2018年04月28日 11時00分
ネット証券口座への入金 3つの方法のメリットと注意点
インターネット環境があれば、いつでも取引ができて手数料も安いことが魅力のネット証券。実際に取引を始めるには証券口座に入金する必要があるが、ネット証券は店舗や専用ATMもないため、「どうやってお金を自分の口座に入れればいいの?」と思う人もいるだろう。ここではネット証券を始めるにあたって必要となる「入金」についての知っておくべきことや注意点を紹介する。
■“銀行窓口やATM”ならどの銀行からでも入金可能
一般的な方法のひとつが、銀行窓口やATMから利用証券会社の入金口座に振り込むというもの。どの銀行からでも入金できるのがメリットだが、振込手数料は自己負担のため、入金時に各金融機関が規定した手数料を支払う必要がある。また、証券口座への入金の反映も遅く、翌営業日になってしまうこともあるので注意が必要だ。
■“即時入金”で振込手数料が無料に
もうひとつの入金方法が即時入金(名称は各社によって異なる)で、ネット証券の入金では基本的にこちらを使うことが多いようだ。即時入金とは証券会社のウェブサイトから自分が利用したい銀行を選んで証券口座に入金する方法で、振込手数料を証券会社が負担してくれるうえに、入金が即時に反映されるというメリットがある。ただし、証券会社ごとに指定された銀行からしか入金できない点に気を付けよう。
■“スイープサービス預金”なら自動入金が可能
実施している証券会社の数は限られるが、「スイープサービス」という方法を導入しているところもある。これは、銀行の預金と証券会社の投資資金をひとつの口座で共有するというもので、証券口座にわざわざ入金することなく、株や投資信託の購入ができるなどのメリットがある。入金の手間を省けることで、ここぞという相場のチャンスを逃すことなく購入ができる。スイープサービス預金は普通預金のくくりに入るため、入出金が自由にできること、元本保証されていることも利点だ。また、金融機関は預金を投資に回してもらうことを狙って、通常の普通預金よりも金利を高く設定していることが多いのも見逃せないポイントだ。投資の金融機関選びのときには、スイープサービス預金の有無も念頭に入れるとよいだろう。
入金は投資家自身が便利だと思う方法を選ぶのがベストだが、選ぶものによってコストもかかる手間も変わってくる。手数料は積み重ねることで大きな負担になっていくので、せっかく資産運用をするのであれば、どの入金方法を選ぶのかをしっかり考え、お得に投資できるようにしよう。
(文・回遊舎 及川ふゆみ)
>>初心者でも安心 利用者に「取引のしやすさ」で選ばれたネット証券
>>【ネット証券】初心者がよくやる“うっかりミス”3つは何?
■“銀行窓口やATM”ならどの銀行からでも入金可能
一般的な方法のひとつが、銀行窓口やATMから利用証券会社の入金口座に振り込むというもの。どの銀行からでも入金できるのがメリットだが、振込手数料は自己負担のため、入金時に各金融機関が規定した手数料を支払う必要がある。また、証券口座への入金の反映も遅く、翌営業日になってしまうこともあるので注意が必要だ。
■“即時入金”で振込手数料が無料に
もうひとつの入金方法が即時入金(名称は各社によって異なる)で、ネット証券の入金では基本的にこちらを使うことが多いようだ。即時入金とは証券会社のウェブサイトから自分が利用したい銀行を選んで証券口座に入金する方法で、振込手数料を証券会社が負担してくれるうえに、入金が即時に反映されるというメリットがある。ただし、証券会社ごとに指定された銀行からしか入金できない点に気を付けよう。
■“スイープサービス預金”なら自動入金が可能
実施している証券会社の数は限られるが、「スイープサービス」という方法を導入しているところもある。これは、銀行の預金と証券会社の投資資金をひとつの口座で共有するというもので、証券口座にわざわざ入金することなく、株や投資信託の購入ができるなどのメリットがある。入金の手間を省けることで、ここぞという相場のチャンスを逃すことなく購入ができる。スイープサービス預金は普通預金のくくりに入るため、入出金が自由にできること、元本保証されていることも利点だ。また、金融機関は預金を投資に回してもらうことを狙って、通常の普通預金よりも金利を高く設定していることが多いのも見逃せないポイントだ。投資の金融機関選びのときには、スイープサービス預金の有無も念頭に入れるとよいだろう。
入金は投資家自身が便利だと思う方法を選ぶのがベストだが、選ぶものによってコストもかかる手間も変わってくる。手数料は積み重ねることで大きな負担になっていくので、せっかく資産運用をするのであれば、どの入金方法を選ぶのかをしっかり考え、お得に投資できるようにしよう。
(文・回遊舎 及川ふゆみ)
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