2014年10月25日 10時00分
使い勝手で決める! 桐谷さんが選ぶ“優待付き”有名企業株
株主優待でおなじみの桐谷さんこと桐谷広人氏が厳選した、“使える優待”付きの「有名企業株」3銘柄とは。 (C)oricon ME inc.
投資をするならまずは日本を代表するメジャー企業に、と考えるビギナー投資家も多いのではないだろうか。企業名が知れ渡っている分、安心感や親近感を抱きやすく、信頼感に長けているといえるだろう。そこで今回、株主優待生活でおなじみの桐谷広人氏が“使い勝手が良い株主優待”付きの注目3銘柄を紹介する。
■誰でも知っている有名企業に投資したい! 『日本代表企業株』
大手有名企業は、会社概要や事業内容の情報もキャッチしやすく、投資家からの安定した人気もある。しかし、一方で株価は高めの場合が多い。その点から考えると、桐谷氏は「悪材料が出て株価が下がっているときが狙い目」と明かす。底力のある優秀企業ならいずれ復活が期待できるので、株主優待で楽しみながら、じっくり保有しておくのも一つの手だ。
狙い目1:日本マクドナルドホールディングス(ジャスダック/2702)
株価に関するマイナス要因出ている時期だが、「そんな今が買い時ともいえる」とアドバイス。ハンバーガー、サイドメニュー、飲み物の無料引換券が付いた優待食事券は、店舗数も多く使い道に困らない。プレゼントしても喜ばれる優待品であり、使い勝手は◎。
狙い目2:ANAホールディングス(東1/9202)
飛行機搭乗時の普通運賃が50%になる優待券と、提携ホテルなどのクーポン券冊子1冊がもらえる。保有株数に応じて優待券の発行枚数が変わるが、最低購入単元数の1000株でも年2枚もらえるので、飛行機をよく使う人や、旅行好きの人は持っていても損はない銘柄だ。
狙い目3:吉野家ホールディングス(東1/9861)
牛丼チェーン店の老舗「吉野家」はもちろん、「京樽」や「はなまるうどん」でも利用できる300円サービス券がもらえる。保有株数によって優待券の枚数は異なるが、100株以上保有でも300円券×10枚(年2回、合計6000円分)とお得。
「有名企業は株主優待を実施していない場合も多い」という桐谷氏の言葉通り、上記のように使い勝手に優れている優待品を見つけやすいことは間違いない。銘柄選びの際は、ネット証券各社が提供している分析ツールを活用して、優待内容や使いやすさなど条件に合う希望銘柄を探してみよう。
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