ノーベル文学賞を巡る思惑から買いを集めていたが、日本人の受賞はならず。また、15年8月期決算が赤字転落したことも響き下落基調に。

【2位】
サン電子(-42.84%)【JASDAQ スタンダード/6736】

 通信機器・パチンコ関連機器・ゲームソフトなどを扱うメーカー。7日引け後に、業績予想を下方修正。28年3月期連結業績予想の経常利益は27億円から4億円となり、嫌気されたか。

【3位】
Gunosy(-42.25%)【東証マザーズ/6047】

 ニュース配信アプリを作成・提供している企業。9月30日引け後に、16年5月期第1四半期決算を発表した。営業損益は4700万円の黒字ではあったものの、通期業績への警戒感が台頭か。

【4位】
クルーズ(-34.88%)【JASDAQ スタンダード/2138】

 ソーシャルゲーム、ネット通販を中心とする企業。ファイナルファンタジーグランドマスターズが100万ダウンロード突破するも株価は振るわず。東証1部など主力株に焦点が移った影響か。

【5位】
ファステップス(-31.94%)【東証2部/2338】

 スマートフォン利用のサービス・ビジネス構築等を行う企業。下期にかけて減益になる見込みと発表。先行き業績に対して警戒感が生じた模様。

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