マネックス証券のメリットは?おすすめできる人の特徴を解説

マネックス証券のメリットは?おすすめできる人の特徴を解説

マネックス証券は、auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券とともに、5大ネット証券のひとつに数えられる、大手ネット証券です。ネット証券での口座開設を考える際に、マネックス証券を選択肢のひとつとして検討している人も、少なくないのではないでしょうか。

証券会社を選ぶ際は、さまざまな証券会社のメリットとデメリットを比較、検討して、自分に適している会社で口座を開設することが重要です。

本記事では、マネックス証券のメリット・デメリットや、マネックス証券をおすすめできる人の特徴について解説します。
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mokuji目次

  1. マネックス証券のメリット
    1. 米国株式や中国株式の取り扱いに強い
    2. IPOに強い
    3. クレカ積立で最大1.1%ポイントが還元される
    4. ツールが豊富
  2. マネックス証券のデメリット
    1. 米国株式、中国株式以外の外国株式を取り扱っていない
    2. 1日定額コースは手数料が550円以上かかる
  3. マネックス証券をおすすめできる人の特徴
  4. マネックス証券のメリットとデメリットを把握して、口座開設先を選ぼう

マネックス証券のメリット

マネックス証券には、さまざまなメリットがあります。代表的なメリットとしては、下記の4つが挙げられます。

米国株式や中国株式の取り扱いに強い

マネックス証券のメリットは、米国株式や中国株式の取り扱いに強いことです。

米国株式の取扱銘柄数はおよそ4,500に上り、SBI証券や楽天証券に匹敵する豊富なラインナップがあります。中国株式については、2,000超の銘柄を取り扱い、香港市場に上場されている銘柄のほとんどすべてをマネックス証券で取引することが可能です。

米国株式と中国株式の双方で投資をしたい場合は、マネックス証券で口座を開設しておくと、幅広い銘柄から投資先を選ぶことができます。2024年の「ネット証券会社 オリコン顧客満足度ランキング」では、外国株式部門でマネックス証券は2位です。

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IPOに強い

IPO(Initial Public Offering:新規公開株式)に強い点も、マネックス証券のメリットです。IPOの取扱銘柄数は2021年に72件、2022年に62件、2023年に54件で、IPOを積極的に取り扱っています。

また、マネックス証券では、IPOについて完全平等抽選を実施している点も特徴的です。IPOを購入するためには一般的に、抽選に当選する必要があります。その抽選の際に、一部の株式については一定の条件を満たした優良顧客に優先配分する制度を設け、完全に平等な条件で抽選する株式の割合を限定している証券会社も少なくありません。

一方、マネックス証券では、申込株数に応じてすべての顧客に平等に抽選権を付与して、人の意思を介在させない無作為な抽選制度を導入しています。投資を始めたばかりの人も、公平な条件でIPOの抽選に参加できるのです。

クレカ積立で最大1.1%ポイントが還元される

マネックス証券には、投資信託の積立にクレジットカードを利用すると、最大1.1%のポイントが還元されるというメリットもあります。対象となるクレジットカードはマネックスカードのみですが、積立金額に対して最大1.1%のポイントが付与されます。クレカ積立のポイント還元はほかのネット証券でも実施されていますが、スタンダード(通常)カードでの還元率としてはネット証券での中でも最大です。

なお、マネックスカードでは、カードショッピングでも1%のポイント還元を受けることが可能です。ポイントは、Amazonギフトカードやdポイントといった他社のポイントとの交換や、投資信託の買い付け、株式の取引手数料への充当などに利用できます。

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ツールが豊富

資産管理や投資情報の収集に便利なツールが充実している点も、マネックス証券のメリットです。

国内株式の分析ツールである「銘柄スカウター」は、銘柄ごとに売上高や営業利益などのさまざまな情報を見やすく表示して、銘柄選定を効率的に行えるようになります。分析が苦手な人にも詳しい分析を行いたい人にも適したツールで、無料で利用することが可能です。

ほかにも、スピード重視の発注機能などがあり、国内株式のリアルタイム取引に便利な「マネックストレーダー」や、保有資産全体の動きをグラフで確認できる「MONEX VIEW」、資産の詳細な分析や資産設計のアドバイスをもらえる「MONEX VISION」といった、さまざまなツールも無料で提供されています。

投資初心者から投資歴の長い人まで、幅広い人に便利なツールを提供しているのもマネックス証券の魅力です。

マネックス証券のデメリット

さまざまなメリットがある一方、マネックス証券にはデメリットもあります。下記の2点も考慮に入れて、マネックス証券で口座開設するかを検討しましょう。

米国株式、中国株式以外の外国株式を取り扱っていない

マネックス証券のデメリットは、外国株式は米国株式と中国株式以外は取り扱っていない点です。米国株式と中国株式の銘柄数には強みがありますが、そのほかのヨーロッパや東南アジアなどの株式を取引することはできません。

投資対象として、アメリカ、中国以外の国の株式も想定している場合は、マネックス証券以外の選択肢の検討が必要になります。

1日定額コースは手数料が550円以上かかる

マネックス証券では、国内株式の取引手数料について、1日定額コースの手数料が550円(税込)以上と、ほかのネット証券に比べて割高な点もデメリットです。

ネット証券の国内株式の取引手数料には、1日の取引約定代金の合計額をもとに取引手数料を計算する「1日定額コース」と、1約定ごとに手数料が発生するコースがあります。中には、条件を満たせば手数料が無料になるネット証券もありますが、マネックス証券の定額コースは最低でも550円(税込)の手数料が必要です。手数料の点でほかのネット証券よりも不利といえます。

長期的に何度も国内株式の取引を繰り返す場合には、取引手数料の合計金額を少しでも抑えることが重要となるため、注意が必要です。

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マネックス証券をおすすめできる人の特徴

マネックス証券は、米国株式も中国株式もネット証券で上位の銘柄数を誇るため、投資対象にこれらを含める場合は、マネックス証券をおすすめします。IPO投資をしたい人も、取扱銘柄数の実績と、完全平等抽選を実施している点に魅力を感じる場合は、マネックス証券は有力な選択肢となります。

クレジットカードで投資信託の積立をしたい人で、スタンダードカードで少しでも多くポイントを貯めたい場合にも、マネックス証券はおすすめです。

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マネックス証券のメリットとデメリットを把握して、口座開設先を選ぼう

マネックス証券には、米国株式や中国株式、IPOに強いといったメリットがある一方で、米国株式・中国株式以外の外国株式や、国内株式の1日定額コースの取引手数料に弱みがあります。メリットもデメリットもしっかりと押さえて、自身に最適な証券会社を選びましょう。

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※本記事では、2024年4月30日時点の企業公式サイトの掲載情報などにもとづいて執筆しています。サービスを検討する際は、必ず公式Webサイトで最新情報をご確認ください。

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